「西湖・福住オートキャンプ場 山梨県」波のない靜かな湖畔の小さなキャンプ場【風景・オートキャンプ】

【ブログ新規追加544回】

富士五湖のひとつ、西湖の超穴場ともいえる小さな湖畔のオートキャンプ場に行ってきた。

緊急事態宣言が明けた現在、関東近郊のキャンプ場はどこも予約でいっぱい。

キャンプブームかあ・・・。

それでもスノーピーク社長の記事によれば、今年2021年は、全人口の約7%がキャンプやそれに伴うアウトドアを趣味にしているという統計があると。

たった7%!少ないじゃん!と思ったら、流行しているかどうか?の目安は全人口の3%だというのだ。

だから、すでに7%をさらに超えるブームならば流行間違いなしってわけ。

何が、言いたいのかと言えば、キャンプ場の予約が取れない、または、取れにくいのだ。

そういった時、わたしが良く取る方法は「予約なし」で利用できるキャンプ場を選び攻略するのである。

その攻略の絶対的なポイントは「早く行く」これしかない(笑)

誰よりも早く現地に着くことだ。あとはキャンプ場の指示を待てばいい。キャンプ場にもよるが、先着順でどんどん入るところもあれば、渋滞対策で順番のチケットを指定時間に配布するとことろもあるそうだ。

で、昨日わたし達が利用した「西湖 福住オートキャンプ」(デイキャンプで利用時間は17時まで・注;湖畔から富士山は見えない)は、な~んの縛りもなく、ただ好きな時間に行って、適当な場所が空いてれば、そこに車を停めてキャンプをするだけだ。

管理人さんが、お昼ごろ湖畔のテントやタープなど設営場所をグルっと回って「あなたは泊まり?日帰り?」と聞き、その場で集金するシステムだ。

昨日も、その優し気なおじさんは「日帰り?だったら、18時にお帰りで大丈夫よ!」と。

わたしは「えっ?17時じゃないんですか?」と聞き直したら、おじさんは「キャンプ自体は17時までで、撤収はそれからでいいから!」と、優しいお言葉。

要するに夕方の焚火や、暮れなずむ夕日が素晴らしい富士五湖を存分に「堪能」して欲しいという計らいなのかも。妄想が激しいね(笑)

で、実際に昨日は、素晴らしい夕焼けが見られたんだ。おじさん、ありがとう。

料金だが、ディキャンプの場合は(一人700円、車代500円)で1900円支払った。滞在7時間で驚きの安さ。

                ★

明神山から下山後11時に到着した。

河口湖・西湖 の湖北ビューラインという富士山を眺めながらドライブできる道路沿いに「福住オートキャンプ場」はあった。

途中、河口湖「紅葉回廊」の素晴らしい紅葉も眺めながらのドライブは最高!

到着後、湖岸に車2台分ぐらい開いたスペースを見つけてすぐに設営を開始。今回はディキャンプのフル装備を積んできたので設営に少し時間をかけた。

お腹が空き空きで、大きなマルゲリータピザを急いで炭火で焼く。それを頬張りながら段々かたずけが済んで落ち着いた「我が家のにわかリビング」でくつろぐ。

スーパードライのノンアルが美味い(笑)

今日は、ずうっと前に買っておいたダッチオーブンで「かぼちゃの蒸焼き」を作った。

オリーブオイルと岩塩だけの超シンプル料理だ。10分ぐらいでほっくほくの出来上がり。このかぼちゃの蒸し焼きを食べつつ餃子や厚切りカルビを焼いたりドリップコーヒーを淹れたり。

