【ブログ新規追加621回】
昔、俳優「中村雅俊」さんが、連続で主演していた青春ドラマ。その作品のテーマソングに「生まれてきたのはなぜさ?教えて僕らは誰さ?」という下りがなんとも青い歌詞を今朝、急に思い出した。
確かこの歌詞の中に「こころのあせを流す・・・」みたいなフレーズがあったように思い出したんだ。
なんとなく、検索する気にはなれず。でも「こころのあせ」という言葉を使って一本書いてみようと思い立った。
★
「こころのあせ」とは、いったい何なの?
それは、苦しいことや悲しいことをグッと堪えてこころにしまっておくことかしら?
いいえ、違う。
昨年末、ダイヤモンド富士を見るために高尾山へ登った。その時、山頂で見かけたある光景がとても印象的だった。
それは、沈みゆく太陽に「おてんとうさま!ありがとうございました。」と涙ながらに話されていた若い女性。
あんな風に周りを気にせず、涙を流せるなんて、色々あったんだろうな・・・と、勝手に想像したのだ。登り切るだけでも山は感動するものね。
要するに「こころのあせ」とは、歓喜、感動、悲しみなどの心を激しく揺さぶられた時に溢れ出る涙のこと。
これが、人との繋がりからだとしたら最高に素晴らしい。
誰かと気持ちを通じ合わせて、嬉しいこと、良かったことを一緒に無心に喜び合う。引いていえば悲しみも苦しみも分かち合えることだ。
この時、流した汗や涙が「こころのあせ」だとわたしは思っている。
「こころのあせ」は、若い時しか出ないの?
それは違うね。
年齢なんて関係ない。感動することで感情を呼び覚まされるのだ。唯一の敵は「無関心」(スル―ともいう)だろう。
★
そこで、わたしのほやほやエピソードを書こう。
今朝、大切な友人が、とある新聞記事の1面と3面を飾った。わたしは、嬉しくて電話☎したんだけど、嬉し涙で話ができず・・・。
これは、間違いなく「こころのあせ」だろう。
わたしもまだまだ「こころのあせ」を滔々と流せるんだ。このこと自体に深い喜びを感じたのよ。
長い人生で「こころのあせ」を流した佳き思い出がいっぱい詰まっていたら、そりゃあ、きらっきらした自分でいられるはず。
わたしは、ここ→「きらきらした自分」を目指して生きて行こうと今朝、決めたんだ。
「こころのあせ」を上手に流して、美しいものをいっぱい観て、素晴らしいことには一緒になって喜び、悲しみには同苦し、美味しいものには遠慮をしない人生を送るってね(笑)
で、今朝は市場で直輸入パルマ産生ハムを買ったの。
もちろん、濃いめのボルドーも。
今日もとびっきり、いい「こころのあせ」が流せた自分にご褒美をあげようっと。