一生モノの道具~もう、モノはいらないとずっと思っていたけれど、歳を重ねて欲しいモノ到来【暮らし・道具】

【ブログ新規追加302回】

(写真は奄美大島で泊まったホテルのキッチュなシャンデリア。今、見ても可愛い)

「人には、一生大事にしようと思って手に入れたモノが必ずと言っていいほどある」のだと、ある雑誌のコラムで読んだ。

「一生モノ?」そう。昔は「印鑑」「着物」「ウールのコート」「クロコのバッグ」や「カシミヤのセーター」などを指したのだろうな。

今じゃあ、もう、そんな風に言って大事に押し入れで寝かせるようなモノは要らないし、実際のところ、何も持ってはいない。

価値観が大きく変わったんだ。

一方で、一生モノではないが、重たい布団、鉄鍋、縫製は良いが厚みのある服など、年齢と共に扱いにくくなってきて、どんどん手放してきた。

昔は重いモノに価値があったように記憶している。(例えば、引き出物とかね・笑)それが、今では軽い機能的なモノが溢れて、もう重いモノの値打ちはなくなった。

                  ★

先月、水道菅の高圧洗浄を初めてやってもらった。

その際、システムキッチンの内部の調理器具とか保存食品とか全部出したのだが。その時に感じたのが、調理器具の古さと汚さだった(泣笑)

わたしの母から譲りうけたモノたちが特に古びて汚くなっていた。すき焼き鍋とか、19㎝フライパンとか、スープ鍋とか・・・etc

調理で使って、ただ洗って収納するだけだったからだろう。外側こびりついた汚れを落とそうなんて、ただの一度も考えなかったもん。

まず、手始めに19㎝フライパンの買い替えをしようとしたら、夫から「外飯でも使えるステンレス製直火スキレット」を買おうよ~~~♪と。

使いやすさでは軽いアルミとの合金ステンレス製がいい感じ。憧れのチタン製スキレット(19㎝)はそのうち買おうっと。お値段も5倍以上する。おそらく一生モノになるはず。

わたしは、以前からチタンという素材に微妙な憧れと興味を持っている。

チタンは強度が高く、耐食性に強い高価で高品質な金属だ。

さらに軽い金属であることから、アクセサリー等によく用いられる。ただ値段が少々高めであるけど。

鉄製のスキレットは重いがチタンもアルミやステンレスに比べたら若干重い。ステンレス製の軽いスキレットを思いついて買ってくれた夫には感謝している。

今後、家でも外飯でも対応できる鍋を買う楽しみができた。長い人生の中で、ハードに使う調理道具こそ、一生モノに相応しいのかも。

そうそう、今一番欲しいモノがある。某メーカーの「チタンダブルマグ」二重構造で飲み口が熱くならない優れもの(4000~5700円ぐらい)これも、購入したら一生使っていくだろうな。

調理道具や食器は毎日使う必需品。軽くて見た目も抜群じゃないとね(笑)

で、もうひとつ。

わたしの「一生モノ」は、初任給で母に贈った「チタンシルバー製の時計」かしら。

(写真・母の葬儀の当日にはめてみた、形見のチタンシルバー)

母が亡くなって、形見がわりにわたしが引き取った。贈った当時はとても高価で母も、「これは一生モノだわ」と言って、それは大切にしてくれていた。

しかし、年々止まるのが早くなって、2年前に時計屋で修理をしたけれど、実際はもう、ほとんど使わない。

わたしが持っているモノの中では最も高価なモノだろう。

結局、「一生モノ」って、それ自体に「想い」のこもったモノなのだ。

今、使っていなくとも、時おり取り出して眺められる、小さくても大事な想い出があれば、

それこそが「一生モノ」

好きなことがらをシリーズ化して書く~今後のブログ記事の方向性を考えてみた【紙上講座・ブログシリーズ化】

【ブログ新規追加301回】

毎日、何を書こうか?悩んだり困ることは、300回を超えた今もない。不思議なくらい、わたしとブログは相性が良いのだと感じている。わたしはとことんブログ派だ。

そうよね。文章を書きたい人はブログ。動画を撮影して見せたいパフォーマーならYouTube。話が好きな語り部はラジオとか。

趣味の世界も自分に合った媒体でやるべき。

どれが稼げますか?みたいな陳腐な問いはどんどん減るだろうね。だって、やりたければ、やれるし、合わなければ辞めればいい世の中だから。

                 ★

わたしの土曜日は、朝から3時間くらいを地元のスーパーや市場で買い出しをするのが定例。今朝は、チリ産ボルドー?のワインを買ったの。超楽しみなんだ。

で、今やっとPCを開いたばかり。土曜日は買い出しだけじゃなく、焚火の薪(上の写真)を集めたり、山飯のメニューを考えたり、山関係の書籍を熟読したり、何かと忙しいのよ(笑)