一通り食べたら、待ちに待った「お昼寝」だ。

今日はテントの中にコットをひとつ、厚手のシートと寝袋の寝床をひとつと、二人分の休憩場所を作った。

朝5時に家を出発してからの旅路を思い起こしていたら自然と眠っていた。しかし、驚くほど靜かだ。

キャンプ場のテントは10張りほど。平日だからか、お子さんはまったくいない。ソロのおじさんや、若者。またはカップルか夫婦。

みな、それぞれの好みのギアで設営していた。はじめて「鎌倉天幕」のソロリストやhide out C2の設営風景を見た。 
なんてかっこいいんだろう。

ここは、平日ゆっくりと大人の靜かなキャンプが楽しめる穴場なんだと知った。

で、一時間寝て起きた時、テントの中から撮った写真はこれ↓

ああ~そうだった。湖に来てたんだ。

こんな風に非日常を過ごすのが「大人の休日」なんだろうね。

さて、昨日は皆既月食が夕方16時20分から始まると聞いた。

湖で月食を見られたらいいと願いながら、少し寒くなってきた湖畔を夫とぶらぶら歩く。椅子とランタンを持って移動した。

月食は湖畔からは見られなかった。しかし、燃えるような夕日を見ることができて満足しながら撤収。無事に帰宅した。

一日中、自然の中に身を置くと、小さな悩みはほぼ消滅する。

そして、心の底から活力が沸き上がってくるんだ。

自然の力を借りながらしなやかに生きて行こうと思った「秋ディキャンプ」の話。

「明神山 みょうじんやま 標高1291m」雲海をみるためにパノラマ台へ登る~山梨県山中湖村にて【風景・富士五湖登山】

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山中湖パノラマ台から30分ほどで絶景の頂きへ。

晩秋から初冬にかけて黄金に輝くすすきが見頃を迎えていた。

晴れ渡った空へ、黄金の野原が広がる。

                ★

富士五湖登山をご存知だろうか?

富士山を取り囲む山々にはうってつけの名山が数多くある。気軽なハイキングが楽しめる山があれば、本格的登山が味わえる山もあるのだ。

そして、極めつけは「どの山からも壮大なスケールの富士山が見られる」ことだろう。

で、今朝は、山中湖パノラマ台に早朝7時に出向いた。

驚くほどの「絶景」

それは、クジラの「形」をした山中湖湖面と山中湖村を覆い隠す「雲海」に圧倒される一時だった。

パノラマ台まで、下界の霧の中の運転は怖い!の一言。だって1m先さえまったく見えないほどの深い霧だったんだもの。

尚、パノラマ台までは車で行ける。7~8台ほどしか停められない無料パーキングがある。

パノラマ台の標高はすでに1000m。明神山の山頂へは、このパーキングの中にある登山口から300mほどの急勾配をすすきの林を登ってゆくんだ。

                   ★

さて、今回の「明神山」登山では、頂上を目指さなかった。理由は、早朝の登山道に延々と積もる「霜柱」の道がダメだった。

300m弱の登山道がすべて霜柱となっていると現地の方から聞いた。

早朝は常にマイナス気温だ。

しかも、今日は大変な秋晴れ。下山時には気温も上昇し、滑りやすい足元に怖くてとても登山を楽しめる心境じゃなかったんだ。先を登る夫に「リタイアしよう!」と提案し、瞬く間に承認されたのだ(笑)

山頂を目指さない理由は2つある。一つは明神山はほぼ変化のない、すすきの群生地からなる稜線を歩く。であればパノラマ台の絶景で充分だと気がついた。

もうひとつは、今日、明神山のあと、富士五湖でのディキャンプを予定していたから。

今日は、1100mぐらい登ったが、ほとんど遮るものなど何もない。ただあるのは「まばゆい太陽の光」を存分に浴びる己だった。

最後の一枚は、「朝7時過ぎに雲海を眺めながらコーヒーとコーンスープを淹れる」

さて、明日はオートキャンプのレポートを書く予定。

では、おやすみなさい。

★2024年11月18日更新 キャンプに持っていく本はこれ!~ザ・料理人の本から美味しさの技を盗む♪【風景・キャンプで読む本】

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非日常を存分に味わえるのがキャンプの醍醐味だ。

自然の中であーだこーだしながら、一生懸命揃えた好みのギアで、自分たちの移動リビングや寝室を建ててあつらえる楽しみは計り知れない。

そして考えた通りのリビングが出来あがったら、ゆっくりと深煎りコーヒーを入れて、しばし読書する。

大好きな本も、こっそり車に積んできたから。

もちろん、小難しい本はダメよ。

「食」に関する本がおススメ。

それは、美味しい物がどんな風に作られるのか?どんな人が作るのか?とか、ミシュランのことなんてほとんど知らないとか・・・そういった、今までスル―してきたことがらを知るのがいいんだ。

