【ブログ新規追加424回】
土曜日は、早朝7時から市場で野菜や肉、魚を買い出す。特に、夏野菜をたくさん買えた日はとてもしあわせ。
しかも、生産者の方々に混じって、トウモロコシの外皮などはその場むしってきてしまい家ですぐ茹でる。
ゴミも最少で済むし、何しろ新鮮さがたまらない。唯一の難点は安いので買い過ぎて冷蔵庫に収納できなくなってしまうこと。
先週の残りの大根やキャベツは今日使い切ろうとか。ちょっと無理そうで(泣)
トップの写真は今朝の戦利品。しめて880円也。激安じゃなかろうか。それでも、かぼちゃ、トマト、さつまいもは近所のスーパーで別に買う。
市場で買い物をするようになってから、食費はそれまでの2分の1になった。この恩恵で少し良い肉や魚、珈琲やお酒、米、調味料などの基本食材の質を上げられた。
野菜も月に2度ほどは、有機野菜も買っみているし、天然の魚も少し使ってみてる。
たしかにオーガニックの野菜や天然の魚は高い。とても毎回は無理。しかし旬の食材を月に2度ほどきちんと食べていることで食への満足感が得られるようになった。
信頼できる品質の食材を市場でまとめ買い。これに勝る買い出しレジャーはなかなか今のところはない。
市場の楽しみは全国の「美味しいもの」が一緒に並んでいて見てるだけで楽しい。今朝は仙台の「南蛮味噌漬」福島の「円盤肉餃子」山梨の「煮ほうとう」を買った。まるでお土産を買ったみたいでこれはこれで楽しい。
例えば、餃子はいつも手づくりするが、たまには名物も食べてみたい。自分の味は安心だけど、飽きるもんだし。このままフライパンにインして水を入れて蓋をして焼くだけ♪
今日のお昼はこれ!と、ここではほぼ衝動買い(笑)
いつかは、イタリアのスローフード協会の会員とかになってみたいわ・・・とか夢もチラっと。
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すてきな食の本を紹介する。
「嵐山吉兆 夏の食卓」徳岡邦夫(著)バジリコ株式会社
簡単レビュー
京都嵐山吉兆の総料理長、徳岡邦夫氏の書かれた、夏ならではの野菜、魚を使った数々の料理のレシピと蘊蓄(うんちく)を披露されている。
四季に通じる「春・夏・秋・冬」と4冊で全巻構成となっている。とにかく、料理の写真が美しく、持っているだけで満足できる優れた料理本だ。
わたしは「夏の食卓」しかまだ持ってはいない。
そのうち全巻揃えたい。
最後の章で、布巾(ふきん)の扱い方にも触れている。
まな板を拭くので一枚。
包丁を拭くので一枚。
素材の水切りに一枚。
周辺の清潔を保つために一枚。
果物にも一枚。
魚にも一枚。と・・・。
布巾の扱いが料理を決める第一歩だとおっしゃられている。
しかも、まとめて洗濯機で洗うのではなく、手でゴシゴシと振り出すのだと。ふりだしというそうだ。
人によって、一日使った布巾を鍋で煮て煮沸する、とか読んだことあるけど、手でゴシゴシ洗ってしっかり干すのが一番清潔な感じがした。
ね。いい本でしょ。持っているだけで料理が上手になるかもしれないし生活美人になれそうな感じもあるし(笑)