さて、GWあたりにブログのリニューアルをしようと、あれやこれや、いろいろ考えを巡らせている最中だ。

たった一年で、すでに好きでやりたいことがらが変わったから、そこにフォーカスしてブログ構成をしよう。

世間と自分の距離を測るには、ブログに今の自分の興味や方向性を散りばめておかないとね。ただ更新することが目的なだけのルーティンで書いてはいない。

やっつけ仕事じゃないし(笑)

● ブログ継続の鍵は「好きなやりたいことがら」を書く

わたしのブログは総合的にみて、ライフスタイルブログだと思っている。

確かに、にまつわる仕事関連記事や、読み・書き関連記事が多かったけれど、煎じ詰めると「多岐に渡るカテゴリーを網羅的に書き綴ってきた」ものだ。

そして、各カテゴリーに共通しているのが「自分が経験・体験した」部分に特化している。

自分が好きで興味を持ち、情熱を込めて行ったものごとを、多くの人に文章で読んで欲しい」と、こんな気持ちで毎日執筆している。

わたしがこのスタイルを気に入っている最大の理由は「書いていて楽しい」からだ。

それと、もう一つの理由は、「常時、自分のセンスや感性を磨くアンテナを張り巡らせているから、インプットしたら、速攻でアウトプットする」だ。

この一連の行動ができて、溜め込まず熱のある文章が書けると本当に気持ちがいい。

また、「ブログは継続してこそ価値がある」ものだから、すぐにネタ切れを起こすような(背伸びした)テーマを選んだら苦しいものだ。

好きでやりたい!やっている!って、思う分野にテーマを持って行けば興味も沸き続けるだろうし、そうは簡単に萎んではしまわないだろう。

ただ、冒頭に書いたように、好きなやりたいことは、どんどん変化していくもの。その変化をブログの中に落とし込んでおく。なぜ?どうして?は読者が一番知りたい部分だ。

そして、変化の過程をどんどん新規追加していけば、10年経っても20年経ってもネタ切れは起こさない。

むしろ、ネタはいつも山盛りとかいうわけではないかもしれないが、それまでの変化自体を丁寧に記事に仕立てていける毎日になるのだ。

まず、一本書いて自分の方向性を探る

今日のこの記事の中にもわたしの「好き」「やりたいこと」「すでにやっている」が溢れている。ちょっと、書き出してみよう。

「好き」・・・ワイン、村上春樹、植物

「やりたいこと」・・・薪集め、山飯メニュー考案、山関係の本読みたい

「すでにやっている」・・・市場の買い出し

どう?3つのカテゴリーと計7つのBoxができる。

これをひとつ、ひとつフォーカスしながら丁寧に文章に落とし込めば、独自性の高いブログが完成する。

※ 写真は「葵の御紋」のモデルとなった植物「フタバアオイ」。先日、トレッキング中に見つけた。

楽しんでシリーズ化するのが次の段階

好きなやりたいことがらを書いていたら、どうしても同じような内容になって新鮮味に欠けてしまえば、読者だけでなく書き手も楽しくはない。

そこで、内容をギューッと絞り込んだ、シリーズ化を今後、しっかりとやって行きたい。

そして、シリーズ化をする際に重要なのが、前もってゴールを表記する。要するに「いつから~いつまで」とか「何回か」など。

丁寧な表記で、読者離れを防ぎたいものだ。

例えば、「書評」というカテゴリーの中にはいくつかのBoxを置いているが、今後はBoxの整理をして、「村上春樹」というBoxを用意する。

そこに、今まで読んだ「村上春樹」の書籍の「それ=レビュー」が散りばまるという風になるのだ。興味があればそこだけを読んでもらえればよく、かえってとても新鮮なものだ。

秘密のポケットがある感じ(笑)

