「整える19」~自然の中に身をおく幸せ~近所の冬風景【暮らし・雑感】

【ブログ新規追加575回】

我が家の回りの里山にも冬の風景がそこかしこに見られる。

先日、富士山や南アルプスを望む大自然を満喫してきた。

とはいっても、わたしは、近所の自然の良さも良く知っている。

季節ごとの樹々や植物の移り変わりを知りながら、

154mの里山丘陵を登る日々だ。                    

森林の中を縦横に張り巡らされた木道は足に優しく、

そこに落ち葉が沢山!

踏みしめながら、枯れ葉の布団の優しさに触れ思わず癒されてしまう。

               ★

日ごろは街中での仕事ばかりだから、

こういった自然の中に身を置くことは、

わたしの生活には、もはや食事を摂る事と同じくらい大切で、

慎ましい暮らしに、なくてはならないものになっている。

               ★  

自然の中では、すべての命が輝いて見えるものだ。

そんな輝きに触れた休日は心がフラットになれるだけでなく、

大切な何かを心に刻んでいるかのような充実感に包まれる。

四季は常に移り変わり、川の水も留まることなく流れる。

これは普通の風景だが、それらに凄むものたちは無心に命を全うしている。

               ★

翻って、わたしはどうなんだろう?と思う。

変わることを恐れたり、悔やんだり、一つの事に囚われたまま立ち止まってしまったり。

しかし、常々日々の移り変わりをこの目で観る諸行無常から

生命を守る水と風と空気をしっかりと感じて生きたいとも願っている。

               ★

それらとともに最小限の備えで、自然そのまま受け入れて楽しく暮らす。

そのようにして大地に刻まれた地球のドラマを、たまに取る休暇で見るのが、理想かも知れない。

(※写真は、今朝の近所からの富士山↓)

 近くても、ちょっと非日常の場所に自分を置く。

その小さな旅のある風景が、この上なく愛おしい。

自然のありように癒され元気づけられて、「明日も精いっぱい、頑張ろう!」と、

いつのまにか活力を貰えるものなんだよ。

ーーー身近な自然、万歳。

「山道具に魅せられて」~ザックと登山靴がわたしの生活を変えた~雑文エッセイ【風景・山道具】

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山梨の旅2日目の朝。

雨で真っ暗。

さて、どーする?

当初は、帯那山に連なる、低山(792m)の淡雪山

へトレッキングの予定で、前日まで情報を集めていたのだ。

(淡雪山の画像を拝借する↓)

淡雪山は昇仙峡の羅漢寺山を思わせる真っ白な花崗岩が突出した風景が圧巻だと知り、ぜひ行きたい!と願っていたが、朝の時点で悪天候、残念だがあっさりと登山は中止。

で、ホテルをチェックアウトして、甲府市のワークマンプラスでしばしお買い物。

そこから中央市にある、養蚕が盛んだった中央シルク工芸館に行ってみる。ここは、4つの種類の地層が重なり合う、いわゆるフォッサマグナ?みたいな地層の影響で滾々(こんこん)と湧き出る天然温泉が有名だ。

また、すぐそばに、春には千本桜が咲き誇り、南アルプスの展望が素晴らしいパノラマ台を擁する「たいら山」があると知り、温泉を堪能ランチを取り、その足で、たいら山トレッキングへと出向いた。

お昼ごろは、朝の悪天候が嘘のように晴れ渡り、パノラマ台では南アルプスの8つの山がほぼ見えた。八ヶ岳だけが煙って見えず残念。

8つの山は「間ノ岳・北岳・瑞峰山・茅ノ岳・八ヶ岳・鳳凰山・甲武行山・聖岳」まだあったみたいだけど覚えきれな~い!(泣笑)

