【ブログ新規追加283回】
もう、長い間、何らかの仕事をして、その対価として報酬を頂いてきた。
その報酬は、少なからず、わが家の経済を担うものへと変化していった。
今でも、結婚したら、経済の主体者は「夫」の場合が多い世の中。一方で、少数派であろう「妻」が主体的に稼ぐ側に回っている場合もある。
わが家はといえば、結婚20年ぐらいまでは、家計の主体者はビジネスマンだった「夫」であった。
その後、夫の独立、子どもの育成や教育、ひいては、3人の親の介護や看取りと、人生の一番クライマックスがこの15年ぐらい。
人生劇場にはお金がかかる(笑)
それも、びっくりするほどに。
もう、どれだけ、あっても困らないモノの筆頭が「お金」なのだ。
やはり、夫が自営となってからは「仕事をきっちりして、対価報酬を毎月頂ける会社員という立場」にどれだけ救われたか。数知れず。
結婚36年を迎える今年、もう、仕事はだいたいで・・・とか、少し減らして・・・とか、そういった後退気味な発想は、まったく考えられない。
というのも、コロナ禍で、未だ以前のように仕事先が解禁になってない現場もまだまだあり、できればびっしりと休みなく、全力投球したいぐらいよ(泣)
☆彡
次から次へと、途切れなく働いてきた。
可愛い子どもたちをたくさん相手にするピアノ教室の運営講師。それから、教室運営者の先生方への演奏会事業。
はたまた、病気で楽器演奏が難しくなる一年前に、なぜか、伏線を思いついたように40代での就活。一瞬で次の仕事を得た。
それから、ずっと会社員を生業としている。
今、願わくば、健康で暮らしを楽しむために、定年まで、一生懸命仕事に精進したい。
とても単純な考えだけど、「いっぱい働いて~いっぱい楽しむ」がわたしの信条よ。
たぶん、「わたしらしく働く」というのは、のべつまくなしじゃないけれど、いつも切れ間なく、働いている姿なのであろう。
社会の歯車の一部で充分だ。その歯車を動かせるのが「やりがい」になってきたわけだし。
5年前、初出版した電子書籍のタイトル「一生働き続ける」これこそが、「わたしらしい」し「わたしらしく」なのだ。
嘘みたいだけど、今朝、急にわかった「わたしらしさ」の本質。