毎年の定番を用意するのはもうやめる~わたしのお気に入りを刷新する話   【暮らし・脱定番】

【ブログ新規追加182回】

11月に入って、もうスーパーで鏡餅を売っているのを見て、何だか早すぎる!と思った。

お歳暮やクリスマスケーキやおせちの案内がされているフロアで、ボジョレー・ヌーヴォーの予約もやっている。せっかくの季節の行事を1つ1つ楽しむことがしにくいなあ〜と。

ちょっとした風情とゆったりとした時間の感覚がほしいとつくづく感じる。

                  ★  

クリスマス前のシーズンには、秋の楽しみの1つとして「キャンドルを灯す」という習慣を今までしてきた。

前回の引っ越し時、新しいキャンドルを2つ購入した。

1つはベリーの香りがすてきなピンクのエッフェル塔型のキャンドル風ライト、これは12月に入ったら毎日夕方に灯して、癒やしの香りを楽しみながら家事をするために使いたい。

もうひとつは石鹸の香りがフレッシュなキャンドルだ。多分新年を迎える用意をしながら、今年をしんみりと振り返る時に灯そうかしら。

日々の暮らしの中にお気に入りの映画と灯火を添える光の演出で、何でもない空間が特別なものに見える。

刻々と変化するキャンドルの光を見ていると、心が平らかになったような気持ちが広がり、とても素敵な瞬間だ。

                 ★

と、書いていてふっと頭をよぎったのが、もうさ、「お気に入り」とかいうセンチな表現はやめようと。

なぜ、そんな風に思うのか、それはある年代以上になってくると、自分の体と心、特に気持ちを上げ調子にもっていき愉しむことが大事だけれど、意外なほど難儀だとも感じる。

要するに、これまで幾度か書いてきたが、小さな感激や感動を「豊富な経験」が邪魔をするのだ。つまらないとね。

休みの日に今の自分をもっと上げ調にするためのポイントをノートにメモしてみたら、その数なんと77もあった!

ちょっと、ここにリストアップしてみると。

”1日に1回、「単純記憶力」を鍛えよう”

“太陽の高さや風向きを気にしながら歩く”

“かつお節をなんにでもトッピングする”

・・・なんて生活全般やったほうが良いと思うことをたくさん書き出してみて、いままでは、どんどんやっていくよう仕込んできたのだ。

きっと、飽きずに毎年やっている自作のお気に入りの習慣は、もう飽きたんだろう。

簡単なやりやすいものごとだけをどんなにこなしても満足には至らない。

わざわざ忙しい11月にスタートするのが良い!と思う何かを探して行こう。

張りのある毎日を送るキーワードは「刷新」だ。

さあ、新しい観点の新しい習慣を見出す11月。

※ 最後に

暮らしの手帖・編集長 / 松浦 弥太郎氏のことばより

 文章を書くのにコツはあるかと訊かれたら、どう答えたらいいかと、ふと考えてみました。

素材を生かしたり方法を考えたりと、文章を書くことは料理をすることに実に似ています。

文章は面白くなければいけない。

料理はおいしくなければいけない。

やっぱり似ています。そして愛情も必要というところも。                             松浦 弥太郎氏 くらしの手帖より

〇〇力/キーワードで書かれた本を集めてみた~みんなが寄ってたかったネーミングの根拠はどこにある?【文化・影響力】

【ブログ新規更新181回】

● 「力」というタイトルが流行った背景とは

このブログで取り上げてきた書籍もゆうに100冊は超えているが、「〇〇力」とついた書籍の多いことに気づいてちょっと筆をとってみた。

2012年頃「聞く力」阿川佐和子氏(文春新書)がブームの火付け役になったんでは?と、推測する。

新書ブームが起こったことでも話題になった超ベストセラー。

実際にはご本人のインタビュアーとしての立ち位置に関する事柄が大半で、アイスブレークの仕方や人の本音、以外な言葉を引き出したエピソードが満載だったように記憶している。

さて、ここでは、「〇〇力」とタイトルに「」を入れた書籍の紹介をする。読んだ本だけ。

「断る力」勝間和代氏(文春新書)

「大人の精神力」斎藤孝・著(ベスト新書)

「群れない力」関口智弘・著(経済新書)

「いい加減力」竹村健一・著(太陽企画出版)