                    ★

美しい山々を眺めて思ったことは。

ザックを背負って、登山靴を履く人生を送るとはまったく考えていなかった。

子どもの頃、両親の用意してくれたキャンプや登山は、それはそれはワクワクの尽きない楽しい冒険だった。

しかし、大人になる過程では楽しいことはいくらでもあって、いつの間にか山への思いは忘れてしまった。

4年前の上高地旅で、本当に久しぶりの本格的雪中トレッキングをして、「ああ、自然ってこんなに素晴らしいのか。空気も風も緑も水もすべてが美しい」と。

また、行きたい!と考えて、まず近所の里山から歩いてみようと思い立ってもう5年目だ。

歩けば、登れば、自分と向き合う有意義な思考の時間が与えられるのだもの。

今の課題や将来の夢を練りに練るために登っているんだ。

そして、「日本百名山などの有名な山を見に行きながら麓の低山へ登る・泊まる」という、自分の足にあったトレッキングが実現している。

ザックを背負わなければ、登山靴を履かなければ、まったく踏み入れないであろう、地味な里山の原風景。

もう、観光地への旅をする必要はなくなった。

毎月、仕事やものごとをやり切って山へ歩きに行けば、すべての心の汚れや疲れを洗い流せる。

この先も、山行が進めば、少々高い山にも挑戦するだろう。

でも、低山が基本だ。

安心・安定の里山に登り歩いて行こう。

「創作の森 おびな」一日4組だけのプライベート感満載キャンプ場に行く~標高1422mの帯那山にて【風景・山梨県甲府市】

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南アルプスを望む甲府市の里山にひっそりとあるキャンプ場に行ってきた。

今年3月のその存在を知って、3月、5月、7月と3回に渡りキャンプ場の予約をしてきた。

しかし、毎月の緊急事態宣言が延長、延長と、いとも簡単に延長されて、県外への遠出を避けるお達しが出ると、「考えを是正する=キャンセルする」という選択種しかなかった。

そして、やっと、憧れだった「創作の森 おびな」へ、昨日行ってきた。

WEBで見ていたのである程度、様子はわかってはいたが、全体に小さいかなと思った。WEB画像はマジックだから~~~(笑)

ABCDと4つのキャンプサイトがあり、週末はほぼ埋まっているが、平日は空いていて予約は取りやすい。(☎予約のみ)

研修施設やウッドデッキが併設されていて、国や県の教育機関の後押しもあり、付近の里山散策や農業体験などのイベントなどが組まれている。(写真はCサイトから見える管理棟↓)

今回、Aサイトには女子3人のグループが入っていて、朝から焚き火料理でワイワイとにぎやかに楽しんでいた。

わたし達は、その横のCサイトを予約していた。管理人のおばちゃんが、「今日は車をサイト横に置いてオートキャンプしていいよ」と、嬉しい提案を頂いた。

気さくなおばちゃんは、お昼ごろにサイトに来て「お昼でちょっと家で休憩だから、不在します!」と言い、愛車で山を下りて行った。

また、焼き残しの炭や薪を入れる一斗缶を持ってきてくれたりと「至れり尽くせり」だ。

なんだか、ありがたいし、ほっこりする♬

帯那山の山肌に作られたキャンプ場は、AとCだけが車で入れる仕組みになっている。

そして、嬉しいのは2サイトに1つづつトイレがある(もちろん掃除が行き届いた暖房便座のトイレ・笑)

水場はサイト中央に1か所。

わたしは、山でもキャンプ場でもその場所がいくら人気でも絶景でも「トイレ」や「水場」の良しあしで、すべてジャッジしている。

やはり、トイレが残念な場所がとても多いとも感じている。

人に薦める際も「トイレのきれいさ」で判断し勧めているの。

これも、小さなこだわりよ。

                     ★

で、今回のディ・キャンプでやりたかったことは、夫のリクエスト「ハンバーガーと豆のスープ、焼きいもを焚き火で完成させる」というミッション(笑)

結果は、どれもまあまあ、よくできました!という感じ。

そうそう、このサイトの良い所はサイトの中に木製テーブルとイスがあり、調理やテントを収納する時にとても重宝したんだ。

もう一つのミッションは夫の「火遊び拡大」で、焚き火台を4台用意して、薪、木炭、豆炭と次々に試したりミックスしたり。

豆炭はいい具合に焼けたら取り出して、ダッチオーブンの蓋に載せて焼きに拍車をかけたりと、一歩進んだ調理ができた。

スープがふつふつと沸くのを見て、「しあわせ~」と感じたよ。

サイトの中の林はほぼ桜だそう。小枝がたくさん落ちていて、管理のおばちゃんが拾ってきてくれ、スターターとして使わせて頂く。有難い!

