★2024年11月20日更新 無駄とだと言われてもやり通す~そこに無限の泉があるから【暮らし・文化雑感】

【ブログ新規追加191回】

すごい朝焼けの今朝6時、これまた素晴らしい記事の紹介をする。

90歳で博士号、尽きぬ探究心 神大大学院で横浜の建築士;神奈川大学/カナコロニュースより。

【記事概要】

● 仕事と両立 がん闘病も経て

兼子学長(右)から学位記を手渡される白井さん=神奈川大学

 横浜市神奈川区に住む白井正子さん(90)が9月末、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科で博士の学位を取得した。

一級建築士として長年、設計の仕事を手掛ける中で、重要文化財の背景にある人々の営みや歴史に興味を抱き、73歳で同大学院に入学。病気やコロナ禍などを乗り越え、350ページに及ぶ博士論文を書き上げた。

「学びたい気持ちは尽きない」。卒寿を迎えてなお探究心を失わないその胸の奥には、「論文を本にしたい」という新たな目標が掲げられている。(カナコロニュースからの抜粋)

                  ★

なんと、御年齢90歳の女性が建築の世界で博士号取得と。

この人の前では、年齢も病気も苦難も「よし!きたきた!全部力にするぞ!」みたいなものじゃないか?と感じた。

本当にすごいし、素晴らしいお手本を見つけた気持ち。

記事を読み込む中で、ふっと、湧き出てきたことがあった。それは、「この人の強さってなんだろう?」って。

文中には、「やりたいことをやろう!」と決意してはじめた歴史的建造物の研究。

たしかに一級建築士の資格を持つそれ自体が大変な勉強を重ねられたのだろうが、建築事務所を持ち、強面の男性をまとめながらの現場監督・・・筆舌を尽くせぬ日々だったであろう。

その中で、彼女を支えた一点は、「国内の歴史ある建物の研究」だった。そのひとつがあったから、これまで頑張ってこれたのだと。

すきなこと、本当にやりたいことを見つけて、そこに邁進するまでにどれだけの時間を費やしたんだろう?無駄や無理もたくさん重ねてきたんだろうな。

彼女の中では、きっと人生ってこんな感じなのではないか?と思い描いてみた。

● 無駄なことの積み重ねが強さを作る

私が思うに人生には「無駄なことに全力を使う」これこそが大事で、底力がつく根拠だと考える。

そんな無駄なことをやって何になる!?」と、他人の比類なき声はスル―して、無駄なことの積み重ねを続けるのだ。

例えば、わたしのブログとか(笑)稼ぐことに躍起になっていない、ごく自然体で毎日、楽しく雑感めいた文章を書き綴っている。

他人から見れば、「稼げないブログに価値はない!」と、見向きもしないだろうとよく思うけれど。

でも、続けていると、ある日ある時、突然の不測の事態に陥ってもカバーできる強靭さを自然に持つことができそうだと考えている。

わたしは、これまで効率の良さばかりを求めて色々なものを切り捨ててきた。だから、いざ必要なときにまた取り戻すところから始めなければならない。

それでは、かえって非効率だとやっと気がついた。

そもそも、無駄かどうかは人様に決めてもらうことじゃないし、知的好奇心を満たすことに関して無駄かどうかは己が判断する領域だ。

教養とは、すなわち、今すぐには役に立たない知識の泉

しかし、身につけておくと、いざ必要なときにすぐ取り出すことができ、役に立つことがある。

人生とは、少しの運とたゆまぬ努力で切り開いていくものなのだ。

たとえ、教養を身につける時間的余裕がなくても。世の中のスピードが速すぎてそれを待ってくれなくても、継続という努力をする。

こんなことを考えながら毎日、ブログを書き続けている。

無駄な教養の泉を持てば、表現したいことが列をなして現れる

つい最近、来年やりたいことが見つかった。今はそれの調査中。これも無駄かもしれない。

う~ん、楽しみ♪

ボジョレー解禁!美味しく飲むために~きのこ料理とチーズやスープをお供に/きのこスープレシピあり【暮らし・ボジョレーヌーヴォー2020】

【ブログ新規追加190回】

今朝、急いで買ってきた、ボジョレー・ヌーヴォー2020

コロナの影響だろう。店頭では例年より品数も種類も激減していた。

わたしは、大のワイン好きだが、実はボジョレーはちょっと苦手。

なぜなら熟成していない葡萄のジュースだから薄い。

フランス産ボルドーのどっしりとした深い赤、スペイン産の太陽を思わせる赤、若い頃を懐かしむイタリア産のミディアムなキャンティなど、それと、カリフォルニアワイン協会会員のわたしがもっともおススメする、ナパバレー産の赤。揚げれば好きな品種は切りがないほど。