などまだまだあげれば切りがない!新書の ” 力ブーム ” が続いていた。

もう、本当に誰もが「」とつく本を書いている。

まるでトレンドキーワード、言葉の力に大きく左右されているなと大いに感じた現象だった。

● キーワードの持つ影響力とは

影響力・・・「他に働きかけ、動き、考えを変えて行く

確かに「聞く力」のように何週間もベストセラーのトップにランクインしていた本は、手に取った人の多さでは影響力を持って世間の新書を求める動向を変えたと思う。

しかし読んだ人が皆、動きや考えを変えたか??という点では分かり得ない。

また「力」に変わるキーワードが出てきたら、皆一斉に有名、無名に関わらず、キーワードに飛びついて執筆、出版されてきたのは明らかだ。

私としては個人の時代になって誰でも自分の記事、作品をアピールできる昨今では「話題の先取り」これに尽きるのではないか、と感じている。

テレビ、新聞などのメディア離れが叫ばれているが、どうしてまだまだメディアの持つ情報量の膨大さや、物事の真意など世間の圧倒的な支持を得ている現実がある。

そこで個人も横並びに勝負できるとすると、「先取り感」「」といったキーワードが一番世間が欲しているんでは?と常に考える。

要するに「誰よりも先に!」が必須で、競合していないかなどのマーケティングがしっかりとなされなければ、もう、個人の記事や無名の作家の作品は読まれない。

● 個人の時代の影響力はネット検索すればわかる

情報」という点で、日常的に私も検索をたくさんかけて情報を集めている1人だが、検索ほど個性がでるアイテムもそうないな、とこの頃感じていた。

例えば今回の「力」に関する情報を集めようとした時に何を中心に集めるのか?これって人によってすべて対照があるので100人いたら100とうりの検索方法がある!ということだ。

ちなみに私がどういう検索をかけていたかというと「〇〇力 キーワード 影響力」という言葉を切ってやってみた。実際は「影響力」のみにスポットが当たってそれに関する事柄がば〜っと羅列されて出てきた。

まあ、当然だろと思うが、捉えにくい言葉などは思いっきり省かれて出てくる。

それだけでは情報が足りない場合は辞典や過去の関連書籍をあたることとなる。

固有の場所などの検索は比較的簡単だが、キーワードを関連づけて検索をする場合のやり方は人それぞれ。

実はこのことは密かに面白いと感じていて、小説のネタやアイテムになるな、と思っている。

● まとめ 

今週後半は秋旅をする予定で、真新しい情報を集めている。

今では、紙のガイドブックは買わないし、だいたい持ち歩かない。だから、自分の頭に検索した最新情報を詰め込んで、あとはスマホ検索になる。

現場で出会う検索には反映されてはいない真新しい出会いはブログに書く。こういった生の情報は自分の目利きで調べていくしかないのであろう。

わたしは、現場に出て困る!分からないからやみくもに歩き回る!こうした行動がとても多い。

日頃から、正しく調べることに関して「なめてかかっている」のでそのぶん痛手が大きいのだ(泣笑)


自分の持っている情報が必要に応じて「更新」されているか、またそのことに気づけるかが重要だ。

それには普段から知性の土台を築いて(例えば文章やふるまいなどを磨く)、想像力を鍛えていくことが「情報の目利き」に通じていくことではないかと感じている。

流行ってるからって、何でもすぐ飛びつくのはカッコ悪いよね。

でも、真性の先取りだったら、一はやく伝えて行けば、影響力も倍増するだろう。

それが、メディアではなく、個人発信だったら。誰にでもチャンスは足元に転がっている。

※ 最後に斎藤孝氏の「大人の精神力」からの抜粋をひも解く。

「精神」というと、「鋼のごとく鍛えられた揺るぎないもの」をイメージしますが、環境が激変する現代ではむしろ「どんな変化にも対応できる柔軟な精神力」が必要です。

45歳〜60歳までに上手に精神を保つ環境を整える=ギアチェンジをすれば60歳から先が大きく変わる!   斎藤孝

★2024年11月8日更新 毎日2時間ブログに向き合う~自分に与えるギフトの時間/呼吸をするように書く 【紙上講座・ブログ進化論】

【ブログ新規追加180回】

● 毎日書くのは楽しみであり、負担は一切ない

わたしにとってブログを書く2時間は、あきらかに自分への投資時間であり、自分へのギフト以外の何ものでもない。

慌ただしく、平凡な毎日。その中でも日々進化を続ける気持ちや想いを文字にして残す。

本当に素晴らしい意義深い時間だ。

己の感情を言語化する→思考の組み立て訓練になる。 また、言語化したことで、後々に振り返りができるのがいい。

これは、自分の消えない財産だと考えるようになった。

もう、目の前の幸せを追うだけじゃ飽き足らなくなっていた時、出会ったブログ。ここでは、自由に表現し続ける行為と深い思考そのものがささやかな財産になってきた。

日和見でもなく、過度に表現に悩むのでもなく、奔放に書きたいことを綴り続けるだけで、無上の喜びが得られる。

毎日更新する・・・これがまったく負担にならない。待ち遠しいぐらい(笑)

