【ブログ新規追加215回】
昨日、夕方から寝込んでいた。
この一年、持病があるにも関わらず、まったく不思議なくらい健康で、風邪ひとつひかないし、身体をおもんばかることもなかったのに。
やっぱり、金属疲労のようなものだろう。ゆっくりと身体の深いところから侵されているような感覚があった。
「これはヤバイ!」と、夕ご飯を作ったら、早々に布団へ直行。その時、外では雪がちらほら。
寒さも相まっての腰痛勃発だ。これはもう、休む以外に方法はない。インドメタシン軟膏を患部に厚塗りして、仰向けで寝る事10時間。
今、普通に起き上がれた。
けれど、今日はまだ、不安がある。仕事での車の運転は予定80キロ。まずこなせるか?夕方の出かける約束や、朝の銀行回りなど、気づけば予定がたくさん!
わたしひとりが動けないくらいは、社会的にはなんの問題も発生しないが、家族にとっては一大事!
年末、詰め込むのはもう無理だろう。
こうやって、日々変化してゆくのね。
で、早速、腰痛に関するいくつかの対処法をまとめてみた。
★ ★ ★
~座って仕事をしているからか、夕方になると腰に鈍い痛みがあるとか、
~いつの間にか腰をかばって、日常の動作が不便になったなど、誰にでも思い当たる症状がある「腰痛」
ミドル・シニア世代のみならず、20代以下の若者にとっても身近な「腰痛」
ある調査によると、日本人が抱える自覚症状で最も多いのが「腰痛」だそう。
しかし、一口に腰痛と言っても、その種類は多岐にわたり、それぞれ対処法も違う。
● 実は、解明しきれていない「腰痛」
まずは2つのタイプを把握 (監修 : 吉田 一也先生 / 理学療法士、医学博士)
A:ときに手術が必要で、原因を特定できる腰痛
(全腰痛の15%)
腰椎圧迫骨折、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など
B:手術が不要で、原因を特定しづらい腰痛
(全腰痛の85%)
筋性腰痛、椎間板性腰痛、椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛など
大きく2つに分類される。
● 痛みの指数も知っておこう!
痛みの指数は5段階(★の数)で自己評価するのが大事。いつもわたしが行っている自己判断はこんな。
1、痛みの強さ・・・じわじわと痛みが生じるが、激痛というほどではない(★4つ)
2, 慢性化の可能性・・・適切に対処しなければ、慢性化するおそれあり(★5つ)
3、回復の見込み・・・適切に対処すれば短期間で軽快になる(★5つ)
と、こんな自己判断をしてきた。今回も、あやしい腰の痛みを感じた時に、すぐに休む!という対処をすることで、復活も早く、痛みも少なく済んでいる。
また、腰の痛みには人それぞれのタイプがあるのもご存知だろうか?
● タイプ別対処法
⦿ 筋性腰痛(10%の人に現れる)
筋肉の使いすぎによって起きるいわば「筋肉痛」で、酷使した場所に炎症が起きた状態。
運送業など肉体労働が多い人、また、同じ姿勢を続けるデスクワークの人にも多く見られる。
痛い場所をピンポイントで特定できるのが特徴で、そこをほぐしてあげると軽快する。
⦿ 前屈腰痛(40%)
前屈腰痛は、背骨の椎骨と椎骨の間にある「椎間板」に問題があり、物を拾うなど前かがみになったときに、椎間板が圧迫されて痛みが出る。
背筋が弱い人に起きやすく、猫背や前かがみになりがちなデスクワークの人にも多い。
この腰痛は、揉みほぐしても良くならないのが特徴。
⦿ のけぞり腰痛(40%)
のけぞり腰痛は、電車のつり革を持つ、洗濯物を干す、赤ちゃんを抱っこするなど反り気味の姿勢を取ったときに、背骨の後ろ側にある椎間関節がぶつかることで痛みが生じる。
腹筋が弱いために反り腰になっている人に起きやすく、女性に多く見られる。
この腰痛も、揉みほぐしても改善しません。
⦿ お尻腰痛(10%)
お尻腰痛は、厳密に言うと腰ではなく、お尻近くにある仙骨のつけ根の歪みや炎症が原因で起こる。産後の女性に圧倒的に多い腰痛。
妊娠中に分泌されるホルモンの作用で緩んだ仙腸関節の靭帯が、出産後に正常に戻らないことで起きるケースが多い。
さて、あなたの腰痛はどれに当てはまる?
気になる腰痛がある場合はぜひ、調べてみて!
筋トレ、筋伸ばしストレッチなどは、症状によって代えるべき!間違ったやり方をしないように、トレーナーや理学療法士などに相談をしよう。
まず、腰痛の種類を知り、自己判断ができる場合は、様子を見ながら動作を決めるのがよい。
わたしも寒くなってきて、始まった感じがしているが、年末、すべてのことをやり切る!という発想ではなく、どう身体の声を受け止めてあげられるかが、勝負だと感じている。
誰でもない、自分の身体を目いっぱい気遣って癒してあげよう。
さ、今日から、腰痛対策万全で行く。