さよならアンブロ【暮らし・衣類の捨て時(止め時)】

【ブログ新規追加860回】

アンブロのジャンバーにやっとさよならした。

実は、このアンブロ・ジャンバーは息子に買ってあげてたった半年しか着なかったもの。

しかも、小学6年生の夏に上着だけ買ってあげたんだ。

サッカー部に入っていたから、部屋の中には、ナイキの膝あてや、手袋、替え用のパンツ(試合で色がかぶらないようにするため)もちろんユニホーム(№7だった)やスパイク、靴紐、タオル、その他サッカーノートなど色々散乱していたな。

丁度、誕生日にジャンバーが欲しいと言い出し、スポーツショップで「umbro」というイギリスのメーカーの軽いジャンバーを購入した。サイズはMで。

umburoとは→https://www.boas-compras.com/futsal/brand/umbro 3分でわかるUMBRO(アンブロ)

その半年後、中学生になった時、学校のサッカー部で一式揃えた。ジャンバーもアイテムに入っていたので、アンブロはお役目御免となった。

そこで、そのジャンバーをわたしが着るハメになってから、もう22年!

ファスナーの留め金が無くなっても、そこいらの紐を取り付けて修復。

「全然使えるじゃん!」と嘯くわたし。

お次は、袖口が破れて裂けてしまっても、普通に縫い直して修復。

さすがに、背中のエンブレムが薄ら汚れている・・・まっ!自分から見えないんでこれは、これでいい風合いだわ(笑)と、とめどなく、着なくなる日はなかなかやってこなかったの。

それが、息子の「お母さん、アンブロって、いつんだよ~~~!もう、着るのはやめたら?」と、急に言われたのが、一昨年の夏頃。

あんまりにも身の回りを気にしなくなったみたいに言われてショックだった。 それでも汚れるキャンプの時に着たり、雨対策で登山のザックに入れてまだまだ、捨てる気なんてサラサラなかった。

今、わたしの肌となってくれていたアンブロの捨て時がやっと来たんだよ。

しかし、どこまで強盛なんだろうね。わたしは。

ちょっと前に、運転中にラジオを聴いていたら、パーソナリティのマンボウやしろ氏が、「俺って23年前からずっと、同じTシャツ着てるんだ。サッカーブラジル代表のものでカナリア色がくすんで汚れてるけど、首もヨレヨレでちょっと穴も開いてるんだけど、捨てられない!」と。 まわりも、それはそれでかっこいい!とか褒められてるし~とか言っていた。

やっぱり!そういう人っているんだな。わたしのアンブロみたいに(笑)

そして今日、アンブロの次のジャンバーをひとつ買い足したんだ。(ikkaの秋冬もの

ついでに、超ヨレヨレのヒートテックをランニング用Tシャツに替えた(久しぶりにプーマ製)

さらに、今年流行りらしい、キルティングバッグも勢いで購入(デンマーク製)

と、俄然買い物に熱が入った土曜日。

で、アンブロだけど、今ザックの底に雨用で入れておこうと一瞬考えちゃった(泣笑)

そうよ!息子の目に着かなければいいんだし(大笑)

職場の男性上司もおんなじこと言ってた。

(母親が息子の昔の衣類を着る)八百屋さんなんだけど、母親が「俺の中学校時代のジャージ上下を着て店先に出ている」のを目撃してびっくりしたんだそう。

すぐに「恥ずかしくないの?そんな息子のジャージをしかも上下で着るなんて!」と叱咤したら、お母さんは「何いってんの!だいたいは、あら~~~懐かしい宣親君のだね!お母さん若い!」って言われて嬉しそうだったと言っていた。

その姿を見た、上司宣親君のお父さんまで、高校時代のジャージを着て、夫婦ふたりで仲良く店先に立っていたのにはびっくり仰天!だったと言っていた。(汗)

お母さんいわく「懐かしいジャージ姿に花が咲くんだし、どーせ捨てるんなら、最後のご奉公だと思って見ててよ!」と言い放ったそうだ。

そうよ!そうよ!「倹約家の母はみな強し」だもの!

というわけで、なかなか衣類の捨て時(止め時)がわからいものっていうのもあるんだね、という話

断捨離、大好きなんだけど(笑)