成功の秘訣は、思考をグルっと変えることができたからに他ならない。

それは、毎日、自分へ時間のプレゼントするというように思考を変換させた。

毎日更新の副産物は、思考の深堀りが容易になってきたところかしら。毎日書くといっても自分という人間の数%しか切り出せないもの。

その数%を言語化できたら、次の場面が必ず待っていてくれる。要するにネタ不足の心配などまったくない。

書けば、書くほど、書きたいことが溢れるのだ。

この、無限ループにハマってしまったので、わたしはブログ一本で、どこまででも行ける気さえしている。

以前のブログに「365日書く」という記事をあげているが、たとえ365日続けたとしても、その先、ずっと書き続けていくだろう。

365日書く」→リンク先http://miikostyle.blog.jp/archives/22235548.html

● 「いますぐ書けの文章法」を続けて今がある

いますぐ書けの文章法」堀井憲一郎・著(ちくま新書

【書籍概要】箇条書きにしてみた。

プロにとっては文章は「道具」でしかない。

アマチュアにとっては「個性が現れる表現方法」だ。

「漢字を減らせ」

「すぐ改行しろ」

自己表現したい人は文章書きにはなれない。

文章を書くことは、自分を〝さらす〟ことだ。

※ わたしは、この書籍から学んだ「漢字をへらせ」「すぐ改行しろ」を実践中。

● まとめ

毎日2時間を自分に与える→たかが2時間、されど2時間だ。

周辺のいろいろを手際よくこなして、時間を捻出する。これが、ただ、忙しい!だけでない充実した生き方に移行した。

目に見えるものも大事だし、大好きだけれど、目に見えない時間を最優先して生きることを選んだら、確実に人生が変わった。

誰も見ていないところで、じっくり積み重ねていけるのがブログの魅力。

これが、財産となって残って行くんだ。

嬉しいし、楽しい毎日。

立冬から生活美人を目指して~今年のやり残しをやりきろう!【暮らし・冬が来る前の雑感】

【ブログ新規追加179回】

11月7日は立冬。

この日を境に一気に冬へ気候が変わるのだそうだ。ココアが売れ始めるのもうなずける。

そこで、今年一年の目標ややり残した事柄の収束など、来年への希望と期待を込めて書いてみようと思う。

● 一年の終わりを11月にしている理由

わたしの生活全般の切り替え時期は11月。ここで、今年一年の総まとめを行う。

総まとめの内容。

①家計・・・仕事の収入や来年の展望などを思い描き、ざっくりと翌年一年でかかるお金を見通す。

②人脈・・・人の動きに応じて、住所や連絡先の書き直し、追加など。今ではあまり年賀状も書かなくなったから、気をつけておかないと消失しかねない記録などの更新。

③自己研鑽・・・読んだ本の記録はしてはいないが、来年一年間を費やして学ぶ内容の選定。ここが一番楽しいかも。

12月に入ると、師走のせいか、どこか気持ちが落ち着かない。だからこそ、秋と冬のスキマにこんな自分自身の生活一切を取りまとめておく期間が実に大事なのだ。

毎年の恒例にしているのも、わたしの性格というか習性からきている。

根っから落ち着きがなく、常に新しい事や面白そうな事、珍しい事などにアンテナを張って生きてきた。

取りまとめが大好きで、どんどんやって行くうちに、年末が前倒しになったってわけ。

しかし、悲しいかな、年齢を重ねるうちに、かなりの経験そのものが、自分を諭してしまう。

「もうね、無理はしないの」とか。

「誰とも張り合わないの」など。

50代特有の言い訳がつい、口からこぼれそうになる。

それでも、「えいや!」と、元気を出して、やることリストを作り、どんどん手をつけてやって行きたいのだ。

そうでないと、興味を引く事柄が少なくなり、人との出会いもマンネリしてくるかな~と、感じている。

要は、今までの自分から「脱皮」するための11月なのだ。

● 本物のニューノーマルを目指すのが来年の目標

コロナ禍の中、ニューノーマルを真剣に捉えて、思考も行動も真っ先に変化させよう。

きっともう、今までのやり方や生き方には戻れないし、戻らない。

戻るなんて、自分が飽きてしまって、つまらなく感じてしまうのがわかっているから。

素敵な事や美味しい物、美しい景色などは、ほんの少しあればいいんだ」と、いつも思う。

まだ見ぬ景色は、自分が奇跡を掴んだ時に見えるものだろう。

そして、奇跡はお金で買えない経験。

いっそ、脱皮するために、全部捨てるのはどうか??_などと考えてもみた。

いいや、捨てるのではなく、取捨選択を研ぎ澄ますのだ。

何でも前向きに「やる事」には大きな意味や希望があり、そこに向かって集中しなければ何事も成就しない。

反対に「捨てる事」にはそれ相応のリスクがあり傷を伴うけど、いつでも容易く捨て去るのが可能だ。

とすると、できる限り自分で選び取った生活や家族、仕事、友達を大切にして、時には支援を受けたりするのも許容せねば、「奇跡」など絶対に起きない。

こう一人納得している。そこで生活美人のポイントは、

今ある材料で組み合わせるのが正解~と、こんな風に考えをまとめた。

やっぱり未来が美しくなるヒントって、生活の現場にしかないのだろう。

わたしの住む街では、11月15日「コロナ終息を願う花火」が2回打ち上げられる。なんてベストなタイミング!

