【ブログ新規追加908回】
子どもが家を出て(今は戻ってるが)夫婦2人の生活になって。
仕事や暮らしのスタイルを年齢に合った形に変えたい!と、思いつつ、
そんなのんきな暮らし方の変更したい!なんて、忘れていたんだ。
しかし、あることが年齢を重ねるための、人生のささやかな節目が訪れた。
あることとは、「味覚」のこと。
ここ数年、良く作るのはレシピいらずの自由な料理。
旬の素材を美味しく食べる。
このことを基本におけば、お献立に悩むことはない。
ただ、最近、好みというか味の好き嫌いがすごく出てきた。また、胃弱の症状が出て来たのね。
中年になって、量もあまりいらないし、食べたいものを考えると、少量な単品ばかり。
例えば、生たまごご飯(毎日食べたい・笑)とか、ニラの油炒めとか、なぜか、栄養が欲しくて牛乳を飲みたくもなるんだ。
本当に不思議。
こんな、適当な好みに振り回されてしまうんだけれど、もう、料理名にとらわれずに、素材の持ち味を生かす・・・名もなき料理ばかりが並ぶ食卓となってきた。
「厚揚げとニラの煮びたし・ラー油入り」とか、「牛乳たっぷりのじゃがいも&ベーコンのグラタン」(これは20代の時に知り合いから教わった作り方でホウレン草でもOK)とか。
極めつけは、牛肉なしのビーフシチュー(笑)
ハインツの缶入りデミグラスソースを使って牛肉の出汁だけが香る根菜(かぼちゃや蓮根たっぷり)のシチュー(ミルクをたら~りと入れても美味しい)
というわけで、わたし流の創作料理をほぼ、毎日仕込んでいるのだ(笑)
きっと、名もなき料理を美味しく食べられている間は、健康で楽しく生きられそうよ。
心も体も健やかに過ごせる「今の自分に丁度いい食事」が名もなき料理なんだろう。
ま、固定観念にとらわれずに自由な発想で美味しければ、それでよし!
では、また。