【ブログ新規追加575回】
我が家の回りの里山にも冬の風景がそこかしこに見られる。
先日、富士山や南アルプスを望む大自然を満喫してきた。
とはいっても、わたしは、近所の自然の良さも良く知っている。
季節ごとの樹々や植物の移り変わりを知りながら、
154mの里山丘陵を登る日々だ。
森林の中を縦横に張り巡らされた木道は足に優しく、
そこに落ち葉が沢山!
踏みしめながら、枯れ葉の布団の優しさに触れ思わず癒されてしまう。
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日ごろは街中での仕事ばかりだから、
こういった自然の中に身を置くことは、
わたしの生活には、もはや食事を摂る事と同じくらい大切で、
慎ましい暮らしに、なくてはならないものになっている。
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自然の中では、すべての命が輝いて見えるものだ。
そんな輝きに触れた休日は心がフラットになれるだけでなく、
大切な何かを心に刻んでいるかのような充実感に包まれる。
四季は常に移り変わり、川の水も留まることなく流れる。
これは普通の風景だが、それらに凄むものたちは無心に命を全うしている。
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翻って、わたしはどうなんだろう?と思う。
変わることを恐れたり、悔やんだり、一つの事に囚われたまま立ち止まってしまったり。
しかし、常々日々の移り変わりをこの目で観る諸行無常から
生命を守る水と風と空気をしっかりと感じて生きたいとも願っている。
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それらとともに最小限の備えで、自然そのまま受け入れて楽しく暮らす。
そのようにして大地に刻まれた地球のドラマを、たまに取る休暇で見るのが、理想かも知れない。
(※写真は、今朝の近所からの富士山↓)
近くても、ちょっと非日常の場所に自分を置く。
その小さな旅のある風景が、この上なく愛おしい。
自然のありように癒され元気づけられて、「明日も精いっぱい、頑張ろう!」と、
いつのまにか活力を貰えるものなんだよ。
ーーー身近な自然、万歳。