このブログの「カテゴリーとタグBox」の関係がブログを拡張させてくれるのだ。

「カテゴリーとタグBox」は関連する記事を時系列に並べられるのもいい。

シリーズ化が波に乗ったら、まとめ記事にしてみよう。さらに、更新が楽しくなるはず。

わたしも今後、「ブログシリーズ化→ブログ(独自)まとめ記事」でやって行こう。

と、こんな感じでブログの構成を日々考えている。

これって、かなりしあわせ。

山ライター記事と古い情報の山本が絶大な人気を誇る理由~雑誌「BE-PAL」「山と渓谷」も絶好調【山/キャンプ・仕事観】

【ブログ新規追加300回】


今朝、今年の早咲きカタクリを見つけにある低山(70mぐらい)へ、トレッキングをしてきた。

谷底に無数に咲く可憐なカタクリは圧巻の様。

紫の妖精が飛び交っている。朝日を浴びない谷での花はまだまだこれからそれこそ、たくさんのギャラリーを迎える準備中といったところであろうか 。

朝日を浴びて咲いているカタクリの丘では、早朝にも関わらず、多くの自称カメラマンがシャッターを切っていた。

そこに混じって、座り込んだり、覗き込んだりと、自由なポーズでカタクリ撮影に勤しんだ。今週末から、緊急事態宣言も明けたら激混みするであろうから今のうちに。

今週は、4日間、朝から晩まできっちりと仕事に勤しんだから、手や指が切れて荒れたり、お風呂で痒いと思った場所(デコルテ)を掻いて少し血を出したり(笑)

毎日書類とPCの入ったBAGを担ぎ、2万歩を超える歩きを連行する電車とバス営業。これは、山行への訓練だと思い身体は痛むが、ひたすら頑張って歩いている。

しかし、もう4日も続けたから今日は前半休を取って、低山トレッキングに行った。これで仕事のストレスもかなり軽減された。

午後は、営業に出よう。

● 雑誌の世界は大不況だが、アウトドア系雑誌は売り切れ続出の現在。

このところの山ブームからキャンプやアウトドアが流行ってることから、アウトドア系の「BE-PAL](小学館)は、毎号売り切れ御礼が出るほど。付録も楽しく、今ではYouTuberの恰好のネタだ。

山と渓谷」(山と渓谷社) も写真の美しさが群を抜く雑誌。やはりとても売れている。

こういった雑誌の中の山記事を書くライターの随筆エッセイが大好きで長年愛読してきた。

BE-PAL」で6年連載中の「エベレストには登らない」角幡唯介・著(同タイトルですでに書籍化)の記事が素晴らしい。

探検家の考える、アウトドアを生活の中心に据えつつ、子育てや食える仕事としての雑誌記事ライターという仕事を語る。

要するに「遊びながら仕事をする」という夢の暮らしを実現させているのだが、恐ろしい程現実的。

すでに多数の山関係の書籍を執筆。(第45回大佛次郎文学賞受賞)

フリーランス業に苦悩しつつ、山へ行き、そのすべてを文章に吐き出し、書き上げる至福を淡々と繰り返す作家としての生き方が自分らしいのだという。現在45歳。

息づかいを感じる文章、雑念というが知性溢れるその内容に一発で掴まれてしまった。興味があれば、「BE-PAL」でぜひ読んでみて。

● 古い情報としての「山の本」の価値はどこにある?

さて、写真の山やアウトドアの本は、長年夫やわたしが集めてきた本の一部だ。これらは、今でも書店で平積みされているもの。

驚きの息の長さだ。この分野でいい本が出せれば、長い間表紙を見せる平積みの夢が叶う。

そこで、トレッキング実践学の著者、高橋庄太郎氏の言う、「古い本の情報は価値が高く侮れない」という箇所を引用する。

~ともすると、情報収集は「最新」のものばかり探そうとしてしまうが、何十年も前に書かれた本も実は、興味深いものだし、歴史や謂れも信憑性が高く情報度は非常に高い。

特に次の山に行ってみようと計画を立てたときに、想像力を働かせてくれるものなのだ~

参考資料→トレッキング実践学(著・高橋庄太郎 / 株式会社 枻(えい)出版社)

と。

この本を読んでから、情報を今再び書籍から取ろうと決めた。ネットの最新情報はどれもが欲しいものばかりではないし、薄い内容や雑な文章も多い。

ネットやYouTube動画ばかりじゃ物足りなくなったら、やっぱり「本」の出番!