そして、にわかキャンパー料理人としてその技の一つでも盗めたら最高!でしょ(笑)

そんな「優雅」な時間にぜひ、読みたい料理職人の本を2冊紹介しよう。

ビゴさんのフランスパン」塚本有紀・著(晶文社)

• 簡単レビュー

パンの神様と呼ばれるビゴは、神戸に「ビゴの店」を構えるパン職人だ。日本にフランスパンを伝えた人。本物の味を広めてきたのだ。

そのビゴの真骨頂は「発酵」にある。「発酵」を何より大切にするビゴ。保存料や添加物は使わず、飾り立てもしない。

「パンは人の命の糧だから」これがビゴの哲学だ。

14歳で修行の世界に入り、クロワッサンの「ドンク」での活躍。職人仲間との出会いや天然酵母パンが日本で受け入れられるまでの長い道のり。

第二次世界大戦下のフランスに生まれた一人のパン職人が、フランスの味で日本人の舌を変えるまでの波乱万丈の半世紀を書き起こした。

必見は「ビゴの秘蔵レシピ」だ。

                   ★

もう一冊は「シェフ、美食の大地をめぐる」アラン・デュカス・著(株式会社 原書房)

• 簡単レビュー

『ミシュラン』の8つ星に輝く、フランス料理界の帝王アラン・デュカス自らが筆を執った一書だ。

トリュフ、フォアグラ、チーズ、ワイン、オリーブオイルなど、フランスを代表する食材は、豊かな自然の恵みから育まれて、伝統的な製造法を駆使することで「極上の「食材」に生まれ変わる。

その「極上の食材」を探し求めてアラン・デュカスが作りてや職人を尋ね歩いた紀行書だ。自然と人との対話が織りなす「美食ガストロノミー」の秘密を解き明かす「本物の味」に出会う旅書籍だ。

                  ★

以上、2冊が現在、手元にある料理職人の書籍だ。

フランス料理の星などにはまったく興味はない。しかし、読めば読むほどフランス人の「食」に対する貪欲さが迫りくるんだ。

わたしは、さほど食べ物には欲が低く、とりあえず「美味しいパン」と「チーズ」と「赤ワイン」があれば幸せ。

だから、キャンプの非日常感には、この本を携えて行こうと思う。

森や湖で美味しい焚火料理を作り、ゆらゆらと昇る火を眺めながらの読書は、

贅沢極まりないだろう。

うん、それ、やって来よう!




『LIFE SHIFT ライフシフト2』100年時代の行動戦略(アンドリュー・スコット/リンダ・グラットン 著) 東洋経済新報社【選書・自己啓発】

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LIFE SHIFT2』を今日、手に入れた。

前評判通り、大型書店では軒並み、レジ前にフェア台を用意してど~んと積まれている。

シリーズ累計50万部(ワークシフト、ライフシフト)からの待望の実践編だ。

もう、買うっきゃないでしょ?と、思っていたところに、夫が「もう、買っちゃった!」と。

有難い。代金の半分を進呈させて頂いた(笑)

今週末から飛び石連休みたいなお休みに、じっくり人生戦略を考えながら読むのに打ってつけよ。

帯には、何やら不安を煽るような文句が・・・「日本人の不安に応える」とか。何を指して不安というのだろうか?ぜひ、読み込んで検証したい。

多分、これも各界の様々な著名人などが、我先に!と読後レビューするんだろうな。

ま、もちろん、わたしもレビューする予定。

今日は、シリーズの『ワークシフト』と『ライフシフト』の2冊のレビューブログをここに載せる。

⦿ 『ワークシフト』孤独と貧困から自由になる働き方の未来図

まず、「なぜ、仕事をシフトするのか?」「なぜ、人生のシフトを考えねばならないのか?」という、仕事の選び方や仕事に対するメンタル、思考を育てるのが第一目的の一書だ。

⦿『LIFE SHIFT』100年時代の人生戦略

新年、「100年ライフ」を目指す。(http://lifetour.blog.jp/) ※記事はタイトルをクリック!

