【ブログ新規追加373回】
仕事の現場で、極めて「残念だな・・・」と、感じる人に出会うことがままある。ちょっと、自戒の念も込めつつ、書いておこうかと、思い立った。
こんな人いる?いるよね。
こんなことやる?やっているかも!(汗)
「残念な」という言い方は若干遠回し的で、率直に言うと、手厳しいようだが「仕事の基本がわかっていない」と言い換えられるかもしれない。
ここで言う「仕事の基本」とは、手練手管の忖度まみれでやる仕事が仕事だと勘違いしている人には通じないだろう。
本来、仕事ができるというのは、決してスキル云々ではなく、「その仕事の基本を徹底できるかどうか」なのだ。
あくまでもわたし自身が感じる「残念な」言動と行動の2つを書く。
(これは、仕事だけでなく、日ごろ、何気なくやってしまいがちな事柄なので、誰にでも当てはまるのでは)
① 残念な言動→常に5W1Hが抜ける話しかできない人
文章を書く上で基本となる5W1Hは、言わずと知れた仕事の現場でも置き換えられる公式だ。
ここで、5W1Hをおさらいする。
5W1H・・・「When いつ」「Where どこで」「Who だれが」「What 何を」「Whyなぜ」「How どのように」といった、英単語の頭文字を取ったもので、伝えたい内容をこの要素に沿って構成すると情報の整理がしやすい。
ビジネスや人とのコミュニケーションの際に、この5W1Hを当てはめる習慣を身に着けていけば、どんな状況でも対応可能なのだ。
小学校国語で教わっただけで終わっている場合がほとんどじゃないだろうか。実は、仕事の現場でも常々、「基本中の基本」と言われている。
シンプルな要素だからこそ、使い方によっては、大きく可能性を広げる便利な公式なのだ。
常に5W1Hが抜ける話 しかできない人は、仕事の目的や動機、その仕事をどのように進めるのかなどの手段までを漏れなく確認しない・・・という状況を生みだしている。
そして、そのことに気づいてもいない。
どれか、ひとつでも抜けてしまえば、商談なら破談になる場合も往々にして起こり得る。
これで、仕事が上手く運んでいると思っている場合はおおかた、勘違いしているのだと思う。
例えば、割と多いのが、What(何をするか?)と、When(期間)この2つだけが明確で、そもそもの目的となるWhy(なぜするのか?近々の目的)などが抜け落ちているパターン。
思うに、Whyなくして、WhatやHowなどは導き出せないはずだ。
また、Whyにより、WhatやHowは、自在に変化するものだろう。
にもかかわらず、「とりあえず急ぎで」「〇〇さんに急に言われたから」一番厄介なのが「今までこうしてきたから」という旧態依然。
今、書いたひとつ、ひとつが極めて合理性に欠けるものだと思わない?
今まで、やってきたことで、ノリの良さや空気感で仕事やそれ以外の日常的なことがらを依頼するとか。
仕事を手練手管でこなす現場を見るにつけ、反射神経だけでやっているなと、わたしは感じてしまう。
要するに場当たり的な感じ。
これでは、本当に詰めたい話も詰めて行けない。限られた商談の現場では一度で詰めなければいけない場合が多い。時間のムダは嫌われるだけだ。
早急に5W1Hに合わせて情報伝達の整理をしよう。
そして、それぞれの頭の中と現場での共有事項の組み直したほうがいい。
何しろメールのラリーが激減するだろうから(笑)
もちろん、わたしも、もっときちんとやって行こう。(自戒の念を込める)
★
②残念な行動→メールメッセージを既読スルーする人(癖かも)
これは、仕事上、最もわたしが嫌う行動のひとつ。
わたしは、PCやスマホにメッセ―ジが入っていたら、どんなに忙しくてもとりあえず、メッセージのお礼を入れ、内容に対しては後ほど、じっくり書き込む方法を必ずとる。
お礼だけは、早いのが最も好印象。
仕事が忙しい人に限って、レスがめちゃ早い。見習ってわたしも見つけた段階ですぐにレスする。見つけたのが遅かったらまず「お詫び」からだ。
これは、何も仕事の現場だけじゃない。SNSなどのコミュニケーションツールの場合もまったく同じだ。
何かを感じて、わたしのために時間を使ってくれたことへの感謝しかないと思うから。
一方で、まったく我関せずというか、わたしが、書いたメッセージをずっと放っておかれることがたまにある。
スピード感の違いだろうが、後回しにされたようで大変に悲しいし残念な気分になる。
こういったことが続くと、現場環境に悪い影響が起こりかねない。
やっぱり、メッセージやコメントなどの書き込みにはちゃんと対応したほうがいい。
人の品格って、まず、礼儀からでしょ?
★
● 最後に自戒の念・色々な言葉から
• 人の振り見て我が振り直せ
• 初心忘るべからず
• 凡事徹底
• Back to the basic やっぱり、ここに還るのだ。