この日までにやり残しをやり切り、次の年への展望を描きながら夜空を見上げて、花火に酔いしれたいと願う。


11月から12月。卒業も入学もない平凡な日々に喝! を入れたいと思いちょっと語ってみた。

冬が来る前にね。

巣ごもり食品と家のご馳走雑穀ご飯~デトックスを兼ねられるご飯&パンの話    【健康・雑穀とは】

【ブログ新規投稿178回】

新型コロナウイルス感染防止にともない、外出を控える動きは当分まだまだ続く。仕事中に寄るコンビニにも「巣ごもり食品」?だと思える商品が増えてきた感じがしている。

また、単なる巣ごもり需要ではなく、在宅勤務で鈍った身体を気遣うかのような、糖質を従来より50%も軽減したロカボドーナツや糖質制限パンなどを見つけた。

写真は巣ごもり食品 くるみ雑穀パン

コロナ禍になって、くだんのビジネスマンもみな健康志向になっているんだそう。タバコを辞めた、ウオーキングをしている、パンやご飯を減らしているなど。

かえってコロナがわたし達の健康志向を引き上げたのだろう。

● 年末にかけて腸の汚れをデトックスしよう

11月に入って、公私ともども多少時間がとれるようになってきたら、とたんに思い出したように体の調子が悪くなった。

腸の具合が???で、どうも前からだが腸の動きが悪いらしく、昨日はあまりにもおなかが痛かったので雑穀米で対処した。

どうやらデトックスの必要があるようだ。

どうにか早く治したいところなので、腸をきれいにする食べ物が必要であるなと考え、雑穀に注目してみた。

写真は話題のスーパーフードを詰め込んだ雑穀米

これが、わたしの腸活ご飯。

入っているのはこちら→大麦・もちきび・あわ・ひえ・アマランサス・キヌア・黒米・赤米・はと麦・発砲玄米・黒ゴマ・白ゴマ・とうもろこし・たかきび・黒豆

● もち麦の美味しさ、満足感でダイエットも叶う~理想の主食

食べながらダイエットしたい!食べながら身体に負担のかかる糖質を制限したい・・・など、日々の食べ方や食生活はなんて、深くて重いんだろうと、よく考える。

それは、ひとりひとり皆、摂りたい食材が違うことや、我が家のように長期に渡る食事療法を続けている家庭などでは、「食べる=生きる」に繋がる重要なミッションなのだ。

それでも、食べ物の魅力には敵わない。どうせなら食事療法であっても美味しく食べたいし、制限中の糖質は「最高のご馳走」として、たまに食べる日を設けるなどして楽しむ食生活を送りたい。

しかし、ダイエット中に「ご飯食べたい!」という衝動にかられることも多い。そういった場合はたいがい白米の摂取が多かったのでは?と振り返るようにしている。

健康面にも気をつけながらダイエットをしたい! という場合には話題の「もち麦」をすぐに取り入れて切り替えてきた。

もち麦入りのおにぎりは、おにぎりひとつでレタス一個分の食物繊維が摂取出来るのも人気の1つだ。

食物繊維を取りながら、見た目もプチプチや大豆などカラフルで、もちもちとした甘みのあるご飯は、本当にご馳走そのもの。

● もち麦のダイエット効果

写真はもち麦パン

もち麦は大麦の一種で、米にうるち米(普段食べている米)と、もち米があるように、大麦にも「うるち麦」と粘りのある「もち性の麦」がある。もち麦は後者のことを指す。

名前の通り、普通の大麦よりもっちりとした食感と、100グラムあたり10グラム以上もの食物繊維を含んでいるのが特徴。

白米の食物繊維は100グラムあたり0.5グラムなので、なんと約20倍もの量が含まれていることになる。

そのため、ダイエット中に気になりがちな血糖値の上昇は白米の半分程となっている。

● もち麦のダイエット成分

そして、最も注目すべきもち麦のダイエット成分は、もち麦の食物繊維の大部分を占めている「β(ベータ)-グルカン」という水溶性食物繊維だ。

この成分はキノコや酵母にも含まれ、同じ大麦ならうるち麦よりもち麦のほうがより多く含まれている。

β-グルカンは、胃や腸の中で他の食べ物と混ざり合い、脂質や糖質の消化吸収を抑えるはたらきを持っているといわれている。

食後の血糖値抑制効果のほか、悪玉コレステロールを減らしながらも善玉コレステロールを減らさないという特徴も併せ持っている。また、腸内環境を整える作用あり。

いいところづくしのもち麦!

 どうぞ、きれいな腸の習慣をもち麦で果たしてみて!


★2024年11月5日更新 オーケストラを5倍楽しむ方法~ニュースタイルの演奏会/鑑賞報告 【暮らし・音楽】

【ブログ新規追加177回】

11月3日、1年ぶりにコンサートホールでの演奏会を鑑賞した。

舞台の様子が今までとはまったくといっていいほど違う。それは、演奏者の譜面台数の多さだ。今まででは、たいがい二人で一本の譜面台を使う。

それには、理由があって、二人で片方の演奏者が譜面をめくる役目があるからだ。

しかし、今回は各自一本の譜面台を持ち、それぞれが約Ⅰm 離れての演奏。果たして音のまとまりはどうなるのだろう?

