「料理は集中と瞑想の賜物だ」【暮らし・軽いエッセイ】

【ブログ新規追加720回】

わたしは、主婦だからほぼ、毎日自炊をする。

自炊の一番のメリットは何だと思う?

素材を選べること?

価格を抑えられること?

好きなだけ食べられること?

どれも正解なんだけれど、一番のメリットは

「自分好みの味付けで料理が完成する」ことだと思うのよ。

だって、自炊でわざわざ嫌いな食材は選ばないし、嫌いな味付けにはしないでしょう?!

それに加えて、料理には物凄い「集中力増加」の効果も期待できる。

料理の様々なプロセスを考えて、食材の買い物をして、下ごしらえをして・・・とか、

何しろやるべきことが目白押しだもの。

ぼ~っとしててもできるのは3分待つだけのカップ麺だけ(笑)

わたしは、何かすっきりしない時、気分が晴れない時にはめっちゃ料理をする。

だいたいは肉料理で、煮込みも多い。

大きなお肉を食べやすくカットしたサイコロステーキに大根おろしをいっぱいとか、とにかく面倒くさいプロセスを選んで、なかば無心になって集中するのだ。

特に集中するのが大根おろし(笑)

で、大根おろしでひと汗かいたら、最近のマイブーム「檸檬サワー」をごくごく飲む。

とても料理とはいえない、下準備に全力で臨むのがわたし流よ。

あまりに大根おろしが好きで、キャンプ用品にもおろし器がついた2重シェラカップを夫が買ってくれたし(笑)

また、今、激高~い玉ねぎは大玉を1個買って、それはそれは大事にみじん切りにさせて頂く。

だって、みじん切りこそ、集中の際たるものだから。他のことを考えながら刻んで何度も指を刻んだ経験ありよ(泣)

だから、とにかく集中する。

これで、何となく気分もスッキリ!

炒めものも集中が必要よね。TVなんぞに気を取られて危うく焦がしてしまったり、熱~いフライパンの側面を触って火傷を負ったり。

ね、集中って大事でしょ?

つくづく料理には「集中力」が大事だって、今さら気がついた。

余計なことを考えながら味付けしたら、「へ~んな味」になっっちゃったことも数知れず(泣笑)

料理のプロセスがそれほど多くない!という人は、多分、調味料を計ってはいないだろう。

わたしも全く目分量派だもんで。

とにかく、注意力ややる気が散漫な時は、調味料を計って、手の込んだ料理を作るのをおすすめする。

ひとつ、ひとつのプロセスを丁寧に集中して、最高に旨い自分の味に仕上げてみる。

おそらく、料理の集中って深い瞑想に似てると思う。

その集中が「こころに安らぎを与えてくれる」んだから、瞑想だと言い換えられるのだ。

どうぞ、気持ちがもやっている時は、料理を作ろう!

やる気がなくって、カップラーメンとか、簡単にやっつけてしまうなんて、もってのほか!

時には時間をたっぷり使って、集中して料理のプロセスを堪能しよう。

さて、わが家の晩ご飯は(カニクリームコロッケ、じゃがいものソテー、鶏肉団子と大根の味噌汁、めかぶの三杯酢)これを用意する。

全集中して作るよ。

※ TOPの写真は、先日息子からもらったお土産。

ホテルメイドのリーフパイって、なぜあれほど美味しいのだろう。

包み紙やホテルのネームが入ったリボンがきれいでワクワクしたので一枚撮っておいた。