さくらさく~小さな思いをまとめる【暮らし・エッセイ】

【ブログ新規追加657回】

ロシアのウクライナ侵攻は、もう20日間も続いている。

あっという間に、数多くの人命が絶たれている。

信じられない事態だ。

と同時に、遠く離れた国に住み、何不自由なく平和に暮らすわたしは、一日も早い停戦を願うばかりで無力感さえも感じている。

TVで、幼子を抱えて「どこに逃げろっていうの!」と叫び、泣き崩れる姿に絶句した。

歴史上、近隣諸国の紛争に巻き込まれてきた事情が「戦争」を当たり前にさせているようにも思える。

対話での停戦もままならない、お互いに引くに引けないところまで追いつめられているんだろう。

でも、そんな己の意地を張り続ける愚かさに驚かされてもいる。

人を殺めてまで勝ちたいのか?

まったくわからない世界の情勢だ。

国民が、自分の意見を持ち自分の意志で立ち上がっているものだとばかり思っていたんだ。

ロシアのウクライナ侵攻は許されない。

だから、たとえ勝ったとしても、人として完全に負けたのだから。

今すぐやめることができるのなら、まだPTにも救いがあるのかもしれない。

せっかく桜の時期になったんで、仕事先の東京で河津桜を撮ってきた。

ウクライナ侵攻は、辛く悲しい場面ばかり。

その反面、わが家では2月に本社勤務に異動となった息子と久しぶりの同居が楽しい。

そして、わたしも3月から新しい仕事を任されて、やりがいと出会いの真っ最中。

これまで 、こんこんと下積みしてきたのが花開いた。

柔らかいコンフォートゾーンを抜け出せた。ややストレスや刺激が多いけれど、得るものも倍増した。

コンフォートゾーンとは→(英語:Comfort zone)とは、「快適な空間」を意味する語である。 心理学などでは、ストレスや不安が無く、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。)

春を感じる桜で、悲しみと喜びと、小さな気持ちを癒そうと思う。

あとは、自分のできることを一生懸命やり続けるだけだ。

気持ちは負けない。