お互いの呼吸や間合いなど、距離についての試行錯誤が見て取れる配置だった。

結果オーライ。

楽団員がより互いを意識し、オーケストラという演奏形態を存分に楽しんでいたことが音からも、ステージからも溢れていた。

● 指揮者は時間を彫刻する ~指揮者;佐渡 裕氏「棒を振る人生」より

 クラシック音楽は芸術と呼ばれる。
確かに素晴らしい作品はあり、神々しい演奏はある。

しかし音楽だからといって、それがすなわち芸術だとは限らない。

例えばイチローがとても難しいボールを高度な技術で打ち返したとき、人はそれを「芸術的なバッティング」と呼ぶ。

普通の人間にはできない技をとても美しい流れで見せた瞬間、それは「芸術」と呼ばれる。

しかし、僕は自分を芸術家だと思ったことはない。

それは周りが与えてくれる称号のようなものであり、僕自身は自分のことを 「音楽を扱う職人」 だと思っている。

楽譜という設計図をもとに、なかなか思いどうりにはならないヴァイオリンやフルートの専門家たちを動かして、地道に音を組み立てていく。

その作業はむしろ現場監督の仕事に近い。
                       佐渡 裕

わたしは、もうずいぶんと長い間、楽器を演奏することから離れている。しかし、佐渡氏の「棒を振る人生」を再読して、考えが一変したのだ。

そうか。

芸術というよりは、職人なんだと。それなら、大曲が一曲きっちり弾けなくとも、誰に聞かせなくともいいのだと解釈した。

なまじ、プロで演奏してきた・・・という自負がかえって、音楽への高い壁となっていたんだと気づく。

これからは、興味のある作曲家の解析したい曲を分析していこう。これをライフワークにしたくなった。(実は得意分野)

分析をじっくりやって、作曲家の曲の構成や思いを知り、独断で演奏を続ける。

もはや自由研究の域だ。これで、演奏家の端くれの活動になるね。

とても嬉しい。

早速、曲の分析からはじめよう。わくわくの愉しみがひとつ増えた。

● オーケストラを5倍楽しむ方法

以前は週末電車に乗ると、楽器を抱えた人をよく目にしたものだ。

もしかしたらその多くは、アマチュア・オーケストラの団員だったのかもしれない。

現在、公共施設の充実に伴い日本には市民や学生のアマオケが多くできており、東京地域だけで約400団体、全国では1000団体を超えているそうだ。

昔はチケットを購入し、都内の有名ホールで聴く演奏会ばかりだったが、ここ10年ぐらいの間にアマチュア・オーケストラに所属する人が増えて、プロ顔負けの演奏会が多数、各地域のホールで開催されている。

しかも、そのほとんどが無料である。

私も今では、有料、無料にかかわらず、聞きたいものがあれば行ける範囲で行くようにしている。

プロとアマの違いは簡単に言うと、そのことで食べていけるかどうかだけである。

アマオケの団員募集を見ると楽器を習い初めて2〜3年、週末に練習参加できることなど、ハードルの比較的低い募集が多い。

このところ、演奏する機会も鑑賞する機会も格段に増え身近になった音楽を、生活の充実のために使わない手はないだろうと思うのである。

※ 昔、ブラスバンド部や軽音楽部などに所属していた人ならば、こういった楽団では常時、メンバーを募集している。

プロの指揮者、歌い手、弾き手と共に一曲を作り上げる醍醐味が得らえる。副産物としての友達や教養、音楽の知識など。

● オーケストラを5倍楽しむ~わたしの方法

ここで、私なりの「オケを5倍楽しむ方法」を書いてみよう。
1,ホールを楽しむ
  このところ建て替えなどで新しくなったホールや劇場に出かけることで
  非日常の雰囲気を味わう。
2,クラシック音楽の曲自体に焦点を当てる
  好きな曲の譜面にかかれた記号を、いかにオーケストラという集団で
  音にしているかという場面を堪能する。
3,楽器の美しさを楽しむ
  約、15種類の楽器を一同に目にすることができる。
4,ステージ衣装も必見
  ソロを務める女性のドレスやソワレなどを楽しむ。
5,指揮者の音楽性を読み取る
  音の組合せや仕上げ方の妙、指揮の個性、解釈や盛り上げ方を読む。

● 次にオーケストラの構成例を示しておく。


 弦楽器
   第一ヴァイオリン(8人)、第二ヴァイオリン(7人)、ヴィオラ(3人)、
   チェロ(5人)、コントラバス(3人)
 管楽器
   フルート(3人)、オーボエ(3人)、クラリネット(3人)、ファゴット(2人)、
   コントラファゴット(1人)、ホルン(4人)、トランペット(2人)、
   チューバ(1人)、  トロンボーン(4人)
 打楽器
   パーカッション(1人)
に全体のコントローラが加わる。
   コンサートマスター or ミストレス(1人)、+指揮者 合計52人
———————————————————————————————–
ベートーベンの交響曲第9番(合唱)などだとさらに舞台に上がる人が増える。構成をこうして改めてみると、曲全体をまとめる指揮者の力は計り知れないものと感じる。

 ● 最後に

さすがにアマオケといっても、指揮者は全体の指導と仕上げを兼ねるため、指揮者がアマチュアである楽団はほぼない。

常任を雇っているところや契約で数名が代わるがわる演奏会を支えるという具合だ。普段はよく知られている交響楽団に所属しているプロが多く、演奏のクオリティはある程度保たれているようだ。

私はピアノ専門なのでオケに参加の経験がなく、大集団で演奏できるということに憧れをもっている。

邪道かもしれないが、この1〜2年くらい好きなチェロなどのレッスンに通い、音が整ってきたらどこか程よいアマオケに入団して、交響楽団の舞台に立ちたいなどと夢にみている。