赤一択だけどね(笑)

それでも、11月19日だけは、この新人に席を譲る。

でもね。一番お安いので充分(写真のヌーボーは税込み1000円)

今日は、オンライン会議が終わり次第、お祭り気分で頂く予定。あ~楽しみ♪

ポルチーニ茸のチーズ

● ボジョレー・ヌーヴォーとは~歴史と独自の製法

ボジョレー ヌーヴォーとは、フランス・ボジョレー地区でその年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワインだ。

ボジョレーは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の町リヨンからは北部に広がる地区。なだらかな丘陵地帯。

その名は、「美しい高台」を意味するボージュBeaujeuに由来している。

ぶどう畑は起伏に富んだ丘の東から南斜面に位置するため、標高が高い割に気候は温暖で日当たりもよく、上質なワインづくりに適している。

花崗岩質、石灰粘土層の土壌で、黒ぶどう「ガメ種」との相性が非常によい土地なのだ。

この地では白ワインやロゼワインもつくられているが、ほとんどがガメ種からつくられる赤ワインがかりだそう。

ボジョレー ヌーヴォーとしては白ワインは認められていない

またワインのつくりかたも他の地区のワインとは圧倒的な違いがある。

通常は、発酵の前にぶどうを破砕するのだが、ここでは収穫したぶどうの房を、そのままタンクにいれて発酵させる。

こうすることで、ぶどうの重さでぶどうが潰れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まり、タンクの中に炭酸ガスが充満しはじめる。

そして、ぶどうの実の内部でさまざまな成分が生成され独特の風味が生まれるのだ。

収穫されたばかりのぶどうでできたボジョレーヌーヴォーは、渋みが少なく、フレッシュでフルーティな味わいになる。

一口飲めばきっと、寝かせたワインとはまた違った魅力に気付くはずだ。

● 赤ワインのためのきのこ料

料理小説からの抜粋。簡単で上品なきのこのクリームスープ。

きのこ類の軽いクリームスープ エリタージュ風

【つくり方】
 マッシュルームとセージをバターで炒め、ゆっくりと煮だして濾したものに、生クリームを加えて火にかけ塩で味つけをし、再び濾してスープを作る。

さらに別に炒めておいたジロル、しめじ、トリュフなどのきのこ類をパイで包み、オーブンで焼いた物を加える。

パイ皮を割るとプーンときのこの香りが口いっぱいに広がる

  料理小説「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」 村上龍・著(集英社)

★2024年11月18日更新 『FACT FULNESS』ファクトフルネス~学校では教えてくれない世界の教養【書評・文化】

【ブログ新規追加189回】

書籍「ファクトフルネス」は、TEDトークで、伝説のプレゼンテーションを行ったハンス・ロスリング氏が書いた書籍。

ハンス氏のプレゼンテーションは、TEDトークの数ある人気プレゼンの中でも、ダントツの視聴回数を誇る。

教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介するハンス氏。

本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。

いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。


これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。

でも、大丈夫。

著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。

その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。

で、こちらが伝説のTED(You Tubeより)

【書籍概要】

ファクトフルネスとは データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。


世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキルが「ファクトフルネス」なのだ。

【もくじ】

イントロダクション
第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
第2章 ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
第4章 恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
第5章 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
第6章 パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
第7章 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
第8章 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
第9章 犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
第10章  焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
第11章  ファクトフルネスを実践しよう
おわりに

かしこい人ほど囚われている10の思い込みはこれだ!1章~10章のもくじにすべての囚われる原因が膨大なデータとともに書かれている。

ここでは、11章の実践編を解説する。

● 11章 ファクトフルネスを実践しよう

著者のハンス氏の本業は医師である。長い間アフリカでの感染症予防対策と、新型の感染症の発見などを手掛ける研究チームで中心的な役割を果たしていた。

この時、とある村で新しい感染症「コンゾ」を発見し、チームは急いで、緊急対策チームとなり、村人が感染症に羅漢していないかを調べるために、村人の採血と診断の準備に入るのだが。

外で、50人ほどの村人が手にナタや刀を持ち、ハンス氏らのチームを奇襲してきたのだ。

彼らは、ハンス氏たちの注射を大量に用意する姿に「血液を抜き売りさばく業者」だと思い込んでしまったのだった。

ハンス氏のチームが、事前にしっかりと丁寧に村人に「新型の感染症が見つかったこと」「羅漢者が出ていないかを調べるために緊急でできる限りの村人に血液採取を願う要請」をせねばいけなかったのだ。