これに気づいたのが、一番の収穫だった(笑)






森林セラピーへようこそ~森の力で本来の自分を取り戻そう【健康/山・森林セラピーとは】

【ブログ新規追加299回】

梅の季節から桜の季節へ。いよいよ山歩きの季節が到来。

御承知のように、日本は世界有数の森林国で、世界森林白書によると、先進国フィンランドに次いで国土の森林面積比率が多い国なのだ。

しかし、北欧のような森と湖が混然一体となったロマンティックなイメージからは程遠い感じさえする日本の森林。

なぜなら、日本は亜熱帯から寒帯までの気候を一国で持ち、森林や樹林も多彩。特に本州の地形は細長く、その特徴を成す山脈は標高3000m以上の険しい山が連なる。

狭い平坦な地域は都会が広まり、平らな野原は限られている。だからかフィンランドのようなロマンティックさには欠ける。

それでも、コロナ禍でソーシャルディスタンスが日常的に取り入れられた昨今、山への眼差しは熱く空前の山ブームとなっている。

森林セラピーとは~森の効果を知る

2004年頃「森林セラピー」という言葉をある書籍から知った。

それは、森の持つ自然治癒の力を現代人に訴求するのが目的で、全国に約37か所ある「森林セラピー基地」でウォ―キング、トレッキングをしながら、心と身体を鍛えるのだと知った。

特に、「森林セラピー」が効果を発揮するのが、今では2人に一人かかるとも言われる「生活習慣病」だ。

しかし、コロナの影響から不適当な食事、喫煙、不規則な睡眠など、かなり軽減された一年ではないだろうか。

ただ、運動不足に関しては、長引く自粛生活やテレワークなどで深刻になっている。今、まさに「森林セラピー」を個人で生活にも導入すべきだろう。

自宅近くの公園や山・川などを上手に利用しながら、運動不足解消を図りたいものだ。

わたしが好んで出向く「奥多摩」は東京の2つしかない「森林セラピー基地」として整備されている。

※都民の森は基地の中心であり認定ロード。認定ロードとは、危ない箇所の手入れが行き届いた、「歩くための道」が整備されている場所を指す。

日本全国の森林セラピー基地の数は?

北海道・東北・・・5か所

関東・甲信越・・・14か所

東海・北陸・近畿・・・4か所

中国・四国・・・5か所

九州・沖縄・・・9か所 

計37ヵ所

これだけの「森林セラピー基地」が点在する我が国。

一生涯歩ける間は「森林セラピー基地」を訪ねる旅とか憧れる。

この春は、自分の住む地域の「森林セラピー基地」を訪ねてみよう。

いつもとは違う、森林セラピーで五感(視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚)で自然を感じる、歩くための新しい旅のひとつになるはずだ。

人間が本来のあるべき姿に近づく、それが「森林セラピー」の効用なのだ。

参考にした書籍「森林セラピーガイド」大人の遠足/NPO法人森林セラピーソサエティ(JTBパブリッシング)

最後に。

五感で楽しむにもポイントがある。

視覚・・・風景を楽しむ→新緑や紅葉、バードウオッチング、フラワーハンティングなど。

嗅覚・・・香りを楽しむ→樹木の匂い、フィントチット(森の香り)、花の香りなど。

触覚・・・手触りを楽しむ→樹木・岩石・水・風など。

聴覚・・・音を楽しむ→せせらぎの音、鳥の鳴き声、葉すれの音など。

味覚・・・食べ物を楽しむ→木の実、山菜、魚、お弁当など。

こういった森林を楽しみ尽くすポイントを知って旅するのがBetter!



春3月は変われる時~変わる時に必要な思考とは / 自分の心境に気づくのが重要【紙上講座・ブログ論】

【ブログ新規追加299回】

昨日、客先で他の店の閉店を告げられた。

コロナの影響からこの一年余り、粘ってきたのだろう。瀕死の状態を別の店が救う。

チェーン店の良い慣習とも言える。

厳しい世の中だと黙って現状を聞いていたら、教えてくれた担当者はサラッと「まあ、もう少しの辛抱よ。お互い、頑張りましょ!」と。

彼女は、わたしより4~5歳年上っぽい(あくまで推定)