                 ★

南アルプスの山々の美しさに涙が出そうになったり、帯那山の見晴らし台から見た夕方の富士山に圧倒されたり。

きれいな山の競演を見せつけられた山梨甲府旅。

おびなのおばちゃんは、「また来る?」って聞くから、わたし達も「桜の時期にぜひ!」とお応えした。

あまり知られていない小さなキャンプ場。

ここでは、1サイトに1グループだから、他人の目が気になることはない。

自由にサイト内を使って、思い切り独自のキャンプを楽しめる。(サイト内はテントが4つ建てられる大きさ)

料金

① 9時~13時(400円)

② 13時~17時(400円)

③ 17時~21時(400円)

④ 21時~翌朝9時(1220円)

※ 泊まり、ディ・キャンプ等、人数ではなく、コマ割りで上記の時間を「足して」支払う。(昨日、わたし達は9時~13時、13時~17時の2コマで800円支払う・激安)駐車場は無料。

絶対にまた行くんだ。

★2023年12月16日更新 山梨・ホテルスティ【風景・旅の徒然】

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山梨に来ている。

今年、3回予約するも、緊急事態宣言発出ですべてキャンセルしてきたキャンプ場で、念願だったディ・キャプを楽しんできた。

標高1471mの高山キャンプ場だ。

そしてディ・キャンプ後、甲府市内のホテルに宿泊している。

甲府ワシントンホテルプラザ。

ワシントンホテルは、友だちの結婚式以来。今日は、甲斐の特産品を使った朝食(和食)付きの6800円の宿泊だ。先日当たったJTBギフトカードにてお支払い(笑)

落ちついたいい感じのお部屋。取ったお部屋は10階と高層なので、甲府の月夜の夜景も素晴らしい。

今日は、南アルプスを見ながらのドライブ。山の美しさに泣きそうになったよ(泣)

そうそう、ホテルステイでのお楽しみは、夜の街をぶらつくことよね!

舞鶴城と県庁のライトアップをつかの間、夕食前に楽しんできた。

明日は、甲府市の里山登山の予定だが、どうも天気が荒れそうだ。

そうなったら、武田の杜トレイルのトレッキングは諦めて、温泉でも入りに行くか(笑)

お天気ほど、じゃじゃ馬なものはないね。

まったく翻弄されっぱなし。

で、今日は夕方の見晴らし台で撮った、雲の傘をまとった富士山の眺めを一枚。(スマホ撮影)

それでは、おやすみなさい♪

★2023年12月15日更新 「整える15」年末の仕事がどんどん終わっていく~今日は「ひとり中じめ」でお菓子やお酒をいっぱい楽しむ日♪【仕事・忘年会ない年の中じめはひとりで】

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師走の慌ただしい仕事がどんどん終わって行く。

今日は15日。

だいたいの今年の仕事の終わりも見えてきた。

今週の寒さったらない!しもやけを押して毎日出ている。

そして、毎日、ひどい渋滞だし(泣)

で、今日は15日だから、後半の仕事も順調に行くようにと願い「ひとり中じめ」をしようと思い立った。

通りがかりの業務スーパーで安いお菓子をばばば~~~っと、買ってきた。(写真は野菜や飲み物なども一緒に撮ってしまい雑多でおしゃれゼロよ)

ストーブで暖かなキッチン。あくせく片づけとかせず、普段はあまり観られないTVを流して、お菓子を食べてハイボールを飲むの(笑)

これで、ストレス解消よ!安いねえ(笑)

わたしのストレス解消法は、「安いお菓子とお酒でひとり中じめをする」という、ど~でもいい話。

もちろん、来週は「ひとり打ち上げ」もするし。これをするために一年間、頑張ってきたんだから~。

最後に、中〆の意味を載せておこう。

※ 中じめとは、中を締めて結ぶこと。宴会や懇親会などで終了前にとりあえず、一区切りをつけて、手締めなどをすること。

さしずめ、わたしは「ひとり中〆」だから、手締めは「一本」でさっぱりとね。

さて、お菓子タイム♪

「整える14」今年中にやりたいこと・やっておきたいことのリストアップを始めた~去年とは違う年越し♪【暮らし・年末の積み上げ】

【ブログ新規追加569回】

12月もほぼ半月を過ぎた。

ここで年末のやりたいこと・やっておきたいことの積み残しをしないために、朝からリストの作成をしている。

そんなの当然じゃん!とか言われそうだけれど、発端は昨日の営業移動中、凄い渋滞に巻き込まれつつ思い立ったのだ。

街中はまだ、さほどの人出ではないが、密を避ける車移動が自粛解禁とともに一斉に増加しているのだから。

「そうだ!コロナで自粛だったこの2年間と、人出の数がまったく違う!」ということを肌身で感じた。

例えば、美容室や病院とか、まず凄い混みようらしい。予約しているにも関わらず、時間通りにはいかないこともままあるはず。

自分の時間軸で動きたくても、そうは問屋が卸さないってワケよ。

思いがけずの渋滞や行列になるたけ巻き込まれないようにするためには、まず、やること(やらねばならないこと)や、やっておきたいことを明確に精査して書き出すことから始めよう。

