★2024年9月20日更新 下町アルプスの半分を縦走ハイキング~都会の尾根道を歩く~3つ登ったが山は1つだけだった(写真多め)【風景・下町アルプス】

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東京アルプス、鎌倉アルプス、沼津アルプスと、日本の各地には低山を数珠つなぎに尾根道が歩ける場所がある。

東京には山の手アルプスと下町アルプスがある。

いつだったか、TV番組の「初耳学」で知った、日本の山信仰は江戸時代の富士山信仰からきたものだと。

東京には小さな丘(20m未満)の山が200はあるそうだ(驚!)

それは、実際には山ではなく、地元の丘を山に見立てて、山が欲しかった住民たちが〇〇山となずけたらしい。

今日、下町アルプスと呼ばれる7つの山のうち、3つを縦走してきた。歩いた距離はすべてで約3キロ。(下町アルプス全行程は約7キロ)

コースタイムはゆっくりの2時間弱(都心ゆえ、あちこち寄り道多し・笑)

ほぼ、平地だし、途中で飛鳥山のパークレール(あすかるご・無料)に乗ったり、帰りも車をピックアップしに行くのに都電さくらトラム(大人168円)を乗ったりと、乗り物を楽しみながら小さな山跡を縦走した。

※コースプラン・・・京浜東北線上中里駅→平塚神社(平塚山)→海野川公園(舟山/ここからはあすかの小径を歩く)→飛鳥山公園(飛鳥山・標高25,4m/あすかるごで下山)→北とぴあ(大展望パノラマ)→都電で王子駅から梶原駅(車を停めてある)で降り終了。

未だ、緊急事態宣言中。なるべく早朝からお昼までに終えられるコースを組んでみた。油断しないで、それでも楽しむために知恵を絞るのだ(笑)

では、写真で順を追ってみよう。

京浜東北線(上中里駅と飛鳥の小径入口)

駅を出ると、急な坂「蝉坂」が現われる。ここの横に1つ目の山がある。

平塚神社(平塚山山頂)上中里駅から2分ほどで山頂に到着(笑)

2つ目の山(舟山)はお隣り、海野川公園に山跡がある。

農業試験場を横目に飛鳥の小径を歩く。国の重要な印刷物製造をする印刷工場など趣のある場所も撮った。

で、最後は3つ目の山「飛鳥山」へ登る。標高モニュメントで記念撮影

ここから王子駅までパークレールあすかるごに乗る。(25.4mの下山)

飛鳥山から北とぴあの大パノラマ展望(無料で利用できる)で東京を眼下に見下ろす。遠くに筑波山も霞んでいた。

最後は王子駅から都電に乗って梶原駅で下車。

               ★

さて、飛鳥山はかの「渋沢栄一」ゆかりの地だ。

本宅(晩香盧)と書庫(青淵文庫)が空襲にも焼けず今でも残されている。

現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の撮影展示会(有料/事前ネット申し込み)が期間限定で催されている。

駆け足でゆかりの地を紹介しよう。

本宅(晩香盧)

書庫(青淵文庫)

「青天を衝け」大河ドラマ館フォトスポット(意外とカッコイイ~イラストが・笑)

写真ラストは渋沢栄一像。

朝7時に出発して、9時半から下町アルプススタート。だいたい予定をこなしたと思い時計を見たら12時。

北区王子界隈は意外なほど歩きやすくコンパクトな印象だった。

山あり、トレッキングやハイキングあり。飛鳥山では芝生広場でディ・キャンプを楽しむテントがた~くさん!

歴史や電車、展望も堪能できる。

行って良かった下町アルプス縦走。

次は残りの(田端から上野)の山4つを制覇するかな。

装備もほぼ要らない、地味に楽しい低山ハイク。

それでも登頂気分を味わえるすごさ(笑)

おススメよ。