コロナの影響で疲れていた心身を、各段にリフレッシュできる ”音楽に触れる時間” を確保してみてはいかが。



★2024年11月4日更新 琉球王国の美しき宮殿を歩く~2016年9月の旅から(正殿焼失1年~復元への願いを込めて)【写真で綴る旅・沖縄編】

【ブログ新規追加173回】

2019年10月31日。琉球王国の名残を留めてきた首里城が大火災焼失した。

35年前、結婚したばかりのわたし達夫婦は友人たちと、沖縄に出かけた。その時はまだ、王宮の復元真っ最中、守礼門の前で、紅型を着て写真を撮ってもらった思い出がある。

で、4年前、憧れだった琉球王国の王宮首里城正殿に出向くことが叶った。それから3年、まさかの大火災焼失。これまで5回も焼失してきた王宮だ。

昨日まで、NHKでは沖縄王宮復興に関する様々な進捗を番組にして放映してきた。わたしもわずか二度の王宮訪問だったが、未来への王宮復元を願うひとりとして、ここに2016年当時のブログ記事をアップする。

琉球王国の美しき宮殿を歩く(2016年10月6日)加筆あり

● 首里城の歴史

首里城正殿

1420年、第一尚民・初代国王が基礎を築いた琉球國のグスク-「首里城」は、国主の住居や宮殿 兼 行政機関として建設されたものだが、城の立つ場所にも深い意味がある。

城内には、神が宿る場所である「首里森うたま」や「京の内」が存在しており、単なる宮殿ではなく神聖な場所・神殿でもあった。

世界遺産を含む首里城見学のメインである「正殿」は、装飾や色彩が美しく、特に正面にある龍を柱に見立てた「大龍柱」は、琉球独特のデザインである。

● 沖縄旅行の目的

梅雨の時期に旅行をするのは「修学旅行生」だけじゃないか、なんてながく思っていた。

亜熱帯に属し、本土より早く梅雨入りして湿気と集中豪雨が予想される”6月の沖縄”。普通なら避けるところだが、それでも惹かれる何かがあった。

もう若くはないので日差しの強いビーチで泳いだりすることはまずありえない。これは良しとして、1年の中で一番人気のない梅雨の沖縄をどう楽しむかが今回の大きなキーポイントだった。


 もう1つ、プライベートな用件もあった。先月初出版した著作(電子書籍)のペンネームは一番の親友で沖縄出身の幼馴染みが、生前私の物書きとしての将来のために付けてくれた名前だ。

没後17年を偲び、出版の報告と追悼の意味も込めての訪問となった。

● わたしが好む旅の仕方

王宮への道~展示の数々

仕事や家事など暮らしの中で、やるべきことに追われ忙しい日々を送るのは、ごく当たり前の日常風景だ。

しかしそんな忙しい時こそ、疲れた心と体を一旦リセットして自分を見つめ直す旅に出たいと思った。

そして、導かれるように美しい南国沖縄へ出かけた。

短時間ながら、少しでもゆったりと滞在する気持ちで、リニューアルされたばかりのコンドミニアムを拠点に航空券だけ取り、行き当たりばったりの散策旅に出た。

借りたコンドミニアム(WEBより)


 ラグジェアリーなホテルなどで高価なサービスを受けるのではなくて、気分一新、自由に過ごすことで、もっと発想豊かな楽しい旅をする。

首里城内部から撮影

その土地の空気を楽しみ自然に触れ、歴史を学び土地の美味しいものを食べる。梅雨模様のなか、どうやら心地よい文化の場所を探す旅が可能となった。

● 独特な琉球音階とは

首里城 開門セレモニー

琉球音階という五音音階(ド・ミ・ファ・ソ・シ・)は独特の味わいを持っていて、沖縄音楽の特徴となっている。

特にファとシの音で旋律を解決する作曲手法となっており、他では真似できないものとして固有の名曲が数多く残っている。

わずかにマレーシアの音階がこの琉球音階と類似しているが、琉球音階は圧倒的に繊細だ。その調べは聞く人を沖縄の人たちの思いに誘わずにはいられない感があり、風の旋律とも言われて、とても感慨深い。


 この琉球音階には、強い湿気と晴天に映えるハイビスカスの花が良く似合う。素晴らしい郷土の節である。

朝、8時30分からの首里城開城セレモニーに立ち会えたその時にも、乾いた三線の音がビンビンと空に響き渡って脳裏に焼付き、古くからの儀式と衣装も相まって強く印象に残った。

● 旅の間、ゲリラ豪雨とパッと晴れ渡る晴天のくり返し~まさしく「テンペスト」だった

街の丘から眼下を見下ろすように作られている首里城。

沖縄の文化が凝縮したこの王宮首里城は今回、一番楽しみにしていた場所。最終日の朝、梅雨の合間を縫うようにしての訪問となった。

モノレールから首里城が見えた

初日は運悪くゲリラ豪雨で靴を潰してしまい、それから後は終始サンダル。家に帰る道中も機内もずーっとビーチサンダルだった(笑)

でも・・
最後は、お天気の神様に助けられたような晴天の瞬間を迎えた。

火を使わない!材料3品で作る柿ムース~ビタミンを摂るならムースがおすすめ/レシピあり【健康・柿料理】

【ブログ新規追加172回】

ビタミンAビタミンCが豊富 。

どの品種にもペクチン、βカロテンをはじめβ-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピンなどのカロテノイド、ビタミンCを多く含む。

