焚火(たきび)の準備をはじめた~人はなぜ火に魅了されるのか~【風景・焚火】

【ブログ新規追加527回】

昨日、神奈川県相模原市での仕事を終えたあと、愛甲郡愛川町にある「とくらや」という薪を専門に扱うお店に行き、オーナーおススメの野趣あふれる「広葉樹薪ミックス4キロ」(税込み550円)を買った。

ここでは、薪4キロを一個買うと、杉の端切れを袋に詰めるだけ入れられる「詰め放題」がサービスされている。

わたしが杉の端切れ詰め放題に夢中になっている数分の間に、祝日の前日とあってどんどん薪を買い求めるお客さんが来店してた。

みなさん、わたしみたいに袋にぎゅうぎゅうと杉の端切れを詰め込まず、数個入れたらサッサと去って行った(笑)

小さな、キャンプグリルにはこのすぐ燃えてしまう杉の端切れが丁度いい。で、どーんと杉端切れを詰め込んできたのがこれ↓

薪割り用のA4サイズの板も一枚入れてきたの。

少し角々しい杉は薪割り用のナタで小さくカットする。

さて、焚火に最適な薪の種類の話をしよう。

今回、オーナーのおススメで購入した「広葉樹ミックス4キロ」のミックスとは(ナラ・クヌギ・サクラ・クリ・ケヤキ)がミックスされているもの。

帰ってから薪について調べてみた。

簡単にまとめると、薪には大きく2つの種類が最適。

針葉樹・・・スギ・ヒノキ・アカマツ・カラマツなんかは、着火はしやすいが火持ちが悪いそうだ。

広葉樹・・・ナラ・クヌギ・サクラ・アカシア・クリ・ケヤキなんかは着火がしにくいが、木の密度が高いから火持ちがいいと、復習した。

で、お店の奥さんが、「焚きつけに使える針葉樹の詰め放題だからたくさん持って行って!」と嬉しいお言葉を頂く。

また、薪は「どういった目的で使うのか?」が最も重要だ。

わたし達は「ディ・キャンプ用」だから「広葉樹ミックス4キロ」が丁度いい。

夜、キャンプでテント泊しないのだから、寒さ対策での火を保ち続ける必要がない。寒くなると薪不足は大きなキャンプでの失敗要因になるんだと、某キャンプ雑誌で読んだ。

わたしは主に料理に使う。

もちろん、他の燃料(ガスバーナーや木炭など)も、利用するけど、薪で燻った料理の美味しさは格別だもん。

「とくらや」では、詰め放題もしっかりとやって(笑)雑談も楽しい大満足の薪買いができた話。

とくらや」は日本単独野営協会推薦のお店。

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さて、なぜ人は火に魅了されるのか?

キャンプの達人だったら、みんなこう答えるだろう「焚火をしないキャンプなんて考えられない!むしろ焚火がしたいからキャンプするんだ!」とね。

古来、人類は「火」と共に進化してきた。これは小学校時代に習った話だ。要するに「火」を怖いものとせず、「操る」ことで生活が豊かになった現象からだそうだ。

「火」に対応する道具を開発したり、野生動物をしとめて焼いて食べると美味いと知ったり、そういった学習する人類の進化に「火」の存在が欠かせなかった。

ありがたい「火」の存在は、「尊敬」の対象でもあったし、「愛情」を表現する対象でもあったそうだ。

焚火を囲んで話せば、なぜだか打ち解けやすいもの。人のDNAに深く入り込んでいる「火」という存在。

「火」があることによって、その場所に人が集まったのは当然だ。

暖かく、美味しい食べ物があり、炎に照らされる人の顔の美しいこと。

こういった、一見地味だが最高の贅沢かもしれない、焚火をするという習慣が持ちたくてわたし達も始めたんだ。

仕事尽くめの毎日にふっと、「焚火しに行こう!」と思い立つ人も多いと聞く。

真に日常から解放されるには焚火の効果は計り知れない。

さて、久しぶりの焚火は、やっぱり練習がなくっちゃね(笑)

文化の日は「焚火」の練習日なのだ(笑)