わたしは、こういった大事な話は年長者から聞きたい。人生の辛酸を舐めてきたであろう「本意」な言葉が交わされる率が高いからだ。

そのうんちくの中に、次へのヒントが隠れている場合が多い。

わたしのモットーは「変わり目には乗れ」である。

変わり目を迎えたすべてのモノゴトや人への想いを大事にして、次への波乗りを一緒にしていくような気分でいる。

素晴らしい成果には、拍手で喜び、厳しい場合は靜かに寄り添うようにしている。そこには「私が、私が!」と、わあわあ騒がないのも重要な振舞いだ。

この「変わり目には乗れ」ができるようになると、人生のすべての場面でストレスなく生きられるんだ。

例えば、人事。

人の動く時にはその裏に何十もの伏線が隠されているものだ。それが仕事でれば、軒並み成果の出やすい方向へとシフトチェンジされたのだと容易にわかる。

そこで、自分が外れたら、もうその伏線上には戦いの余地なし!と、きっぱり離れられる。

グダグダとくだを巻き、不平不満を爆発させる必要はまったく持って必要なしだ。

ある意味、心底クールになれる思考の「変わり目には乗れ」なのだ。

                  ★

さて、春3月の今、心境をちょっと吐露しようと思う。

そろそろ時がきた感がある。

もう300日近く、毎日書いてきたブログだが、違うフェーズに入るかなと感じている。

人が深いところから変わっていくサポート(影響力)が、ブログで叶うようなアウトプットの場」でありたいと考えるようになった。

それには、さらに「人生」「環境」「仕事」「遊び」「人との関わり」などを網羅的に俯瞰するような勉強や経験を積まなければいけない。時間も資料も大いに必要だろう。

今までとは、ちょっと違う普遍的な思考へはばたきたいのだ。

正直、この数年間ブログに救われてきた。

この安定した時間の質を上げていくフェーズに入ったようだ。

次へのブログが示す役割を構築する3月~4月でありたい。

ブログという文章と写真、動画情報のリンク共有など、あらゆる表現の方法を取り込める最強のツールだと常に感じてきた。

まるで、我が子同然の関りで育て上げてきたのだ(笑)

愛情がこもった媒体であるからこそ、次へのビルドアップをどうするか?が、今の最大の課題だ。

自分が生み出したメディアへのテコ入れの時期到来だ。

「たかがブログだけど、されどブログ」なんで。


健康管理は窮屈にやらないのが一番いい~グルテンフリー・シュガーフリー・炭水化物フリー3つの上手な摂取法【健康・食事制限】

【ブログ新規追加297回】

以前、夫の心筋梗塞の回復に一役も二役も買った食事制限。

その内容は、一日あたり塩分2g(小さなスプーン3分の1)糖質制限(白砂糖を極力避ける)炭水化物制限(毎回の食事での白米はご飯茶碗3分の1程度)最後にグルテンフリー(小麦粉製品を避ける。パスタ・うどんなど)

要するに「白い食材」をカットしたり減らすのが、身体に負担をかけないのだと知った。

当時、白い食材を減らすのに、ひどく苦悩した。何を食べればいいのか・・・。わからなくなったのだ。

その時、わたしを助けた食材は「高野豆腐」だった。

あの豆腐を極寒の中、カラカラに乾かしたモノ。水に戻して使うのだ。適度な厚みとふくよかな食感で食べ応え抜群な食材だ。

白ご飯が茶碗に3分の1でも食べられるのであれば、煮物は「高野豆腐の肉そぼろ煮」とか。焼き物では「高野豆腐のピザ」などが、目先が変わって美味しく食べられたようだ。

高野豆腐を炭水化物フリーの食材に選んだのが、功を奏した例だ。

レパートリーも増えて食事制限のキツさから解放された一品だった。

※ 高野豆腐メーカー「旭松」 公式レシピ引用する。

単に、炭水化物を減らす=一切止めるというのは、大胆ではあるけれど、かなりキツいことだろう。わたしもそうだが、炊き立ての白いご飯はまさにご馳走。お酒のつまみにもなるぐらい好きな食材だ。

身体のために「何を」「どれだけ」「摂るか」「減らすか」をあらかじめ決めて取り組まなければ、思い付きでは効果はなかなか望めない。

わが家では、現在、病後の経過も良いことから、毎食白米をお茶碗半分ぐらいは出しているが、週2日程度は、高野豆腐や米粉のピザなど代用品を取り入れて身体への負担を軽減させている。(管理栄養士の指導も頂いてきた)

何事にも加減するのが重要。でなければ続かないものなのだ。

                ★

ここで、3つのフリーをざっくりまとめておこう。

グルテンフリー・・・小麦アレルギーやグルテン不耐症の患者を守るための食品。 ダイエット(減量)への効果は科学的に証明されていない。(グルテンフリーの基礎知識→資料先https://premiummarche.com/read/glutenfree.html)

シュガーフリー・・・食の先進国アメリカで、「グルテンフリー」の次にブームの兆しをみせているものは、シュガーフリーだ。

成人国民の3人に1人が深刻な肥満に悩まされているアメリカでは、多くの国民が白い砂糖の代用品としてヘルシーな甘味料を常に探し求めている。(グルテンフリーの次はシュガーフリー→資料先https://guiltfree.jp/1908)