ちなみに、ビタミンCは1個で一日の必要量をほぼまかなえるくらい含んでいる。 疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果がある。

先日の奥多摩の帰りに、農家さんから、柿を10個頂いた。「硬くて、甘くない」という。それでも、旬の果物には変わりない。

美味しく、健康的に食べられないかと、調べていたら、材料3品で作る「柿ムース」に出会った。

そこで、今朝は早速、柿ムースを仕込んでみた。火を使わないのでソースやピューレとは違う。しかし、わずかに砂糖を使ったので、デザート感覚になった。

早速レシピを紹介しよう。

[材料]量はあくまで目分量とする

柿・・・ 適量

レモン汁 ・・・数適

砂糖・・・ 甘さに応じて

[作り方]

1、柿を剥き、種がある場合は種をとる。

2、柿をミキサーにかけて攪拌する。このタイミングでレモン汁を入れると色がキレイ。

3、少し残しておいた柿の刻んだものを乗せるといい。

これで出来上がり!パンやクラッカーなどに合うふわふわのムース。

秋は、疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果がある柿のムースをぜひ、作ってみて!

時には自慢の食器を主役に~食器は料理をおいしく見せる格好のツール 【暮らし・食器・うつわ】

【ブログ新規追加171回】

雑誌/クロワッサン 2020年11月10日号 (マガジンハウス)

今日、休日の狭間での仕事先で、つい立ち読みしてしまった美しい雑誌。

女性なら誰でも、たいがいが食器=うつわ好き。

雑誌業界そのものは、苦しい売り上げ状態がもう、10年以上続いているが、安定の「うつわ」特集が組めるマガジンハウスなればこその格別な一冊。

うつわを取材し、編集する担当者のセンスひとつで、雑誌の持つ雰囲気が決まってしまう。

センスいい人の家で使われている食器。ほぼ100均食器などなさそうだ。ほれぼれする希代の銘品などを普段づかいするのが、長いあいだの夢だった。

で、自分をこんな風に分析している。

                                                ★

私はとても欲張り。
食器は大胆な花柄が好きだし、渋い和の器も、時を重ねた古いものも大好き。

歳をとると、無駄なものをそぎ落とし厳選するというけれど、私にとってはどの引き出しも同じくらい大切なものなのだ。

だったらこのままでいいじゃない。

そう割り切った時、ふっと楽になった。

大事なのは、引き出しにかけておいた鍵をさびつかせないこと。

それには、大事にしまっておいたモノたちをどんどん使うのが良い。

               ★                                                    というわけで、今の我が家の3つの食器をフォトで紹介する。

砥部焼(とべやき)の小鉢
砥部焼とは愛媛県砥部市砥部町を中心に作られている陶磁器である。一般には食器、花器が多い。

愛媛県指定無形文化財、別名「喧嘩うつわ」と呼ばれている。背後の山地から良質の陶石が産出去れていたことから、大州藩の庇後を受けて発展した。

やや厚手の白磁に呉須と呼ばれる薄い藍色の手書き図案が特徴。讃岐うどんブームで砥部焼の鉢が使われたため、器も一気に人気になった。

数年前、大森研一監督の「瀬戸内 海賊物語」でも重要なシーンでこの砥部焼が用いられていた。

主人の妹が住む松山市近郊で、どうしてもこの器に出会いたくて砥部町の窯元まで連れて行ってもらい、念願かなって手に入れたものだ。

すべて手書きの図案なので値段はお高め。家族3人分、3つ買って、今でも毎日大事に使っている。

萩焼(はぎやき)の茶器
萩焼は山口県萩市の焼物。

茶器として登場したのがはじまり。江戸時代に周防・長門の二国を領有する毛利氏(もともとは安芸・広島が地盤)の御用窯として発展した。

「一楽・二萩・三唐津」と言われ、お茶の世界では欠かせない器である。

結婚が決まって広島の両親を尋ねたときに、まずは萩に行こう!と旅行をプレゼントしてもらった。

秋芳洞や松下村塾などを見て回り、萩焼の窯元で嫁入り道具として茶器を買った。

土が粗いため浸透性・保水性・保温性が高く、土と釉薬(うわぐすり)の収縮率の違いによりできる表面の細かなヒビ(=貫入)から水分が浸透し、器の中から 表面にまで至る。

この浸透により、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化し、なんとも言えない侘びた味わいを醸すのである。

この変化は「萩 の七化け」と呼ばれ、萩焼の特徴的な魅力となっている。独特の柔らかな風合いが温かみを感じさせるが、何しろ割れやすいので、これだけは5つ買い求めた。今でも大切に使っている。

ノリタケの輸出仕様ディナーセット。 
言わずと知れた日本が誇る陶磁器メーカー。

主人のお母さんからオールドノリタケ(復刻版で骨とう品)ティーカップを1客頂いたのをきっかけに、すっかりその美しい白磁に魅了され、それから直営店や百貨店などを見て回るようになった。

