【ブログ新規追加517回】
今朝、近所の低山山頂でお茶してきた。
もちろん、ザックに「淹れたてコーヒー」を作る道具(あらかじめ挽いたコーヒー豆とフレンチプレス)をコンパクトにまとめて出かけた。(ここの山及び都立公園内では火器の使用ができないため、保温ポットに熱湯を入れて持参する)
今月は、緊急事態宣言明けでたいそう忙しく、毎日かなりの仕事疲れを引きずりつつ頑張ってきた。
わたしの友だちが以前言っていた話を思い出した。
「ちょっと忙しかったりして、山登りを怠ると身体が変なのよね。調子が狂って何だかスッキリできないの」と。
彼女の健康法は、ただ山に登ることなのだ(笑)
その山が低いか?高いか?どのルートをどう登るのか?などには一切こだわっていない。
というより、まさに無手活流で、ひたすら山を目指す。そうすると、おのずから「気」が身体中に蘇るんだという。
要するに何もせずとも、山のほうから勝手に「元気」をくれるのだそうだ。 だから、心身共に健康を保つため、月に二回の登山を計画しているのだと聞いた。
なるほど。
今朝、夫に「外行ってお茶しようよ~」と、話すと、「山以外ならいいよ」と、素っ気ない。
しかし、わたしは「仕事疲れを山の気で追い払うんだから、一緒について来て♪」と、優しく誘った。
案の定、秋の低山は紅葉も美しく気持ちのいい秋晴れに、夫も「森林浴は気持ちがいいねえ」とか言い始めたのだ(笑)
そのぐらい、お天気のいい日の山は素晴らしい。ただ、忙しくて「遠くの少し高い山」には今月は行けそうもないから、「近所の歩きで行ける低山」を登って気持ちをなだめているんだ。
仕事中心の疲れが溜まったら迷わず登山する。
山に元気をもらい、自分を見つめ、気が散っていても本来の自分を取り戻せる。
これが登山の一番の効用だ。
それに山にさえ行ければ、健康は向こうからやってくるのだから。