もちろん、1つ1つのことがらにコースタイムを設けるっていうのもいい。

どうも、詰め込み過ぎてるな?とか感じたなら、適当に抜かして息抜きにカフェにでも逃亡しよう(笑)

あっちこっちと予定があり過ぎてままならないけど、すでに書き出してある大事なことがらからどんどん着手すれば、自分の小さな生業の〆ができる。


さて、わたしの年末やりたいこと・やっておきたいことはこんな。

• やっておきたいことリスト

PCのデータを思い切って整理する(特に写真)

カメラのデータを思い切って整理する(これ大事。ずっとやってないし)

積み立てNISAの再検討(楽天銀行経由じゃない方法とか)

そろそろ「ふるさと納税」やるか?

年賀状の用意

ブログの記事、カテゴリーの整理(所定の場所に保存すべき!)

notion(すべてを一元化するメモ管理アプリ・無料)使えるように勉強する。※ 資料先→https://www.notion.so/ja-jp/product?utm_source=google&utm_campaign=148776554(notion 公式)

• やりたいことリスト

今年登った山のレコメンド(詳細とおすすめ情報)をブログでまとめる

来年の山行計画をざっくりと立てる

おせちに新しいメニューを加える(創作料理)

とまあ、こんなところかな。

まだまだ、増えるだろうリストだけど。

あと、何日とか考えながら、自分を軽く追い込みたい(笑)

で、やり切ったら、極上のお酒を頂くの。

あっ!お酒の「リスト」もアップしなくっちゃね。

と、こうして年末はわいわい・がさがさと暮れていくんだわさ。

あと、17日頑張りましょ。


★2023年12月13日更新 「すす払いの日」12月に当たったもの~これで今年のすす払いができる♪~リベンジ消費その2【暮らし・整える13・リベンジ消費】

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先週、ネット応募でこんなものが当たった。

ファミリーマートの肉まん(Twitterで応募)

JTBのギフトカード15000円分(旅行サイトの応募)

超嬉しい。

特にJTBギフトカード15000円分は即、旅行に使うつもり。

11月に予約したホテルが倒産し、予約に使った楽天ポイント8000円が一気に水の泡となって消えた。(なぜ消えたのかはこちらのブログでどうぞ↓)

というわけで、「失った8000ポイントをギフトカード15000円分当てて回収できた」という話だ。

ずうっと楽しみにしていた「ホテルステイ」それが、一瞬で失くなってしまって、自若茫然だった。

もう、当分泊まりでのお出かけはよそう!と、気持ちは内向きだったんだ。そこに、旅行券の「当選」が!

ウソみたいな、まさにリベンジ消費と言えるだろう。

で、今週はこの幸運をさっそく使って、先月のリベンジ誕生日をやろう!と仕込み中。

忙しい師走だけど、あえて2日間の休みを取り小旅行に出る。

気になるのはお天気だね。今週から、冬本番の寒さになるらしい。

今日12月13日は、新年を迎えるためのこと始めの日として「すす払いの日」にもなっている。

さしずめ、わたしは小旅行で「今年の垢」を落としに行ってこよう。

ああ、何かに当たるって本当に嬉しいもの。いいことはお福分けのつもりでここに書いている。

さ、今日から新年の準備をはじめて行こう!

まずは、すすはらい~~~から(笑)

山とキャンプのご飯は「美味い・軽い・早い」が鉄則~外食の概念がまったく変わった~♪【風景・山キャン飯/整える12】

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萩原編集長の山塾 秒速! 山ごはん』 山と渓谷社

山やキャンプで食べるご飯はどーして美味しいんだろう?