シンガポールに行った時、ラッフルズホテルで使われていた業務用ノリタケ(プロユース)に出会い、その凛とした美しさにどうしても手に入れたくなり、アウトレット等を探しに探して日本国内でディナーセットの半分だけ手に入れた。

涼しげなペパーミントグリーンの葉とミルクティー色の薔薇模様が使い込んでも未だ古びてなく、さすが業務用だなと感心している。

もちろん値段も一般的なノリタケボーンチャイナよりは圧倒的に安い!これも惜しみなく使えている理由だと思う。

さすがに、今では、カップ&ソーサ―はまったく使わず。ミントグリーンのカップとお皿だけが毎日のわたしの標準食器なの。

すべて、毎日の食事に使うのだが、それなりによいうつわは壊れにくい。そして、焼き物が好きだというのも実感するこのごろだ。

もうひとつ、京都の清水焼の花器も載せておこう。

京都では、小さなお道具箱や花器、豆皿、お椀などを毎回の旅で購入している。

陶磁器はいつか割れて壊れてしまうもの。

毎日使うたびに愛着が湧いているので壊れたら本当に悲しいが、しかしまた、新たなうつわと出会える。

すてきな器もため込んでいないでどんどん使わなければ損!
最近めっきり食器を買わなくなった。

冒頭の雑誌をみて、新しいプレートなどを手に入れたくなった。

Arabia パラティッシ パープル オーバルプレート 25cm(Amazon価格/4899円)

これぞ!自分仕様の食器の代名詞。ああ~買っちゃおうかな。迷う(笑)

                                                                                                                       

                                                                                                                      

★2024年11月1日更新 奥多摩の紅葉がはじまった~渋滞・混雑を避ける朝旅の極意(写真多め/文章少なめ)【山/トレッキング・東京紅葉①】

【ブログ新規追加170回】

まさに日本晴れの11月1日。予定通り東京奥多摩の紅葉を楽しんできた。朝6時過ぎに出て、お昼12時には帰宅。トレッキングをした割には、渋滞を避けられた分、スイスイで運転を楽しめた。

家から1 時間 14 分 (41.6 km)の秩父多摩甲斐国立公園。今回は行き方を反対から攻めてみた。

● 今日のルート

① 秩父多摩甲斐国立公園(東京方面)の代名詞と言えば、深いブルーの湖美しい山間の溪谷、そして都民という名前のついた森

で、手はじめに、大多摩walkingtrailを1,5㎞ほど歩いてきた。朝7時~7時40分まで。すでにこの場所で標高300m。手袋を忘れて、恐ろしく寒い。一度に5人しか渡れない吊り橋(すごく揺れる)をヒヤヒヤしながら渡り、紅葉と渓谷を楽しんだ。

深く澄んだ水に引き込まれそうになる。

朝一番で、燃えるような紅葉を存分に楽しんだ。

鳩ノ巣溪谷・・・所在地: 〒198-0106 東京都西多摩郡奥多摩町棚澤/Pは無料・トイレあり。朝早くないと、停められない人気の場所。

鳩ノ巣からこのトンネルを抜けて奥多摩湖へ。

② 奥多摩湖(小河内ダム側)・・・奥多摩湖は正式名称を小河内貯水池と言い、東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡の丹波山村・小菅村に跨る東京都水道局管理の人造湖である。

1957年、多摩川を小河内ダムによって堰き止めて造られた。 竣工当時、水道専用貯水池としては世界最大規模の貯水池であった。

現在も水道専用貯水池としては日本最大級を誇る。

※ ここでは、湖の美しさを堪能した。朝の光が降り注ぐ湖と紅葉は絶景。無料P,トイレあり。

奥多摩湖の終点地では水の色がまったく違っていて驚き!

ここから東京都檜原都民の森を経て、奥多摩周遊道路と別れた。道中の紅葉もきれいで自然の力を味わい尽くした気分。

東京都 唯一の村・檜原村数馬の紅葉

③ 秋川渓谷で築300年の庄屋お屋敷と紅葉、遊歩道から溪谷に降りて散策。(黒茶屋から溪谷へ降りた/Pは無料)

水のきれいさに都心から来た方々が歓声をあげ、感嘆されていた。

春、夏、秋と3シーズン楽しめるルートをこなしてきた。走行距離は約90キロ前後。仕事ではないし、紅葉でドライブが最高に楽しくなった。

余談だが、普段わたしは、ものすごく本を読む。今週「秋の読書週間」で、今日11月1日は「本の日」だ。

しかし紅葉だし日本晴れだしってことで、本を捨てて外に出ている(笑)

たまには、頭の中もきれいさっぱりデトックスしなくっちゃ。

帰りの秋川で、農家さんから、大量のじゃがいもと柿をもらった。帰ってきて、急いでじゃがいもは茹でて、塩とマヨネーズで頂き、デザートは柿で〆た。

相変わらず、「ほぼ無料の旅」を続けているけど、結構できるものなの。それに、今回も、無料で観られる絶景の場所を見つけた。(都民の森付近)

そこは、朝8時台でもう、車やバイクがいっぱい。すでに、知られているようだ。目の前には朝日に輝くイロハもみじが広がる、それはそれは美しい場所だった。

来年は、まず、真っ先にそこへ行こう。

渋滞と人混みを避けるのが朝旅の極意。