【ブログ新規追加406回】
もう、半月以上、お酒を飲んでいない。当然だが、皮膚細菌感染症になって、たぶん、初めて飲みたくなくなったんじゃなかろうか。
そのぐらい痒みの酷さから、お酒で体の体温を1mmも上げたくなかったの。
もうね。このまま行けるかもしれない。
第一、年々さほど飲まなくてもいい日が増えたし、要するに「憂さ晴らし」はしなくてもいい!という毎日だったんだもの。
ブログを始めた2015年か2016年当初にも確か、こんな風にお酒を絶てるかもしれない・・・といった状況があったの。
心理的なもので、精神的に追い詰められたことに所以したのだっけ。その時もまったくお酒を受け付けなくなった。
このことから、わたしのお酒は「食べ物をより美味しく頂くため」の調味料のようなものだと気がついた。
だから、酔いたいとか、たくさん飲みたいとか、そういった部分に関係がなかったのだ。
体の調子が戻ったら、きっと美味しいお酒が飲めるのだと楽しみにしている。
体の声って大事だ。
では、ここで以前のブログの全文掲載をしよう。
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「エブリディ・ワインだったけど」2015年7月1日
お酒の話をしようと思う。
私のワイン好きは周りでも良く知られている。
大体、毎晩グラスに1杯のワインをこの30年間(病気以外)欠かしたことがなく、すべてが赤ワイン。
暑い夏や懇親会などでははじめこそはビールを頂くが、すぐに赤ワインを追加する。
会社ではもう誰もが知っていて、ワインばかの上役がせっせと(笑)用意してくれる。
有り難いことだ。
ただ、飲みながらも、「呑兵衛ではないのよ。1杯だけと決めてそれ以上は頂きません!」 なんて言っている。
とても1杯だなんて・・・ワイン好きが集まれば、皆の一押しを頂きながら、某ドメーヌで飲んだ貴腐ワインの「話」だとか、上役から聞くワインばかの話に夢中だった。
気づけばだいたい5~6杯。
人と一緒だとお酒の量は確実に増える。
一人酒はちょっとで済む。
だから家飲みはとっても経済的なのだ(笑)
特に意識して赤ワインを飲むようになったのは、貧血や老化防止にポリフェノールが大変に良いと新聞で読んだ直後だった。
丁度貧血気味だったことからお医者様に薦めて頂いたことがご縁となった。
実際、動脈硬化を防ぐポリフェノールの医学的根拠も常識的になってきている昨今である。
確かに飲み始めてから貧血の症状が出なくなったと実感したことがあった。
大体180㏄ぐらいを飲むので2日で1本。
私は毎週、土曜日の午前中、食品を1週間分まとめて買い出す。その時にワインは何を買うか、マーケットでちょっと迷うのも楽しいものだ。
ちなみに,先週はスペイン産「王様の涙」を買った。まだ飲んでいない。
銘柄には詳しくはないが、あえて言うならば好みは重めのボルドーとライトなカリフォルニアあたりがマスト。
今日はここまで、と1日の区切りをつけて暮らしのけじめをするのにも、お酒の力が必要だと感じている。
しかしだ。6月28日(日)の午後3時頃一本の電話が入り、痛く、私の自尊心を傷つける話をされたことが心に刺さってしまって、なんと、そこから丸1日何も食べられない状態になった。
他人の身勝手な一言だった。
もちろん、お酒なんてもう全然受付けない。精神的なダメージでお酒が飲めなくなることは、今まで一度もなかったのに信じられないことだった。
否応なしの休肝日だ。今日は7月1日、気持ちを改めて、新しいワインを頂くこととしよう。
うつ病の処方にも1〜2杯のワインを取り入れることがあると主治医から聞いた。
飲み過ぎなければ薬にもなるワイン。なんと素晴らしい飲み物だろう!
いつかはやってみたい、大人の美味しい修学旅行「カリフォルニア ナパバレー・ワインの旅」(数年前のナパバレー大火災の後、ナパの復活の状況は得ていない。詳細はまたの機会に)
ここでは、ワイン仲間を集めて醸造やテロワールやアロマなど専門の知識も吸収できる、最高の思い出となるワインツアーがしてみたい。
国内では大人の美味しい遠足「山梨ワイナリー巡り」。
ここでは是非ワイン造りを体験してみたい・・・と夢は膨らむ。
どうぞ、ワイン好きの方はこっそりと教えてください。旅はいつになるかはわかりませんが。
それまで、当分はコミック「神の雫」でワインの薀蓄にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょう。
※ 少々加筆した。元原稿はこちら→「エブリディ・ワインだったけど