それを怠ったために、緊急チームのテントが奇襲されてしまった。

ハンス氏チームの修羅場を救ったのは、まだ10代のなんの学歴も無い小さな女子だった。

慌てて、すべての説明をするハンス氏の言い分をきちんと聞いて、村の血気盛んで優秀な男たちを一瞬で諭すのだ。

女子「この人たちは悪くない。この人の言う通りだよ。以前、はしかでたくさんの村の人が亡くなったよね。あれをまた、繰り返したいの?さあ、みんな、血液検査を受けて!」と。

以前、村中で苦しみ、悲しんだ記憶をたよりに「はしかの体験から正しいことを正しく判断し皆を導いた」この女子は、ファクトフルネスを大いに活用し、ハンス氏チームメンバーの命を救ったのだ。

このアフリカでの経験から、ハンス氏はデータ分析や人の思考の元になる教養、経験などを一つ一つ洗い出し、さらなる分析を重ねてTEDで発表。

世界的ベストセラー『ファクトフルネス』を生み出したのだ。

お金も権力も一切関係のない、思考と経験=脳内データという人間の持つ宝を自然に使いこなすことですべての問題は解決できる!

やり方は問題に対して→では、どうするか?すべての道すじ、英知を総結集させてものごとに向き合う。

ファクトフルネスをやることで、「勇気」「忍耐」「英知」が自然と身につき、悪いことを考えにくくする。良質な思考を積み上げてゆけば、常に正しい判断ができるのだ。

結論から言うと、この本は「全ての人」が読むべき本だと言える。

本の帯に「賢い人ほど世界の真実を知らない」とある。

いかに日々の報道や幼少期の教育によって、私たちが間違った事実を信じ込んでしまっているかという非常に分かりやすいデータがこれでもか!というぐらいに詰め込まれている。

データとケーススタディ三昧の本書。

ぜひ、一度手に取ってみて。

読むかどうか決めるのはあなた。

自己投資にこだわる理由~一生、興味津々で楽しく生きたいから勉強する【暮らし・自己投資術】

【ブログ新規追加188回】

11月も中旬を過ぎると、書店店頭では年々早まっている来年用手帳&カレンダーなどの売り場は少しずつ縮小されていく。

空いたスペースはクリスマス&年末年始の書籍フェアに使うため。そういった書籍の中で目立つのは、やはりお金関係の本だ。

 どうやって仕事や人生で成功を収めて富豪になるか?と言う単純明快な内容のものから、本物の自己投資を実現する習慣、様々な投資法を説く書籍など。

お金のクセを見つけて、人と比べるのではなく自分のモノサシで幸福度を測るやり方など、それは、100人の著者がいれば皆それぞれ違う観点で執筆された書籍のオンパレードになっている。

思うに今の時代は、ネット社会であらゆる情報が多量(無数)に流れては消えていく状態。過日、流行った、24時間で消えるSNSとか。

流行った要因は、写真以外の文字投稿の場合「ストレス解消」の一言だ。おかしなことを書いてしまっても、消えるのだから大丈夫だという考え方。

わたしは、そこまでしてSNSを吐き出すツールだとは思っていないから、消えれば何でもありとか怖い発想だとしか思えない。

さて、自己投資の話に戻る。

● 本当の自己投資に結び付けることがらとは?

今、「これさえあれば一生安心だ!」というものがなくなりつつある。

つい数十年前までは、学歴や大企業というものが圧倒的な幅を利かせていた。

しかし、今は高学歴で無職やフリーター、大企業であっても倒産する時代・・・。

というわけで、もはや、お金は将来への自分への投資に使うのが一番なんじゃないか?と、考える。

ここで我が家の話をすこし。一人息子は、大学受験時に本人から「学費は全額奨学金で賄う」と決め入試にトライし自宅から通える大学へ入学した。

家計への負担軽減というだけではなく、早くから自立したくて仕方がなかったのだと。

本人の気持ちからそうした。現在は会社員として単身で暮らしている身。結婚などにはまだまだ、目もくれず仕事に邁進中だ。

そんなワケで教育費という枠がかなり軽減された我が家で、その当時、わたし達夫婦が何に自己投資したか?