さらに、人生の底上げを図るために、「生涯学習のすすめ」と「仕事のチェンジ」を奨励し、人生設計の立て直しを、より具体的に検証された一書だった。

で、今回の『LIFE SHIFT2』では、論じるだけでなく、人生100年時代を前かに、読者がより実践できるように促す「実践編」となっている。

今から楽しみ~~♪

では、読み終わったら、読後レビューするのでしばし時間を頂きますね。

「人生100年の戦略を考える秋」にピッタリな一書。

興味があれば、ぜひ!


「広徳寺」茅葺屋根とイチョウの巨木が荘厳する古刹~晩秋の一日【風景・地域探訪・東京都あきる野市】

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東京都あきる野市のとある山合いにひっそりと佇む「広徳寺」は、1373年創建された名古刹だ。

境内は「厳か」の一言に尽きる。

古刹の最大の見どころは、茅葺屋根の山門よりも「うず高く」そびえる黄金に色づいたイチョウだろう。

苔むした山門をくぐると、そこには落葉したイチョウ葉が敷き詰められている。

まるで黄金の絨毯だ。

朝の清々とした靜かな空気と黄金のイチョウに抱かれたお寺さんだった。

お寺の園内の紅葉も見事!この紅葉を見るために早朝から古刹を訪れる人は絶え間ない。

今日のイチョウ狩りのお土産は「イチョウとモミジの落葉」と「見どころのポストカード3枚」(ポストカードは本堂の縁側に置かれている。あきる野市が作成して無料で配布している。もちろんGetした(笑)

燃えるようなイチョウと苔むした古刹。

晩秋の朝、仕事の前に清廉とした場所で、心靜かに過ごした。

「広徳寺」

所在地→東京都あきる野市小和田234

アクセス→JR五日市線「武藏五日市」駅下車(徒歩30~40分/車6~7分)

拝観料、駐車場(約10台)ともに無料。

イチョウの見頃は11月上旬~11月下旬。




★2024年11月15日更新 冬じたくエッセイ~11月15日はクリスマスツリーを出す日【暮らし・冬じたく】

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11月15日は「七・五・三」今日も可愛い着物姿ではしゃぐ女の子を出先で見た。

子どもの健やかな成長を祝う秋の嘉日。みんな幸せそうだ。

そういえば、「七・五・三」って、日本固有のしきたりというか行事だそうだ。

だから、英語にも訳せない。

また、千歳あめの発祥も「関西」と「東京」の2つがある。

当時、大変に貴重だった砂糖をたっぷり使用した「あめ」はその甘さから、一本食べたら100歳まで生きられる!という、うたい文句で爆発的に世の中に浸透したのだった。

別にどっちが先ってことを争う必要がないのだろう。どちらの由来も未だに健在だ。

子どもの健やかな成長を祝う古来からのしきたりと、それには欠かせないお菓子の話。

そんな、秋晴れの11月15日。

わが家では、クリスマスツリーを出して干す日だ。海外旅行の際に出先で買った、高さ40㎝ほどの小さなクリスマスツリー。

付属の電飾も壊れて電気を入れてもピカピカしないけれど、金銀のモールと一緒にグルグル巻きにして飾ってきた(笑)

これを出すと、大好きな冬の準備が始まる。

新しい小物も先週買った。指先出しの手袋、もこもこアームカバー、もこもこレッグウオーマーなど。全部、仕事にも家でも毎日使う大事な品々ばかり。

今年もよろしくね!の、少々くたびれかけたニット帽、ネックウオーマー、厚手の靴下。これがなければ、冬の登山やキャンプには行けないよ(笑)

先週には、夫の書斎にテーブルコタツを出し、その一角には「わたし専用」のコーナーを用意してもらった。

もう、寒い朝、火の気のないキッチンテーブルではPCは開かない。

暖かなコタツテーブルでPC作業もバッチリよん。

それぞれの部屋に電気ストーブを置いて、最後のオイルストーブは12月でいいや。

と、こんな風に冬じたくをはじめると、楽しい12月を思いワクワクが止まらない。

こんなホットな歌も思い出しちゃった。

冬がはじまるよ」槇原敬之

さて、紅葉も終盤。

きょうは近所の公園でもみじを一枚撮ってきた。ここは真っ赤になるのが遅いんだ。

あと、今週は「イチョウ」「ススキ」を堪能しにある場所へ行こうと、思ってる。

春の桜同様に「焦る」紅葉の時期。

冬の前のつかの間、晩秋を楽しみ切ろう!

