【ブログ新規追加607回】
昨日に引き続き、真冬に取り組むエクササイズの提案を進めて行こう。
昔、米国で大人気の女性作家の「暮らし全般を健やかに楽しく!」みたいな書籍を衝動買いした。
その中にあった印象的な「モーニングエクササイズ」という章があった。
昨日、ブログを書きながらその本を思い出したので、わずかなメモとさらにわずかな記憶を頼りにわたしの経験を書いてみよう。(某書籍はすでの廃版で紹介不可・残念)
書籍の冒頭に書かれていたのは、「朝、どのように目覚めるかで、一日が違ってくる」というフレーズだった。
よく「今日は朝から機嫌が悪い!」なんて言う人いるじゃない。きっと、誰にでも経験があるだろうね。
わたしのあくせくした音大時代の話だが、朝、一番で大学の貸しピアノ室(大学内に20部屋ぐらいあったピアノ1台が入る個室)を借りるために授業の2時間前には大学について朝練習をしていた。
そうでもしなければ、毎週出る課題を消化するのはまず無理(泣)バイトや友だちとのつきあいなんかで毎晩、夜遅くに帰る。いったい家でピアノをいつ練習する?
※こういった課題と練習をどうするか?など学生の悩みをそのまま描いていた漫画「いつもポケットにショパン」には、まったく同じような状態の学生がわんさか出て来るのだ・笑
そうなったら朝、2時間の練習をするために5時に起きて目で楽譜を覚えるスケッチを1時間やって、2時間かけて大学に行く。
バス停からピアノ室まで全速力で走ったもんだ(笑)なぜなら同じように朝練のために来てる学生はとても多かったから。
たった20台アップライトピアノの権利を得るためにしのぎを削っていた。
だいたい7時過ぎから9時前まで、ばばば~~~っと、課題の曲を初見で弾きまくる。
こんな毎日だった。
何年かして、余裕のある演奏家とピアノ講師として職を得ることに成功したのだが、あんなにバサバサした勢いで過ごしていた学生の頃を思い出して、ようやく、心地よい朝の過ごし方にシフトをしていったのよ。「音楽家はエレガントじゃなくっちゃね」って気が付いた。
わたしは、子どもの頃から目覚まし時計は使っていない。今でも。
ということは、一定の時間に眠らなくては希望とする時間には起きられない。当時はショートスリーパーで6時間睡眠を続けていた。もちろん、それだけじゃ睡眠が足りてはいないから、電車やバスではほぼ眠っていた。それでも乗り過ごしたことはなかったのだ。
きちんと眠れば、朝の目覚めは爽快なはず。あまり夜更かしはしてこなかった人生だわ(笑)
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さて、モーニングエクササイズとは?
それは、朝の目覚めをの時をゆったりとした気分で過ごせているか?はたまた、バタバタあくせくしていないか?
常に、気持ちを落ち着かせて、これから始まる一日の準備を丁寧にはじめて行こう。この「ゆたり、丁寧に過ごす」という思考を持つ練習をするのが、モーニングエクササイズなの。
朝、起きたとたんにバタバタと焦ってしまう人は、「早起き」をおすすめする!
また、「そんなの無理!」というのなら「夜更かしはしない!」と、決めよう。この決意だけでも、エレガントな生活に近づくってものなのだ。
早起きが身体にいいことは、誰でも知っている。目覚めのストレッチをしたり、外へ出て新鮮な空気を吸いに散歩もしゃれている。
そして、自分のためにていねいな朝食を用意する。これが美味しくないわけないじゃない!
と、モーニングエクササイズの真骨頂とは「夜更かし厳禁」&「早起き推奨」であるのだ。
アフォメーション(ポジティブな言葉で自分自身に宣言をして、なりたい自分を引き寄せるマインドセットのこと)の力を借りて、やりたいことや叶えたい事を朝、3回口に出して言ってみるのもいいのだそう。
ぜひ、おためしあれ!