2年間は、夫が東京都の援助を受けてとある大学院に通ったがこれは有難くも無償だった。

その後はお互いの仕事の負債を埋めるための資金に変わっていった。

いくつになっても、機会があれば学習機関へ戻り勉強をする。自己投資だと考えて時間とお金を費やすまさに先行投資を続ける。

そうすれば、次の視野が必ず開けるものだと考えている。

● 自己投資は見えない未来への道すじ

そうこうするうちに、3年目にわたしの大病をきっかけに、まずわたしのすべての収入がストップした。

夫もわたしの介護をするために会社を早期退職、慣れない自営に変わらざるをえなかった。

とにかく、持っている資産はすべて生きるための資金にあっという間に早変わりした。

この後からは、大変な状況にかまけて自己投資する余裕すら無くなっていったのである。

考えるに本気で将来の自分のためになり、後に回収できるような「自己投資」をする気があるかどうかが大事な観点だった。

意識的に収入の5%を自己投資に充てるなどの明確な割り当てを決めた上で、何をやるか?など自己分析をしっかりと詰めておくべきだった。

この先行きを見据える視点は本当に重要。

せっかくやったのに、投資じゃなく浪費になってしまい、道半ばで挫折してしまった・・・というふうにはなりたくないものだ。

自己投資には夢や希望がある。お金をかけてもいいし、かけなくてもいい。
人生は勇気さえあれば、本人次第で、いつでもどういう形でもまき直せる。

一生涯、勉強を積み重ねて、自分で自分にあっぱれ!と言ってやりたい(笑)

● 最後に

デザイナーの佐藤可士和氏の書籍を紹介する。

日々、様々な角度からデザインを考える。氏の博報堂入社時での会話から。

~博報堂に入社してすぐ、自分のデザインを営業に見せた。

可士和氏「かっこいいでしょう?」

博報堂営業部「どこが?」

可士和氏「なんでわかんないんだ?!」

ここで、デザイナーは「デザイン」だけでなく「言葉」を補うことが必要なんだと、その時はじめて理解した。~「1冊まるごと佐藤可士和」 Pen編集部 (阪急コミュニケーションズ) より

         

秋花巡礼~日本画(屏風絵)から探す秋の七草【植物・美術エッセイ】

【ブログ新規追加187回】

秋の七草・・・萩・すすき・オミナエシ・桔梗・撫子・葛・フジバカマ

「秋の七草」は、奈良時代の歌人、
  山上憶良(やまのうえのおくら)が
  万葉集において選定した。

 「秋の野に 咲きたる花を
  指折り(およびをり)
  かき数ふれば
  七種(ななくさ)の花
  萩の花 尾花葛花 撫子の花
  女郎花 また藤袴
  朝貌(あさがお)の花」

※ 朝貌(あさがお)は桔梗。

春の七草は「七草がゆ」にして食を楽しむものだが、「秋の七草」は花を愛でて楽しむもの。

● 日本画で秋の七草を見つける

秋も終盤の15日は、我が街の美術館にて、日本画を堪能してきた。

そこで観た作品の映像から、ハッと!気づいたのが、「古の画家たちは、足元の季節を切り取って作品を作ってきた」という真実だ。

● 横山大観「春秋」

屏風画はその大きさからスマホで撮り切れず。残念。

左隻の「」だけを撮ってみた。今回の展示は撮影OKの作品が多く、それを目当てに来館される人も多そうだ。

【作品紹介】横山大観「春秋」

右隻に春のしだれ桜とたんぽぽ。左隻に秋の楓とりんどう、おみなえし、芒が描かれる。左右に季節の風趣を対比させて、没線主彩、たらしこみなどを用いながら、琳派風に描いたもの。

余白を大きく残すなかに、凛と咲くたんぽぽ、真っ青なりんどうが双方の画面を引きしめ、さらに落ちかかる一葉の楓が一瞬の時の流れを意識させ、静寂な雰囲気を与えている。

五浦時代に描かれた優品のうちの一つ。

一枚の屏風の右側に「春の花」、左側に「秋の花」を配置。このことからもわかるように、日本画の真骨頂は、反シンメトリー。左右対称ではない自由な画風が好まれたのだ。

今回の展覧会で秋花の魅力に感化されて、急いで、我が家の近所の自然公園に出向いた。

● 自然公園で見つけた秋の七草たち

もう、冬まじかで秋花も終盤。秋の七草のフジバカマはそこかしこに咲いていた。ノコンギクやオミナエシ、すすき、紅葉、竜胆(りんどう)を見つけることができた。大観の屏風絵にはやはり、桔梗ではなく竜胆(りんどう)が一輪描かれていた。

竜胆(りんどう)は公園内のある場所にまとまって咲いていた。ここは、毎年おさえている場所で、今年もその場所で可憐な青い花と出会えた。

とても幸せ。

大観の屏風絵にあった紅葉。公園でもばっちり紅葉していた。まさに同じ風景。屏風画と自然公園のマッチングを大いに楽しんだ秋の休日。

大観(水戸出身)もこの武蔵野に住んでいたのでは?と思わされる素晴らしい作品との出会いだった。

ぜひ、季節と美術作品のコラボを見つけてみて。

★2024年11月15日更新 文体が好きだから読む~もはや好きな文体がみつかったら文章とかどうでもいいのかも  【紙上講座・文体論】

【ブログ新規追加186回】

旅先でなぜか、文体のことをずっと考えていた。

わたしは、片岡義男氏や村上龍氏の作品の大ファンである。もう30年以上も。

それでも、そういった作品たちを肌身離さず読み続けてきたか?といえばそんなことはない。

だって、人の好みは日々移り変わるもの。無数に存在する作家の文体にたくさん触れて、好みの文体を見つけていくことは、わたしの一生をかけてのささやかなライフワークなのだ。