秋のオンライン一日体験入学「トラベルライティング講座」に参加する~大学の講義もいいもの♪【紙上講座・京都芸術大学/通信学部】

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久しぶりに大学での講座を受ける。オンラインだもんで緊張感はまったくなし。

ずうっと、気になっていた「京都芸術大学」

現在、67歳の友だち(男性)が、定年を迎えた60歳の時に入学を果たした芸術系大学。

たまたま、見たWEBで、通信学部「トラベルライティング」の授業があるのを知って、とりあえずエントリーしておいた。

何しろ、大好きな「旅」と「文芸」のあれこれを色々聴けるんでは・・・と、楽しみにしている。

おっと、始まった!

簡単に聴いた内容をまとめてみた。(Zoomウェビナー参加者;128名)

本日(90分)のテーマ・・・「旅をどう書くか

話すのは近藤講師;海外を放浪しながら日本の旅雑誌などに紀行文を綴る傍ら大学講師へ→現在トラベルライティングを主に教えている)

⦿ 紀行文とは何か→空間を移動した場所、普段の生活圏を離れた場所のことを書くのが紀行文の基本。まず、メジャーなジャンルではないが、人気があるのも事実。

歴史であれば、その当時のことは概ね、文献を調べて書いていくのだが、現地の人から見聞きしたことを文章にまとめることで残せて行けるし、旅から「未知の体験」を導き、書き起こすことに醍醐味があるのだ。

どうしてそこに行ったのか?誰とどこへ移動したのか?こういったある意味平凡なことがらも「旅」という非日常の行いから自然にストーリーになりやすく、物語を書くことも可能だ。

例えば、「冒険○○」とか、「放浪○○」など。旅を中心においた文章の展開例はいくらでも出せるのではないだろうか?

したがって、紀行文を書こうと思って筆を執ったが、「小説」となる文章ができあがるなど「まま」あることなのだ。

⦿ 旅を中心においた紀行小説の紹介「空白の5マイル

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」角幡唯介・著 (集英社文庫)

「あらすじ」

チベット奥地、ツアンポー川流域に存在する秘境「空白の5マイル」

これまで、数々の冒険家たちが踏破をチャレンジするも、チャレンジを見事に跳ね返すほどの人跡未踏の地だ。

そんなツアンポー渓谷に初踏査をすると、旅立った著者。命の危険も顧みず単独行に挑んだ果てに目にした「光景」とは。

若き冒険作家の野心が満ちる作品だ。

開高健ノンフィクション賞をはじめ、数々の文芸賞受賞。

                   ★

講義後半では、「紀行文をどう書くか」の具体例を述べられた。

⦿ 紀行文をどう書くか→ まず「テーマ」と「書き方」を決めよう。

• テーマ(具体例)→ 旅先で出会った「人」を中心に書く。

ポイントは、出会ったシチュエーション、音、その土地の匂い、臨場感のあるシーン(中心となる出来事)のエピソードを交えてざっくり書いてみよう。

• 書き方→書き方のタッチ(シリアスなのか?おもしろおかしくなのか?)決める。決めたら、だいたい1000~1500文字程度で書く。

ポイントは、構成を考えること。「起承転結」をちゃんと入れる。

1500文字の場合(導入に200文字、話の中心部分に800文字くらい、話の展開とまとめで500文字など。)より具体的に書き起こすために1800文字ぐらい書いて削ればよし。