炭水化物フリー・・・炭水化物には消化吸収されるもの(糖質)とされないもの(食物繊維)がある。

糖質は、主として脳や体を動かすエネルギーになるもの。同じようにエネルギーになる脂質に比べて燃焼が早いので、体に吸収されるとすぐにエネルギーに変化する。

糖質は、砂糖や果物などの甘いものだけでなく、ご飯、パン、麺類、いもなどにもでんぷんとして含まれている。(ダイエッター必見◎炭水化物抜きダイエットって?→https://kinarino.jp/cat4-グルメ/30037)

重い病気からの食事療法でも、体重制限下でのダイエットでも「身体のために食物を制限」するのは辛いはず。

一切ストップするのではなく、上手に加減しながら(代用品を使うなど)対策を練って、なるべく長く続けて行こう。

※ 小麦粉の代わりの食材→代表的なものは「米粉」「片栗粉」など。「ホットケーキミックス」もOK。

※ 白砂糖の代わりの食材→「きび糖」「メープルシロップ」「ココナッツシュガー」(資料元;https://www.masato1995.com/kanmiryou)

※ 炭水化物(白米)の代わりの食材→代表的な食材は「豆腐」それと「こんにゃく」「しらたき」など。

こういった食材を代用品として登用させて、身体の調整をしてみよう!

自分のかわいい身体を見捨てるわけにはいかないもん(笑)




新年度を迎えるにあたり~今までと違う思考でこの一年を過ごすためのささやかな戦略を立てる【仕事・新年度】

【ブログ新規追加296回】

3月、改めて年度末を迎えている。

それは、この数年のお付き合いから異動となった客先の名刺を整理する作業から始まる。

とにかく名刺交換の多い営業職。先日も新しい名刺を勤務先に依頼したばかり。すぐなくなっちゃう。

大事な新規での挨拶には、まだまだ名刺交換という「その人を表す」モノが必要なのだ。

実際に名刺交換をさせて頂いた時、しばらくは両手の平で受け取り、眺めながらお話しをさせて頂く。

そして、ある程度の情報交換がなされたら、その日のうちに交換した名刺の裏に情報を書き込んでおく。

そして、家で名刺ホルダーに保存するのが一連の作業。アナログだが、異動が多い業種。名刺の持つ意味は明確で、その期間お互いを「どこの・だれ」で認識するためのツールに過ぎない。

だから、細かにスマホやPCにストックする時間は必要ないかな。

それと、最近ではもう、名刺の内容にこだわりを持っている人はどんどん減っているんじゃないかしら。

名刺の順に新型コロナ感染予防のワクチンを打てるとか・・・そういった権威性もないだろうし。いや待てよ。近しい情報があったかも(笑)

新型コロナウイルスは、人の持つ権威性を木端微塵に吹き飛ばした。みんな、同じスタートラインに立てた驚異的な出来ごと。

                  ☆彡

さて、新年度。この一年をどう仕事を回しながら人生を楽しく過ごすのか?ここが今一番の興味の対象になっている。

もう、「仕事!仕事!」とかいう年齢でもないし、やりたいことが増えつつある中で、時間のやりくりと体力(健康)が一番重要かな。

このブログも小さいながら「キャッシュポイント」として仕事=収入源となった。今後はたくさんのインプットをして、そこから得た学びをどんどんブログにアウトプットして行こう。

そこで、以前のブログでも何度か書いてきた、「週末4日間(金曜の夜~月曜の朝)」までのまとまった時間ブロックを作るのに、再度、挑戦しようと考えている。

コロナの影響で、旅行なんかは、まだ当分自由には謳歌できないだろう。でも、ミニマムな国内の旅行なら、車での移動で行きやすい場所への旅は可能だ。

少し大きめ、中くらいの、小さな・・・こんな3つの楽しみを半年分はさきどりでスケジュールを始めた。

勉強や旅など、生きる喜びや楽しみはちゃんと用意して、きっちりと仕事をして行く。日々の生活を最大に充実させる術は「ちょっと先の楽しみ」を上手に用意しておくのがベストだ。

今なら、GWあたりの予定を立てるのは当たり前。

わたしは、忘れてしまわないよう、単純に4月~9月の半年間の行動計画はすでに落とし込んでいる。

だからか、あれも、これもと色んなことがらに興味がありはするが、行動計画でどんどん絞り込まれてだいぶ減った。

また、その行動を左右する情報の取り方や、用意するモノなどの選択など、意外なほど忙しい(笑)

そんな先のことはわからないよ~~~とか言わないで!