 文体とは

文章の様式。和文体、漢文体、あるいは書簡体など

筆者の個性的特色が見られる、文章のスタイル

と。

また、文体とは、文章を書くスタイルのことで、物語であれば主人公や作者の着眼点によって差が出てくるものだといえる。

この簡単な説明で文体のすべてを語れるわけではないが、要するに、個性的な文体を持つ作家なり書き手を見つけるのが、読者の最大の楽しみであるのは間違いないだろう。

ここで、「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」村上春樹(著)新潮文庫 からの一節を取り出してみよう。

~旅行というのはいいものだなと思う。

人の心の中にしか残らないもの、

だからこそ何よりも貴重なものを、

旅は僕らに与えてくれる。

その時は気づかなくても、

あとでそれを知ることになるものを。

もしそうでなかったら、

いったい誰が旅行なんかするだろう?~

村上春樹

わたしは、この数年、村上春樹氏のエッセイをかなり読み込んできた。それは、独特な乾いたというか、ストレートな表現がピタっと心に刺さったから。

無駄のないストレートでクリーンな文体。「僕ら」と言い切ることで、仲間、共有を図る憎い表現のしかたなど。

あらためて、独自の文体を持てる書き手の幸せを共有する、いうなれば、読み手=こちら側の幸せ感を村上春樹氏の作品が与えてくれた。

これこそが、「旅」であり「貴重な体験」だろう。

どうぞ、お好きな文体を見つけてみて。

きっと幸せ感が倍増するから。

毛利庭園(毛利甲斐守邸跡)の紅葉を愛で、NYの名支店でステーキを頂く東京旅③【ホテル・東京/紅葉と名店探訪】

【ブログ新規追加186回】

11月13日(金)爽やかな晴天。

お天気の良さに惚れ惚れする。午前中は、ホテルのお部屋にのんびり滞在。早朝の最上階での露天風呂は、インフィニティ風呂風で、天空に浮かぶような作り。

そして、例のごとく一人占め。コロナ禍での人混みを避ける狙いは今のところすべて順調に通過した。

ホテルのベッドはシモンズ製。化粧品のアメニティはすべてポーラ。こういった設備などの点もホテル選びではとりわけ重要になる。

そして、今回、この4つ星ホテルに決めた決定打は、六本木の名店10軒から選ぶ食事券つきだったのと、その中にNYの名店「エンパイア・ステーキ・ハウス」があったから。

もう、嬉しくてびっくり。NY国連にほど近い場所にあったその名店が2017年に日本に初出店したと噂ではきいて知っていた。

店内の仕様は本店同様に1920年頃のNYの世界観を再現している。あの映画「華麗なるギャツビー」レオナルド・ディカプリオ主演の映画のデザインを取り入れた店内。

店内の仕様を写真に撮らせて頂いた。

思いつきや通りがかりで入るのではなく、前もって予約を取ることで、何かお祝いがある場合は伝えておくと、ホテル同様に丁寧なサービスが受けられる。

わたしは、ネット予約だったので、当日入店の際に「主人の誕生日で予約しました」と、一言告げると、「わかりました!」とひとつ返事。

そして、通された席は、ソファのボックス席。記念日をしっかりと伝えると、こうした対応も受けられる。

ちょうど、10人ぐらいの男女のグループも同時入店で、入口付近の若干、せわしない場所に案内されていた。コロナ禍でのことでだろう。

しかし、入口にはコンシェルジュがいて、コートを預かったり、様々お客様からの要望を叶えるために待機していたから大人数対応ともいえそうだ。

大きな窓から、その10人がステーキを食べながら、密にならないように広く場所を取っている雰囲気が外から見えて、いいお店の宣伝になる。席の案内の仕方や考え方でその店のもつクオリティもはかれるもの。

さて、食事中に受けられる一番のサービスとは~わくわく。

● 「EMPAIE・STEAK・HOUSE」のランチコースメニュー

ランチはコースで全6品。

1,NYクラムチャウダー

2,プライム・グレード・ステーキ(サーロイン/ミディアムレアで)

3,付け合わせ/フライドポテト・ホウレン草のソース

4,2種類のパン/バター

5,デザート / これがお店からのサービス

6,深煎りローストコーヒー

通常、税込み5000円コース。これがホテルプランで0円。で、わたしが払ったのはサービス料(860円)のみ。

● 食後は毛利庭園に紅葉散歩に行く。

毛利庭園歴史

慶安3年(1650年)、毛利元就の孫、秀元が甲斐守となり、麻布日ヶ窪の地に上屋敷を設けた。 .