⦿ 最後に。

紀行文で大切なこと→紀行文の主人公はあくまで「旅した自分」だと。

自分の体験を書くということでは、気持ちをたっぷりと入れることが大事。

すべての一文、一文に書き手の心情がこもっているかどうか?が最重要である。

また、文章は「確実に書く」のが重要だ。「起承転結」を馬鹿にはできない。基礎を大切にする。

(人を感動させるのは文章の上手さではない)参考資料;「雑文集・村上春樹(著)」を引いて述べられた。

まず、切実に伝えたいことを書こう



★2024年11月13日更新 よく晴れた休日は絶好のキャンプ道具メンテナンスの日~これをするのとしないのでは次のキャンプに雲泥の差が!🎶【風景・キャンプ道具の手入れ】

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今日は、先日使ったキャンプ道具のメンテをしている。

せっかく、揃えたキャンプ道具も楽しく使った後の手入れがすご~く大事だ。

芝生に張ったテントや土に建てたタープ。駐車場に広げてみると、芝生や枯れ葉がいっぱい!そうした、ゴミを払い少し天日に充てる。

その間に今回は、タープのロープを新調することにしたので、新しいロープを用意する。↓

ヘキサゴン(6角形)のタープに必要なロープは基本8本~10本。(今回はポール4本で建ててみた)

今回、無事に建てられたが、失敗もあった。それは、使った後のロープの収拾をきちんとしなかったのが原因の頑固なロープ絡み。

つどいの森で楽しくディ・キャンプ。しかし、その後、タープのロープをつけたまま、しまっておいたら、ああ~~~、絡む絡む(泣)

つどいの森のタープ張りで、撤収時にロープをつけたまましまって、葛西海浜公園で海風にさらされながら、絡んだロープを解くのにムダな時間をいっぱい使った(泣)

これでは、限られた時間でキャンプを楽しむのはムリだな・・・と。こころが折れそう(おおげさな・笑)だった。

で、教訓。道具は使った後のメンテナンスがなにより大事!ってことを、肌で感じたのだ。

今日は、タープのロープを全部外した。そして団子と化した白いロープというか純正のひもをすべて一本づつにまとめる。それを一本づつジッパーバッグに入れて保存した。(一本づつ結わえないでいれる。これで絡みから解放されるハズ)

同様に新しく用意した黒のロープとグレーのロープも、端っこを結んで一本ずつ結わえずジッパーバッグに入れた。

「使う時に装着しよう」と、夫と話あって決めた。

そこから、使ったペグの手入れ(泥を払い、曲がってしまったものは取り除くなど)をやって次回、気持ちよく使える準備が整った。

かなり嬉しい状況だ。

キャンプや登山で、これまで壊したものや捨てたものは数々ある。

(登山靴の底が岩を踏んだショックで剥がれてしまった!とか、ペグはテントの付属品が役立たずで使えず買い替えたりトンカチで打ち付けて曲がったり、トレッキングポールは三頭山で下山中に岩に挟まって曲がって壊れたりとか・笑)それだけ自然相手は過酷だともいえる。

絶えず、メンテナンスが必要なんだね。

                 ★

実は、キャンプ道具の種類の多さと手入れの面倒くささに、軽いストレスをずうっと感じてきた。

そんなマイナスな気分も、先日、自分でタープを建ててから、ガラっと気持ちが前向きに変わったのよ。

驚くほどに。

たぶん、「自分の力で自在にできる!」と、分かったからだろう。

なんでも、他人事ではそこまでの気持ちにはなれない。自分事に持って行けた時に壁が取っ払われる。

手入れも、あれほど「めんどくせえ~」と、内心思っていたのが、今は進んでやりたい!と、思うようになった。

とっても単純なわたし(笑)

「掃除」が大好きで「片付け」も大好きだ。

だから「道具のメンテナンス」もハマれば楽しくて仕方がない。きっと、テントやタープを建てるのと同じぐらいの達成感が「道具のメンテナンス」にはあるんじゃないだろうか?

徹底メンテ楽しすぎ!