妄想力を発揮して、春からはやりたい!ことがらを全部出して、どんどん行動計画に落とし込んでみて。

きっと、頭の中のもやもやが晴れてスッキリするハズ。

「自分の春は自分でつかまえよう」

というささやかなしあわせ戦略の話。

高尾梅郷を巡る観梅トレッキング~木下沢特別解放にて / ボタニカルライフ⑨【植物・裏高尾梅郷】

【ブログ新規追加295回】

昨日の春の雨嵐が収まった今日。朝、夫が「高尾に梅を見に行かないと!」と言われ、急いで仕度し高尾目指し、GO!

すごい晴天だからか、JR高尾駅からウォ―キングで高尾山を目指す人が沿道にいっぱい。密だね(怖)

わたしも行くまで知らなかったのが、木下沢の梅林特別解放が8日から始まっていた。9時40分頃、車を沿道に停めて解放時間を待つ列に並ぶ。

ここで、高尾梅郷の情報を書いておこう。

                 ★

毎年3月に裏高尾の旧甲州街道沿いで行われる「高尾梅郷梅まつり」。
今年(2021年)は3月13・14日に開催の予定だったが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となった。


一方で、まつり自体はなくなったが、梅まつり実行委員会では3月8日(月)〜21日(日)の期間に、裏高尾に点在する梅林を自由散策する「観梅ウォーク」を開催中。

高尾梅郷へのアクセスは、梅林周辺には駐車場がないので、高尾駅北口から「小仏」行きのバス に乗るか、歩いていくかになる。

※ ただし、木下沢梅郷では、特別解放中のみ沿道に車を停められる(NXSCOの誘導もあり・おおよそ30台・無料)
(高尾山口駅からも「小仏」行きのバスは出ているが本数はかなり限られる)


歩きであれば高尾駅からでも高尾山口駅からでも同じくらいの距離。(約4,5キロ)

高尾山の帰りに高尾山口駅からふらりと寄ってみるのもいいかもしれない。

ただし、木下沢梅林は結構勾配がキツイ。ちょっとした低山だからウォ―キング感覚じゃなくてトレッキング。

登山あとだと、疲れもピークだから、入口の荒井梅林などの低地梅林がおススメ。

【電車+ウォ―キングで目指す例として】
スタートは高尾駅北口。ここから8つの梅林すべてを回って、一番奥の「小仏梅林」まで歩いていく行程。
距離にして4.5kmで、単純に歩くだけだと所要時間はだいたい1時間ですが、いろんな梅林に寄ると1時間30分〜2時間ほどかかる行程になるだろう。

木下沢梅林までの道すがら、ルアーフィッシングのマス釣り場があったり、裏高尾名物「するさしの豆腐」峰尾商店もある。

また、地元取れたて野菜の無人販売スタンドがいくつもある。

魅力的だからと、ついつい買い込んでしまうと荷物になって大変!

と、旧甲州街道をぶらぶら歩きながら、8つの梅林を訪ねるスロウな旅がいい。途中、景信山登山口とかある。高尾から小仏峠を抜け景信山への縦走ができる。

しかし、梅郷を楽しみ尽くすのなら今回は登山はスル―がいい。

梅の見終わりを楽しむ3月。裏高尾の梅は咲き終わりが遅く、かなり長い間楽しめるけれど、登山と合わせるとまず、時間が足りないし、急こう配な道を延々歩くのには閉口するだろう。

いっぺんに済まそうとせず、最高の見頃を迎えた「梅郷」の梅花と香りを楽しもう。

最後に。

高尾梅郷と源氏物語を掛け合わせた以前のブログから。

紅梅♡♡♡源氏物語の香り」→http://lifetour.blog.jp/archives/1052534765.html

              

満開のマグノリアを見る~春告げる白い花の散り際に立ち会う/ ボタニカルライフ⑧ 【植物・コブシの花】

【ブログ新規追加295回】

家からすぐの低山「ひよどり山」のシンボルツリーである「コブシ」の花が満開を迎えた。

コブシとは・・・和名を辛夷といい、学名をマグノリアという。モクレン科モクレン属の高木だ。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。(wikipediaより)

北海道から九州、朝鮮半島南部の山地に自生する落葉性の樹木で、高さは大きくなると20mにも達する。 3月中旬頃に葉が出てくる前に6枚の花びらをもった大きくて白い花をたくさん咲かせる。 花には芳香があり、満開時期の枝いっぱいに花を付けた様子は遠目からもよく目立つことから、田園などではシンボルツリーとして重用されている。