.. 昭和18年3月、「毛利甲斐守邸跡」として旧跡指定を受ける。

昭和27年3月にはニッカウヰスキーの東京工場となり、昭和52年には、テレビ朝日が当地を取得。

おなかいっぱいで10分ほど散歩。テレビ朝日内の毛利庭園で紅葉を見て大江戸線~京王線で帰宅。

                                                            ★                       

余談だが、14日の今朝、TV番組「旅サラダ!」で、~ご褒美旅 東京のおすすめ!~をやっていた。渋谷新名所とか。ちょっと笑う。

東京は、見どころが多すぎて、観光やアクティビティの焦点が絞り込みにくいとも言われている。

わたしも、銀座や大手町、有楽町とか大好き。しかし、夫の「ちょっと意味深い年齢を祝う」という目的に従い、お祝いのために忠実に真剣に、使えるクーポンやポイントなどのサービスを駆使して、ひとり約5000円の旅が実現した。(実計算では、本来二人で45000 円ぐらいの内容)

GOTOも今後感染拡大による大幅な変更があるかもしれない。絶妙なタイミングで使えて良かった。

これでもか!というぐらい情報を集めて、使えるクーポンやサービスを徹底させる・・・ゲームをクリアする作業によく似てる。

めんどくさい!と思えば、お金を使うしかないけれど。

わたしはコスパを追及するのが信条だからゲームを続ける。

★2024年11月13日更新 遊び尽くす東京 / 渋谷の新スポット&けやき坂イルミが始まった六本木②【ホテル・東京新スポット探訪】

【ブログ新規追加185回】

首都東京。東京には楽しいスポットがたくさんある。

しかし、昨日の新型コロナ感染者数393人!夕方のTVを六本木のホテルで観た。すえ怖ろしい数。

それでも、つかの間の旅気分を味わいたくて、夫の誕生日を都心で過ごすことに決めたのが10月末。

コロナ対策も万全で、無理せず、人混みを上手に避けて旅しようと念入りに用意をしてきた。

● 午前中は渋谷新スポットを攻める

11月12日、午前中は、新スポットが目白押しの渋谷(宮益坂付近)を探訪。新宮下パークなど新感覚スポットを中心に訪れた。

天上がガラス張りになっている書店

JR井の頭線を降り、宮益坂付近に出来た、まず、商業施設 渋谷スクランブルスクエア で、趣味の書店巡りをするため、TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエアを訪れた。(この書店は素敵過ぎるので、別の回でしっかりと紹介する予定)

次いで、新宮下パークへ行く。公園と商業施設とホテルが長い橋の上にある。NYの空中庭園を手本にした作りだそう。フードコートやホテルのコンセプトは「東西シルクロード」アジアやインドのお料理が豊富に頂ける。バーのクラフトカクテルや、かかっている音楽も無国籍、まったく新しい感覚のパークだ。

パークの裏手には飲み屋街がひしめいていた。平日、朝から、女子のグループが流行り?の「ジン・ソーダ」を相手に話し込んでいた。

氷なしのジン・ソーダ。女子でもつまみなし。強すぎてヤバイね。

新宮下パークホテル・シークエンス

で、パーク内のホテルやショップを見て回って、フードコードで軽くご飯を食べる。それから、宮益坂から路線バスで六本木駅まで15分間乗った。

夫は長い間、渋谷と六本木に勤め先があったので、実に詳しい。無駄な出費はしない、人混みは避けるなどの攻略をしっかりと立ててもらった。

● 午後~夜 六本木で遊ぶ

手はじめに、東京ミッドタウンの並びにある施設、富士フイルムフォトサロンへ出向く。ここは、この数年、ミッドタウンでのセミナー時に訪れる大好きな場所。

富士フイルムの製品から、数多くのカメラの展示、フォトギャラリーでは主にプロの写真展を3つは開催されているのだ。

今回も、熊野古道専門の写真家や鉄塔だけを撮る写真家の作品を観てきた。熊野古道の写真家フェアでは、写真集と熊野をデザインした手ぬぐいを頂いた。(写真展はすべて無料)

で、もうひとつ、すご~く楽しみにしているのが、富士フィルム製の化粧品「ASTALIFT] ショールームでの対面カウンセリング。今回は新しいリフトアップのクリームも入れて頂き、コロナ禍の影響でたった5分程度だったが、多めに試供品も貰ってとても充実した時間だった。