(なお、最後に紹介した書籍には、ちゃ~んと、ロープの絡まないまとめ方が記載されていた!以前は自分ごとじゃなかったんだろう。ちゃんと読んでないなんて・泣笑)

「道具メンテナンス」が終わったという、どーでもいいけど大事な話(笑)




Peach & Apricot (竹内まりや&杏里)最強のシティ・ポップを聴いて~変わらない素敵さ🎶【暮らし・シティ・ポップ】

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4日前に配信されたばかりの、Peach & Apricot の新曲。

懐かしさと嬉しさが相まって、何度も車の運転中に聴いた。

恋愛 & 仕事。

家族(子育て)& 仕事。

老いとの戦い & 仕事。

すべての女性に当てはまる、人生環境を支えるのはささやかな「やるべきこと」なんだ。

やるべきことは全部仕事だ。金銭が発生しないことだってね。

そんな小さな頑張る気持ちを後押しするような一曲だと思ったからここに載せた。

竹内まりやと杏里。ほぼ年代的にジャストなお二人。(杏里さんは同じ歳)

一見、懐かしいような気分になるけど、そこは一流のクリエイター達。

紡ぎ出される最新のメロディや、さりげない歌詞にどんどん引き込まれる。

「そうそう、わたし達はこんなメロディを聴きながら過ごしてきたんだよね!」と、共感される人も多いだろう。

さて、わたしも家事を終えたら、仕事に出よう。

今週末は、某大学の秋セミナーや、新しい感性がギュっと詰まった某企業のセミナーなどいくつかエントリーしている講義がある。

いつまでも、若く、アグレッシブに生きるための訓練を続けている。

キーワードは「いつまでも続ける」かな。

★2024年11月11日更新 東京発・穴場でディ・キャンプ~葛西海浜公園にて~【風景・誕生日キャンプ】

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「葛西臨海公園」の橋を渡ると葛西海浜公園という干潟のような浜辺がある。そこでは釣り場とディ・キャンプやBBQができる芝生地帯も併設されている。

テントやタープが張れて、火が起こせる(直火は禁止)

橋のたもとに管理棟があり、ディ・キャンプと伝えれば、職員が出てきて利用の仕方を教えてくれる。(だいたい1グループ4人まで。3時間ぐらいの滞在で。なぜなら、ここは橋の開門10時閉門15時30分!とても短い時間しか滞在できない孤島感がたっぷりだ・笑)

葛西海浜公園→https://kasaikaihinpark.com/ ディ・キャンプ、BBQなど公園内は無料。駐車場は葛西臨海公園のパーキング(1時間300円)を利用する。

釣をやる人なら秋にはハゼ釣りやカニ採りが楽しめる。

と、いいことばかり書いているが、実際のディ・キャンプでは、かなり大変。

なぜならそれは、「海風」がネックになる。

You Tube動画でここをアップしている人は多い。しかも、皆きれいにテントやタープを優雅に張ってくつろいでいる。

で、お天気が素晴らしかった今日、意気揚々と海浜公園へ11時過ぎに着き、適当な場所を選んで、さっそくタープを建てていくんだが。

強風が・・・。

それでも、抗って夫とふたりで何とかタープを張り終えた。もう、ヒーヒーだったわ(泣)

まわりに風を遮る防風林とかがほぼない。そのせいで、風との真っ向勝負となってしまった。

そこから焚火台で焚火をしながら、お誕生日ステーキを焼く。風のせいで驚くほど火の回りが早い!エリンギが焦げそうで慌てたよ(笑)

本当はすき焼きの用意もして行ったのだが、それはこれから夜の食事にしようと考え、やめておいた。

しかし、アウトドアを本気でやろう!と、考えると自然との戦いで一年が終わる感じがする。

雨、台風、風、強風など。晴天であっても風の心配があるんだものね。

このあと、あの怪獣みたいなカッコいい陸橋のたもとの「若洲海浜公園キャンプ場と釣り場」も視察しようと考えてはいたが、今日はギブアップ!

まあ、海風にやられたけど、海を堪能した一日だった。

久々の海でかなり童心に還って遊べて楽しかったよ。

なお、隣接する葛西臨海公園には巨大観覧車、水族館、水上バス、広大な園内を回るトレイン、だだっ広い芝生のBBQスポットがある。遊び場には困らないぐらいアクティビティ満載な公園だ。