そりゃあ、外で食べるという解放感があるからだと。それに、燃料の豊富さ(薪や練炭、木炭、ガスなど)それぞれの持つ独特の香りが食材をさらに美味しく仕上げるんだ。

わたしは山ごはんの美味しさを知ってから、外食の概念がまったく変わってしまった。

何十年も主婦業をやってきて無数にご飯を作り続けてきた。決して料理上手とは言えないが、それなりに様々な料理を、それなりに美味しく作れるようにはなってきた。

しかし、自分の作る料理にも飽き飽きしていた。コロナ禍で外食もできずだったそんな時に出会った「山とキャンプ」で作るご飯。

ここで、実際にやってみての話をしよう。まずはキャンプから。

キャンプでは、薪や炭だけで作るご飯のメニューや手順を事前に考えて買い出しもし、当日のルーティンをみっちりと考えておかないといけない。

なぜなら、メニューを一品づつ作っていたら、キャンプの間中、焚き火と料理を繰り返していなければならないでしょ(笑)

それじゃあ、時間制限のある中で楽しむのには難しい。

だから、一番大事なのは、まず美味しさでしょ、次に速さでしょ、この2つを徹底して突き詰めて最近では、メニューや仕込みを作り上げているのだ。

例えば、現場での食料を包丁でカットすることを徹底して省くとかね。できるかぎり家で仕込んで出かけるのがいいかと思ってそうしている。

家のキッチンの五徳の数を考えてみて。

五徳が2つの場合は一度に2つ料理を作れるでしょ?五徳が3つのキッチンで普段料理をしている人なら、キャンプでの火元の少なさに驚くだろう。

そこで、わが家では焚き火台(大型1台)とトライポットを利用した小さな焚き火台の2つをメインの調理台として使う形に落ち着いた。

それ以外でも炭火で焼く料理用に、B6タイプの調理焚き火台がある。

これであれば、焚き火台で同時に3つ以上の料理が作れ、トライポットではお湯や鍋でスープを沸かす。

料理が終わったら、網やポットは外して本来の焚き火を楽しむ。

同時にどれだけできるか?が、キャンプをたのしく有意義な時間にできるか?の境界線だろう。

次に山めしの実際は。

さて、山登りの時の山めしには美味い!早い!にもうひとつのポイントを足さねばならない。

それは、軽い!だ。

車で運べるオートキャンプとは一線を画す、人力で運ぶ山のご飯では、軽さは最重要なのだ。

直前の仕込みも、できる限り軽い食材を選び、調理に使う水も少なく、燃料も1ガスバーナー、小フライパンで「美味い・早い・軽い」という三要素を極めてきた。

少ない水で、軽くシンプルな食材でいかに美味しいものを作るか、という制限があるなかでのご飯作りの鉄則だ。

油がなくても美味しいとか、ビジュアルも素晴らしい食材は何か?とか、考えることは多数ある。

最近では、スーパーに行くのが楽しい。乾燥野菜なんか豊富だし、チューブ入りの調味料などのバリエーションも多いから味の新境地を開拓中だ。もちろんレトルトもね。

キャンプといい、山登りといい、いつも天気や季節に左右されつつ、絶好のタイミングをつかめるかが勝負どころだ。

最高の天気や季節に、最高の外めし。旨くないわけないよ。

そう、誰が言ったのか定かではないが「山では空腹は最大の調味料である」という格言がある。そーよ。その通り。

そもそも山だったら、何でも美味しいってことでしょ!(笑)

こんなプラスハンデがあるのだ。カップラーメンだって、激うま~♪

というわけで、外で食べるご飯の美味しさをこれでもか!って、書いてみた。

コロナに気をつけながら、外ご飯を楽しもう!

「整える11」小さな暮らしに変えてわかった本当に必要なもの~捨てるべきは執着だし、持つべきは軽いもの~軽量化を図ろう【風景・小さな暮らし】

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大型の3LDKから少し大きめキッチンのある2DKに移り住んで早や7年。その間にわたしの母や夫の両親を看取り、親達の残した家を家じまいしてきた。

家じまいをせず、残された家を引き継ぐことも可能だったが、何しろ大きな家や古い家はもう、わたし達夫婦にはまったく「興味のない必要もない」ものだった。

だから、家の広さや狭さって、そこに住む人間の人数だけ必要なだけだと、こんなあったりまえの原理が肌身で分かった7年間だった。

もう、無用な空間はいらない。

現在の住まいに住み替えるにあたり、たくさんのものを手放した。勢いづいて手放し過ぎたかもしれないが、今の自分たちに本当に必要なものを知るいい機会となったのは言うまでもない。

料理の道具なども、亡くなった母が愛用していた鉄鍋やフライパンは我が家で再利用している。それももう6年が経ち、そろそろ買い替えの時期だ。

新しく買うならどんなものでも軽いものを

買うからには大事に使えるものを選びたい。一番のポイントは「軽さ」じゃないかしら?

