「小さな印税(おこづかい)生活」【紙上講座・電子書籍の印税】

【ブログ新規追加815回】

昨晩、お世話になっている、某都内出版社からの6月~7月分の書籍純売り上げ(冊数、金額合計など)報告書類が送られてきていた。(たぶん2ヵ月ごとだっけ?ちゃんとわかってはいない結構ズボラ・笑)

そんな時、一瞬思う「わたしは物書きだ」という実感。

たぶん、電子書籍でデビューしている分、気軽なんだろうね。

しかし、「著者の証し」である印税が運ばれてくるんだから、いい加減ではいけない・・・と、気を引き締めてきたこの6年あまり。

延べにすると、毎月20人ぐらいの方がわたしの電子書籍を買って下さっている。

これは、驚きというか意外。川の流れのようで、とても嬉しい。

仕事で毎日、平積み書籍を各5冊・・・などの受注をリアル書店で商談しているわたしが思うに、実店舗では実売につなげるまで時間がかかる。

WEBでは、読者に見つけてもらって、すぐ購入を決めてもらい、書店や出版元、引いては著者には「在庫が一切ない」という最高な環境が電子書籍にはある。

わたしは、紙であっても、電子であっても出版業界に奉公に出た人間だから、本業では精一杯アピールして売り、私生活ではそれこそ夢中で書く毎日が実現している。

在庫(売れ残り)を持たない、願った通りの物書きになって「小さな印税生活」を謳歌中だ。

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ここで、簡単に「紙の書籍と電子書籍の印税の違い」を明記しておこう。

紙書籍は売れなくても作った冊数で印税が発生する。 1万冊本を刷ったら、刷った時点で1万冊分の印税が発生する計算。 対して電子書籍はあくまで売れた分だけだ。 実売数にあわせてお金がもらえる形になる。(資料元→https://konogi.fanbox.cc/posts/945755 電子と紙のどちらで買うのが作家さんのためになりますか?WEB記事より)

紙の印税:販売価格の10%

電子の印税:販売価格の15%

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ブログを書き始めて7年が過ぎ、その間にブックレビューライターとなり大手出版社からの依頼を頂き、書籍のブックレビューライターを約3年ほど勤めた。

この7年の間にやはりブログを読んで頂き、2度の電子書籍執筆依頼を頂いた。

とにかく、この7年間、ブログ、レビュー記事、書籍執筆と書いて、書いて書きまくってきた。(それ以外でもWordpressの導入やアドセンス広告の分野を勉強してブログが収益を上げるまで少しづつ成長路線を開拓してきた)

そして、レビューライターの収入、ブログではGoogleアドセンス、Amazonアソシエイトの広告料、書籍の印税などこの3つの収入が、わたしの「おこづかい」となった。

本業(出版営業)があるぶん、こちらの執筆業で得た金銭については、すべてわたしの旅や趣味に費やす活動費になった。

はじめは収益で旅ができるのが嬉しくって、そりゃあもうね、行きまくったよ(笑)

それも、今では、落ち着いて、かなり行きたい!と思わなければ簡単には出かけなくなった。

また、筆の鈍りはまったくないものの、様々なおこづかい口の金銭がプールされつつあり、「もっと遊ばなきゃいけないんじゃない?!」と、嬉しい悲鳴すらある(笑)

でもね、稼ぐために書いてはいないの。

一生書き続けたいから、ブログは筋トレで毎日書くし、印税を頂けている間は、もう一冊、もう一冊と、細々と書いて行きたいと願っている。

「長く書き続けるのが目標」であるから、売れた分だけ印税の入る電子書籍が性分に合っているとも言える。

今日は、わたしの「小さな印税生活」の裏側を書いてみた。

ずっと書いていたら、びっくりするような大化けするかもしれないし(笑)

まあ、そりゃあ、あるか?ないか?誰にもわからないから面白い。