で、宿泊ホテルに早めのチェックイン。「カンデオホテル東京六本木」ここの売りである最上階の「露天風呂スカイ・スパ」に一番で入るには午後3時チェックインがベター。

写真は午後3時過ぎのスカイ・スパ.。ほんとに貸し切り状態なので写真を撮る。夜中の露天風呂夜景も楽しみになった。

屋根のない空中露店風呂

チェックインの時、フロントに「主人の誕生日祝いで・・・」と告げると、「それでは、お部屋のアップグレードをさせて頂きますが、それでよろしいでしょうか?」と、嬉しい対応。

クイーンサイズBED→キングサイズへ。もうひとつはお部屋の前面ガラス窓から東京タワーが見えるお部屋にアップグレードされた。

アップグレード後のお部屋

記念日やお祝いごとは必ずチェックイン時に伝えるようにしている。こうしてサービスをしっかりと受けるのが気後れせずにできるようになった。

年の功(笑)

部屋からの眺め

● 六本木けやき坂のイルミネーションが始まった

このイルミ、WEBで調べたところ11月13日からと。ああ~惜しい!と思っていたが、夕方六本木ヒルズ界隈を散歩しながら、今日2店めの蔦屋書店に行き、帰りにデリでお夕飯を地域共通クーポンで買おう!と出かけたが、何やら,けやき坂あたりが報道陣でいっぱい。

・・・すごい光のシャワー。12日から始まったよう。いい誕生日プレゼントになった。

それにしても12日は一日中寒かった。早くホテルに帰って食事&呑んでで、夜景を眺めながらのSPAに入った。

写真を撮るわたし

こんな感じで一日目を終えた。東京旅はまだ続く。

③は明日、アップします。

どうぞ、お付き合いください。

六本木に泊まる~GOTOトラベルで大都会のリゾート気分を叶える一泊二日の東京旅① 【ホテル・GOTOトラベル】

【ブログ新規追加184回】

11月12日(木)今日は六本木に宿泊する。

東京ミッドタウン六本木

東京在住者は、灯台下暗しで、それほど東京都心に宿泊することはたぶん滅多にないだろう。わたしも、音大の卒業パーティーでの京王プラザホテル(新宿)ぐらいしか宿泊経験はない。

だって、帰れちゃうんだもん(笑)

それが「もっと!東京キャンペーン」の場合、わざわざ都民限定で東京に泊まる!・・・なんとなくこの発想がいいなと思い、スノビッシュ東京のありとあらゆるホテルプランを検討し始めた。

その間にこんな東京在住ブロガーさんのTwitter記事を見つけた。

何?あのアマン東京リゾート!爆高いのよね。

でも、ツイートを見てみたら、ちゃんと、都民限定クーポンやGOTOも利用していた。

わたしでも「GOTO」や「地域共通クーポン」や「もっと!東京」など詰め込めば、アマン東京も射程範囲かも!!!

っと、ウキウキしながら、「もっと!東京クーポン」が配布されるまで毎日延々、東京のホテルを調べ続けた。

今年は、新ホテルラッシュの東京。手はじめに11月12日オープンの「ゲート・ホテル両国」と、8月にオープンしたばかりの「新宮下パークホテル/シークエンス渋谷」の2件に絞り込んで検索をした。

どちらも今年オープンされたスノッブな都会のホテル。わたしの考える宿泊施設としては◎だ。

で、だいたい10000円前後で宿泊、プランで食事のプレゼントチケット(5000円~15000円まで)のついたものをターゲットにしてみた。

実際はGOTOで35%引き、地域共通クーポンで15%のおこずかいみたいな金券がついてくる。しかも「もっと!東京」を手に入れれば、ひとり5000円の都からの補助と。ほぼ宿泊費のかからない旅が実現する。

しかし、「もっと!東京」の10000円クーポンを一旦は取れたものの、凡ミスでそれは使えなかった。

それでも、これだけ時間を使って東京のあらゆる宿泊施設を調べてみて、本当に魅力たっぷりな施設の多いのを改めて知った。

ただ、新型コロナウイルス感染者数が、昨日も300人を超える勢いだ。個人が油断なく出かけるように細心の注意を払うのが当然だろう。

そして、もう、他県へ出向かず東京一本でGOTO使って、「もっと!東京」を逃した分を楽天ポイントで補う作戦で、狙っていた三番目、六本木駅徒歩2分のとあるリゾートホテルをわずかな出費で予約した。

それでは、こころとカラダの洗濯に行って参ります(笑)

★2024年11月11日更新 自分に合った勉強スタイル→持続する~身につくブレイクスルーとは 【自己啓発・ブレークスル―術】

【ブログ新規追加183回】

● 自分に合った勉強スタイル→持続する→身につくブレイクスルーとは?

