【ブログ新規追加287回】
もうすぐ3・11が来る。
あの驚愕の一日から早や,10年。
そして、新型コロナウィルスの世界的な感染。
もう、世界は変わったんだ。
10年後があっという間にやってきた。
2021年、わたしたちは新しい生き方のスタート地点に立つ。
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何しろ、今までのように働くことや、人と会う、食事を共にする、遊びに行く・・・こういった何気ない楽しみを奪い去ったコロナウィスル。
自然界からの警鐘は、わたし達に新しい生活様式を促すことだったのかもしれない。
で、あればわたし達も、10年後の2030年に備えた未来思考の書籍を読んでおくことは必須だろう。
10年後も生き残っていると思われる選り抜きの3冊を紹介する。
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■ FACTFULNESS (ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
2019年、ベストセラーとなった書籍。
知識不足で不安な人、事実と噂話の違いを見分けられない人、ネットやTVの情報に流されて鵜呑みにしがちな人におススメの一書。
疑心暗鬼になりやすい人の特徴は、「情報と感情が錯綜している」と、著者は言う。世界中の人々が真実に基づいて世界を見渡せるようにと願い執筆したのだそうだ。
疑心暗鬼に陥りやすい人もそうでない人も、改めて読みたい一冊。
ファクトフルネスの大まかなルール
1)分断本能を抑えるには、
2)ネガティブ本能を抑えるには、
3)直線本能を抑えるには、
4)恐怖本能を抑えるには、
5)過大視本能を抑えるには、
6)パターン化本能を抑えるには、
7)宿命本能を抑えるには、
8)単純化本能を抑えるには、
9)犯人探し本能を抑えるには、
10)焦り本能を抑えるには、
以前のブログ記事も添付しておこう。詳しくはこの記事からどうぞ。
■ 2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
著者は、大学准教授であり世界的メディアアーティストの落合陽一氏
最近よく目にするようになったSDGs(Sustainable Development Goals)とは、具体的にどう世界に反映されてゆくのか?2030年をターゲットに書かれているのが興味深い一書だ。
現代の世界の持つ目線と、そこに暮すわたし達の生活全般への「思考の架け橋」となっている。
SDGsは、持続可能な開発目標で、今後人類社会が達成していくべき17の目標。この本では、イメージしにくい世界的な目標の解像度をあげて思考する人に非常に役立つだろう。
~速度をあげ進みゆく社会の目指すべき方向を明解に理解し、ドリブンしていく~こんなスタイルの提案書籍だ。
エクサスケールの衝撃 次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く
「エクサスケール・コンピューティング」によって、すべてが変わる。
をテーマに、テクノロジーが駆使された結果、社会がどうなるかを想定した書籍。
衝撃と書かれているが、内容はかなりディストピアなところまで踏み込んでいる。
今の倫理観もテクノロジーが変えていく可能性がある。
読んでみて実際のところ、この本が想定する社会がいいと思えるかは別れるところだと思う。
個人的にはここまでの変容を60歳になった私が理解し、認めることができるとは思えないな。とも思う内容だ。
3冊目は、10年後、本棚に残らないかもしれない。
● 現在、書店頭では、統計学に関する書籍が目白押しだ。
子どもにもわかる統計学https://amzn.to/3bm2AfTなど、斬新な切り口で読者を増やしている。
児童書だが、より統計学に寄り添ったわかりやすい内容だ。書店で見かけたらぜひ、手に取ってみて。
世間の変化が加速する今。
今まで触れてこなかったことがらを書籍で吸収しよう。
そこに新しい思考が見つかったらもうけもん(笑)