谷川岳 天神平から天神峠を経由し天神尾根ハイキング~岩壁鑑賞コース は紅葉の一ノ倉沢~絶景の峡谷を巡る【山風景・谷川岳】

【ブログ新規追加883回】

10月31日。

6時に谷川岳ロープウェィ駅に到着。

すぐに登山届を書きポストに投函する。

今年2番目に良いお天気になった谷川岳の紅葉がとても楽しみだった。

平日とはいえ、人気の山だし、紅葉だしで、せっかく早く着いたんだから、始発8時のロープウエイに乗ろうと列に並んだ。

混雑しないうちに天神平への空中散歩(ゴンドラでの)と洒落込んだ。

たった10分間だが、充分紅葉を、山々を満喫できる。こりゃ乗らなきゃソン(笑)

大人(往復)で2100円!

そして、ロープウエイ山頂(1500m)から、軽く天神峠まで登ろうと考えたが、今日はあまり時間がない。

仕方がないのでリフト(往復750円)を乗り継いで天神尾根へ出た。時折、リフトでハロウインぐんまちゃんと遭遇!可愛い(笑)

天神峠では、トマノ耳とオキノ耳を擁する谷川岳の絶景が見られる。もちろん記念撮影や安全祈願の鐘も鳴らせる(笑)ピークをバックに一枚撮ってもらった。

8時始発のロープウエイに乗って、天神平と天神尾根と天神峠まで行く予定だが、谷川岳ロープウエイ駅に9時には戻りたい。

なぜなら、今日は谷川岳の秘境とも言うべき、一ノ倉沢を尋ねる予定だからだ。

ハイキングで行く場合は約1時間(往復2時間)の道のり。車は通行規制で通年一切入れない。

そこで、近年登場した電気バスなる乗り物(片道500円)に乗ってハイキングをショートカットしたかったんだ。

これに乗れないと、徒歩しか一の倉沢に行く手段はない。

せめて行きだけでも乗れれば時間の節約にもなるし。(結局、帰りも乗った・笑)

この電気バスは法令で運転手とガイドを含む10人までしか乗車できない。(先着順で予約不可)

しかも、1時間に1本!わたし達も9時20分にバス亭に辿りついたものの、あと1人しか乗れないということで、断念して1時間待ちをした。

その間は、登山に来た方々と歓談したり、2回目の朝食を食べたりして過ごしたら、あっという間だった。

ぽかぽか陽気と燃えるような紅葉で気分がとても良い。

そしてお待ちかねの電気バス(時速17キロで走りとても静かな乗り物だ)では、きれいな山ガールのガイドさんから、谷川岳のアレコレをいっぱい聞かせてもらい知識がさらに深まった。

最初の見どころ「マチガ沢」では、バスを停車させてプチ撮影タイム。

日本三大急登の「西黒尾根登山口」では石ゴロゴロ すごい登り坂でびっくり!

そんな見どころを紹介されながら、バスから眺めていたらあっという間の25分で憧れの一ノ倉沢に到着した。

烏帽子岩がそそり立つ一ノ倉沢は、穂高岳や剣岳と並ぶ日本三大岩場に挙げられている。

そして、紅葉の季節には、最高の見せ場が訪れる。

残雪が輝く青く深い岩壁と、眼前低山の紅葉のコントラスト そして石ごろごろの沢には石清水がさらさらと流れる。今だけの絶景。

もう、今日ここを歩き、この絶景に浸れただけで大満足だ。

眺める登山では、使える乗り物を徹底的に使って、天気や時間を味方につけられればいいのだ。

で、それからあちこちと周りながら、18時に伊香保・渋川温泉のとあるホテルにチェックインした。

あちこち周った場所やホテル云々は後々のブログで!

では、また。