行き詰まりを突破する」~簡単に言うと、そういう意味のブレイクスルーという言葉がある。

科学的知識が飛躍的に発展したり雲間から太陽が出現するような、そんな意味がある希望の言葉だ。

割と、しょっちゅう、営業先でも難題にぶち当たったりして頭が煮詰まる。

逃げてしまうわけではないのにせよ、「どうやってブレイクスルーしようか?」と、考えを巡らせるもの。

そこで、思い浮かぶのが「勉強軸」でブレイクスル―して、角度を変えて問題を解決しようと。

ここで言う勉強するとは、状況を打開してくれる材料となる知識を得ること。

その知識の何を、どういう組み合わせて、どう自分にフィットさせていくか?を考えないと、ブレイクスルーは進まない。

学生的方法ではない大人の勉強スタイルとして、身に付きやすくストレスの少ないやり方で、しかも効率的に学びたいものだ。

プロセスにすると次のようになる。

◉ 自分に合った勉強スタイル→持続する→身につくブレイクスルー

と、こんな感じになる。

さて、ブレイクスル―する場面は、なにも仕事の現場ばかりではない。

大昔、こんなことがあった。ここに書き留めておこう。

                                                            ★                           

30年前、NYのレストランで、英会話の本を元に食事のコースを2人分頼んだはずだったが、どうみてもメインだけが3人分出てきた!

で、何度言い直しても、まったく動じない。要するに「ファーストで聞いた注文だ!」と、言い張るのだ。

結局、その3人前のエッグベネディクト風のビッグな肉料理を夫と二人でヒーヒーしながら食べた記憶が蘇ってきた。

なんて苦い経験(とほほ~)

                                                          ★


やっぱり英語ができなくちゃ!っと帰国後は意気込んでみたが、まったく続かず。すぐに撃沈となってしまった。

この場合のブレークスル―は、すぐに次の海外旅行を決めてしまう!これに尽きる。必然性とやる気を掛け合わせて、今後は失敗しない料理の頼み方を身につけよう!とか。

忙しい毎日に勉強軸を落とし込むのは本当に難儀中の難儀。

今まで何度も中断してきた英会話などは、やはり、仕事などで必然性が生まれなければ、全くやる気もしないもんよね。

 観光程度で海外へ行っても、単語を並べることでやり過ごしてしまえるし、ぶっつけ本番の緊張感を伴う旅もそれはそれで楽しいもので、身を入れてやる気が起らない。

しかし、先のエッグベネディクト風料理の話ではないが、こういった場面で、スラスラと英語で対話できたらどんなに楽しいだろうと想像する。あっ!妄想か(笑)

相手だってきっと同じ。東洋からきた言葉の通じない宇宙人みたいな人を相手にするのはさぞ、辛いだろう。

で、平和的解決=ブレークスル―は、できないほうが、できるようになる!たったこれだけ。

● 大人の勉強法~ブレークスル―だけではない基本的思考

自分の頭で考えて自分の意志で、自分に必要な勉強は何か❓を考察する。

やはり、こうしたことが学業終了以降の大人には断然必要だと感じる。

 当面のライバルがいるわけでもないし、他に何の縛りもない。

「何もやらない」という選択もできるのだが、期限をつけて大学課程でもう一度勉強し直す、なんてことも可能だ。

自分の強みは何か❓を見極めて、仕事の幅を広げ人生を豊かにしていくのも、すべて勉強次第。

勉強に取り組むスタイルは生き方の姿勢に通じていくものだろう。

 そこで、私は何を使ってどんなスタイルで勉強に取り組んでいこうか?と自分自身に問い直してみた。

何処かで誰かの講義を聴く時間と、身近なWEB記事や新聞からの極力加工されていない一次情報をしっかりと毎日頭に入れていくと決めた。

書籍紹介

僕らがやっている最強の読み方」東洋経済新聞社・池上彰氏×佐藤優氏が、新聞・書籍・ネットなどからの情報をどうやって有効に取り込むのが良いか?という秘訣を、惜しげもなく披露してくれている。2016年出版だが、自分の知見で正しい情報をつかむ、コロナ禍の今に断然フィットする内容だ。

【書籍概要】

まずは最低限、自分の読んでいる新聞の元の思想やニュース源がなんであるか?ということをしっかりと捉えておかないといけない。


新聞はWebを併用して1紙5分でざっと読む。雑誌は週刊誌中心でOK。ネットは使いやすいお気に入りサイトを選りすぐる。

 ◉ 世の中で起きていることを「知る」には新聞で。
 ◉ 世の中で起きていることを「理解」するには本で。

 結局、身近な新聞各紙で勉強する!と簡単な方法に落ち着いた。

知的好奇心を揺さぶる知識は自分を守るためのツールであると同時に、心が喜ぶ栄養だろう。


 さて、手始めにまず、新聞の4コマ漫画読むぞ!(笑)