もう、年齢を重ねるたびに思うことは、持ち物の軽量化を図らなければいけない!ということばかりだ。

重いものは必然的に使わなくなるし、重いものは生活を豊かにしてくれるものに囲まれたいわたし達にとっては不要なものでしかない。

「大きいものより小さいもの」「重いものより軽いもの」この2点が今の暮らしを支える基準なのだ。

道具を選び抜いたら、まったく使わなくなったものはこれ!

使う時に疲れない物選びを最優先にすると、まったく使わなくなった物が出てきた。

例えば「掃除機」とか。

小さな暮らしには軽くてサッと使える、ほうきと塵取りのセットがひとつあれば掃除は万端だ。

狭い部屋は掃除機よりもほうきのほうが各段に小回りが利き、いつでもきれいにしておけるし、「掃除機の内部に埃りやゴミを放置したまま置いておく」あの感覚がどうも苦手なの(笑)

体力が低下する世代になって、生活の楽しみ方も大きく変化した

持ち物だけでなく、体調や体力の変化に伴って、暮らしの楽しみもずいぶん変わってきたと思うこの頃。

わたしの一番の趣味は「トレッキング」だ。軽装で野山を歩き回るという極シンプルなアクティビティが好きで仕方がない。

トレッキングにも数々のスタイルがある。登山使用でテントを積んだヤドカリスタイルや、究極まで荷物を減らし、衣服やメモ帳まで軽量化を図るウルトラ・ライト・ハイクなど。

ここでは、ウルトラ・ライト・ハイクを取り上げる。

ウルトラ・ライト・ハイクとは→水・食料・燃料を除いたバックパックの総重量が4,5キロ以下になるようにして山に行くスタイルを指す。一方でテント泊などでは総重量14~20キロにも及ぶ。

わたしも含む体力のない人にとって背負う荷物を軽くするのは、それだけで見たかった景色に近づける一番大切な作業だ。

衣服(ウエア)やザック(ギア)を軽さを基準にして選ぶと、体力がない「しんどさ」が減るだけでなく、今までよりも歩く距離や登る高度を上げられる、という利点がある。

わたしなどは、持ち物が軽くなった分、大好きな山野草を見つけ、撮影したりする「自然を楽しむ」余裕が生まれる。

とはいえ、登りの時は身体を支える相棒となる少々重たい登山靴を履くことも多いし、ザックの中には食料と言う名のお菓子がたんまり入っていることもあるんだ(笑)

• 最後に

これからも、心と身体の負担を減らす軽量化を続けて行くだろう。

まだまだ試行錯誤の連続。

暮らしの中で、わたしにとっての「ちょうど」を探すのが究極の目的。


バカラ・エターナルライツ2021~仕事帰りに恵比寿で道草【暮らし・整える10】

【ブログ新規追加565回】

コロナ禍で、1年4か月ぶりの品川出社。

都心からずいぶん離れていたけれど、道行くビジネスマンやOLさんや旅行者の人とすれ違いながら、「そうそう、この忙しい空気感がいい」と、改めて都会が好きなんだと思い知る。

都会や郊外でもやや都心ぎみの仕事現場を平日はクルーズするから、週末の里山や山で自然を満喫するというバランスで楽しく働いてきた。

そこへ、コロナウィスルの世界的感染での行動制限。度重なる緊急事態宣言に、客先にも訪問停止が続き、仕事にならない2年間を過ごしてきた。

この10月。やっと本来の稼働状況が戻り、12月には、超久しぶりの会社での内勤が実現した。

大げさかもしれないが、本当に辛かった2年。

仕事が満足にできないという生殺しには辟易とした。それでも腐らず頑張った。

そんな、自分に小さな贈り物を2つ用意した。

ひとつは、会社の並びにある「mont・bell 品川ハーベステラス店」でのお買い物。会議の前に会社を通り越してmont・bell へ。

ここでのお買い物は、もちろん「mont・bellカラビナ」2つ購入した。ここの地下の自然食品や有機野菜をふんだんに使った料理は身体に沁みる美味しさ。バーニャカウダを初めて頂いたお店だ。

そして、小さな贈り物のもうひとつが、仕事終わりに恵比寿で見るバカラのクリスマスツリーだ。

バカラ・エターナルライツ2021無料」を見にいそいそと4時45分に退社した。

冬の東京は、本当に美しい場所が目白押し。行ける方はぜひ!

「光」を贈る・・・コロナ禍を乗り切った自分へのプレゼントに最適だろう。

というわけで、今日からまた、頑張れる英気を養ってきた話。