                 ★

わさわさと、日常を時間が通り過ぎて行くけど、この春告げる樹木の花を見逃すわけにはいかない!と、昨日朝、仕事に出る前に一目見ておこうとひよどり山へ。

大木が離れて3本ある。一番大きい樹木の傘の下に小人みたいに入る。どんどん散っている花の姿を写真に撮りたかった。

ハラハラと散るその様は、まるで雪が降り注いでいるみたいで印象的。

しかし、散る花を撮りたかったのだけど、ふ~ん、難しい。

樹木の花を撮るのがまだまだ苦手。どこをどう撮ったらいいのかわからなくなる(笑)

そんな時は、写真映りからいったん引いて、花の香りや形を楽しむ。

コブシの花にも薄っすらと、青臭いバナナみたいな香りがある。花そのものより、枝先をチョッとへし折り香ってみる。

少し、埃くさい、青臭さはまさに「春を告げるため」に咲く花の香りだ。

小さなベンチで、散り行くコブシをしばし見届ける。

今日の午後から明日の一日は春の嵐だそうだ。雨と風にやられてしまう。

柔らかな白い花がきれいなうちに見ておきたかった、たった10分間、至福のボタニカルタイムだ。

では、また来年、ここで会おう。

あれから10年も~この先10年も / あの震災の日からの10年を書き出してみた【暮らし・生き様】

【ブログ新規追加294回】

昨日、3月11日は東日本大震災から10年、ひとつの区切りを迎えた。

あの日、明け方からずっと同じTV画像(津波)が流れて、それが、いつ止むのかわからない大混乱な日々に突入した、まさに一生忘れられない日となった。

わたしは、当時、病気から仕事に復帰して1年目、まだまだ思うように身体を動させなくもどかしいながらも、やりがいと希望に満ち溢れていた頃だ。

幸いにも東京都下に住んでいたことから、直接、地震での影響を受けたのは、ガソリンが買えない、パンが買えないなどの流通がらみの案件だけだった。

昨日、あの日を思い起こしていたら、それからの10年に起こった様々な思い出が数珠つなぎとなって止まらなくなったの。

で、ネット上でも、「自分のこの10年を振り返る」という記事を目にした。

わたしも真似してみよう!と。

それでは、簡単に振り返ってみよう。

● 2011年・・・東日本大震災勃発。脳出血後1年経過。仕事復帰1年目。

● 2012年・・・営業職が肌に合う。仕事尽くめの毎日。わたしの母の介護がスタートする。

● 2013年・・・仕事・介護に追われる毎日。

● 2014年・・・息子就活成功。夫の両親の愛媛転居。

● 2015年・・・息子の転勤が決まり巣立ちを迎えた。ブログ立ち上げ。

● 2016年・・・わたしの母が亡くなる(看取りと家じまいは大変)兼業ライターをスタート。5月に電子書籍で初出版を果たす。

● 2017年・・・夫の父が亡くなる。

● 2018年・・・夫の母が亡くなる。夫の心筋梗塞発病。

● 2019年・・・夫の心臓手術が2年で6回断続的に続く。兼業ライターを辞める。元号が「令和」となる。

● 2020年・・・新型コロナウイルスが世界中で感染蔓延する。緊急事態宣言の発令、仕事・外出への自粛が2ヶ月続く。2冊目の電子書籍を出版(紙版あり)

● 2021年・・・現在に至る。

人生の区切りがたくさんあった。特に親との永遠の「別れ」が3回。この件は筆舌に尽くしがたい。

また、夫の大病もわたしにとっては、精神的にも肉体的にも経済的にも大打撃の出来事だった。

もうね、書き出しただけで疲れてしまった。

人生のクライマックスが次から次へと、まさに津波のごとく襲いかかってきたんだもの。

きっと、ほとんどの人がこのような苦難や困難に見舞われながらも、強くたくましく生き抜いていくんだろうな。

また、そうするしかないもの。

わたしにとっては厳冬の10年だった。

しかし、苦しい中にも小さな楽しみをきちんと見つけられる心の余裕が持てたのは、読書のおかげだと感じる。

多くの「表現」や「言葉」に触れて、自己肯定感を保ててこれたのだ。

これからの10年も、同じように読書を栄養の「糧」として取り入れて行く。

そして、栄養を吸い取ったあとは、ブログに紹介を残して行こう。

ブログはわたしの自分図書館だもの(笑)