【ブログ新規追加664回】
過集中とは、夢中になって時間を忘れる行動。 その名のとおり過度に集中してしまう現象。 発達障害の方によく見られるもの。
最近、この症状と名前を認知した。
わたしは、かなり集中力が高いタイプ。要するにやり始めたことがらを飽きもせず、ずう~~~っと、やり続けてしまう。
子どもの頃からの強いクセのひとつだ。
しかも特技でいいことだと思っていたんだけれど、最近での医学研究では、「大人のADHD」という一種、発達障害の症状であるのだ。
過集中についての資料→https://ananweb.jp/anan/91358/ananWeb「過集中って何?アスペルガー症候群について」
この記事によると、過集中する人の場合、食事を忘れたり、仕事や人との約束を反古にしたり、やることや仕事の優先順位がつけられなかったりと、生活の質が低いことが述べられている。
ADHDの症状と言われていることの一つに過集中があり、一つの作業に没頭して時間を忘れる、行き過ぎると寝食まで疎かにするまで集中してしまうことなのだという。
集中力の持続と聞くとよく聞こえるが、過集中の場合、自分の持つ体力以上に頑張ってしまい、いざ集中力が切れるとドッと疲れてしまう諸刃の剣なのだ。
かくいうわたしも、NOW現在進行形で過集中の糸が途切れ、朝5時に空腹に見舞われ疲れが出ている状態。
ああ~~米が食べたい(笑)
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ここで、過集中の「強み」と「困難さ」をあげてみる。
強み
1. 集中力が高い
時間や周りの環境に流されることなく、自分が集中したいことに取り組み、没頭することができる。気づいたら何時間もたっているということもあるし、どんな雑音の中でも目標に向かい集中することができる。
2. 高い能力を発揮する
一つのことに集中するおかげで、集中する事柄に対して高い能力を発揮したり、知識を深めることができる場合がある。例えば、人が3時間でかかる作業を1時間で終わらせる人や、専門的な知識や技術を発揮する人がいる。
3. ほめられやすい
集中し高い能力を発揮することで、周囲の評価が高くなることがある。学校生活でも成績がよい場合など、教師からも褒められることが多い。
4. 個性として受け入れられる
集中力が高い、専門性があるといった個性として周りから受け入れられることがある。この過集中の状態が周囲からも、素晴らしい個性と捉えられる場合がある。
困難さ
1. 興味関心がないことに取り組めないことがある
興味や関心があることには集中することができますが、自分の興味・関心が無いことには取り組むことが苦手な場合がある。例えば、事務作業や期限がある必要事項でも、興味・関心が無いから取り組まないこともある。
2. 虚脱状態になることもある
過集中状態が続くと、その後反動で虚脱状態に陥ってしまう場合がある。虚脱状態とは何にたいしても集中することができなかったり、やる気が無くなってしまったり、寝込んでしまうなど心身に影響が現れる状態を指す。
3. 日常生活に支障をきたすこともある
寝る・飲食・排泄などの基本的なことを忘れて没頭してしまうことがある。時間を忘れ、集中してしまい、日常生活に支障をきたしてしまうこともある。
4. 心身の健康を保てない
体のSOSサインに気づくことができず、日常生活に支障をきたしてしまうことが慢性化していくと、心身が不健康になってしまう。栄養失調・睡眠不足になると、体も心も健康とは言えません。睡眠障害に陥ったり、気づいたら倒れてしまったり、重症化してしまうことがある。
5. 過集中していることをじゃまされると感情的になってしまう
やめさせようとする家族に対して暴言を吐くなど、当たってしまうことがある。また周りの音などが気になってしまう場合もある。過集中の状態がある程度落ち着いてからの方が注意を受け入れやすいこともあるようだ。
6.依存性が高まりやすい
インターネットやゲームなど、特定のものに過集中するうちに依存性が高まってしまうこともある。
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書き出してみると、何だかやっぱり普通じゃない?普通を通り越してる感じさえする。
わたしの集中力をもっとも発揮する場面は、こうして文章を一気に書いてしまうことだろう。かなりの速さで一気に書き進める。
そして、ドッと疲れちゃう。頭と身体を一気に使うからだね。
今では、時計の針を幾度も見ることで、過集中を一旦途切れさせる技(笑)を身に着けてるから大丈夫。
本を書いていた時、早朝、猛烈に執筆に集中しても、ちゃんと7時にはご飯を食べて、原稿が途中でも気にせず仕事に出られるようになった。
切り替えってやつが上手にできるか?が大問題。
今では、もうそれほど没頭する案件を抱えていないから、悠々と切り替えを楽しめるようになった。
まあ、わたしの場合は「仮性過集中」のようだし、さほど病的じゃない。
だけれど、症状には当たりが多いから今後も気をつけて生きて行こうと思う。
いくつになっても発達障害だなんて、可能性がいっぱい!(笑)