【ブログ新規追加523回】
日本百名山をご存知だろうか?富士山をはじめ、八ヶ岳、乗鞍岳、谷川岳、筑波山、浅間山、磐梯山、安達太良山、八甲田山などなど。
日本全国に100座ある名山だ。
近年では、コロナ禍から密を避けられる登山が再びブームとなっている。
そんな中、登って「凄い!」眺めて「美しい」百名山は、登山初心者でも挑戦できる山が多いとあって大人気なのだ。
昨今では、100座登頂を目指して挑戦する人のなんと多いことか!You Tube 動画では探せばいくらでも挑戦している人の画像が見られる。
ガイドを雇っての慎重派から、気軽なソロ登山まで幅が広い。思い立ったらわりと近々で本格的な登山に挑戦できるのも嬉しい。
なにせ、日本の百名山はほぼ無料で登れる。
例えばかのエヴェレストは入山許可として多額の費用(公募隊でも渡航費用や宿泊費込みで400万円から1000万円ほど)がかかる。
それを考えれば、「日本の百名山を1座づつ丹念に登って行く」という趣味は、ハマるのにはもってこい!だろう。
わたしも幼い頃、父と父の職場の後輩2人とともに、百名山の「富士山、蓼科山、霧ヶ峰」と、3座の百名山登山を経験してきた。
今、再び登山熱が高まってはいるが、実際にはすべてを登りきれるとは到底考えられない。またそういった縛りを与えて登山をするのは単なるモチベーション維持にとどまってしまいかねない。
だから百名山にこだわらず、近場の低山から順々に登り始めているところ。また、夫の趣味である「絵」を描いたり「俳句」を詠むには、ゆったりとしたハイキングがぴったりだろう。
大自然をごく堪能するハイキングを目的とするならば、「登るから眺める」へのシフトをしたい!と考えていたのだ。
そんな時に山と渓谷社から出版されている「日本百名山を眺めて歩く」ベストコース30 という本と出会った。
日本百名山を眺めて歩く ベストコース30 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
簡単にレビューする。
昔、百名山の頂きに立ったことを思い出し、ただ、頂上を目指すだけの山登りから一歩進んだ、ゆとりのあるハイキングを味わおう!という画期的な本だ。
特に、首都圏からのハイカーにとって、身近な東日本や甲信越の百名山の山々を眺めながら、自然溢れる里山を歩くハイキングガイドとなっている。
熟年登山者、ハイキング初心者、ファミリーにもうってつけのコースが満載!
※「紹介山岳」一覧
甲信越→富士山、天城山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、蓼科山、霧ヶ峰、乗鞍岳、焼岳、穂高岳、常念岳、五竜岳、白馬岳、高妻山、火打山、妙高山、浅間山
関東→草津白根山、谷川岳、燧ケ岳、至仏山、赤城山、男体山、那須岳、筑波山
東北→安達太良山、磐梯山、蔵王山、岩手山、八幡平、秋田駒ケ岳、八甲田山
全30座のハイキングコースを収録される名書である。