【ブログ新規追加975回】
簡単レビューと著者像(略歴)
今回の選書はわたしのライフワーク「山登り・トレッキングやハイキング」をとことん楽しむための教科書を紹介する。
ざっと、大目次を上げてみる。
① 心と体を見つめ直そう
② 山歩きで健康な体を手に入れる
③ 病気の予防につながる山歩き
④ 脳トレ効果もある山歩き
⑤ ストレス解消で心も健やか
⑥ 体によい山歩きを実現するために
と、こんな興味深い大目次だ。この⑥が特に大事かもしれない。
例えば、山に登る前のウオーミングアップの重要性とか(後で大変な足腰にならないための柔軟体操のすすめ)
もちろん、登ったあとのアフターケアも大事。また、楽しく末永く登山を楽しむためには、日ごろのトレーニングも大事だと。
で、継続が大事でだいたい、身の丈にあった低山~高山を慎重に選び、月1回のペースで登山すれば、より体に効くということだ。
わたし達夫婦もこの数年、延べにはなるが月1回ぐらいは山行に出かけてきた。
登山内容に合わせた装備(ウエアの重ね着や適量なザックや登山靴、トレッキングポールなど用意する)
それ以外でも、夫は心臓の経過を見ながら、定期健診が終わった後にするとか、登山を楽しむ工夫を重ねてきた。
本書では、紫外線対策や虫対策、登山先で食べる食料や水分のお薦めとか情報が盛りだくさん!
これまで何度も読み返してきた名書なのだ。
また、著者が女性なのも嬉しい。常に「ムリせず」という配慮の元に書かれていてとても好感が持てるのだ。
ここに著者である「柏 澄子さん」の略歴を載せておこう。
柏 澄子
1967年、千葉県生まれ。フリーランスライター。登山全般のほか、ヒマラヤ山岳地帯やチベット文化圏に住む民族の暮らし・文化をテーマに、山岳雑誌、新聞、書籍などに執筆する。高校、大学時代に山岳部で登山を学び、2000年ヨセミテでのクライミング、02年チョ・オユー(ヒマラヤ・8201m)登頂、04年牛心山(中国・4942m)南東稜登攀、05年スンメル・アルプス(ノルウェー)でのテレマークスキー滑降などのほか、毎年、ヒマラヤ地域でのトレッキング、ラフティング、旅を繰り返す.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)
さて、2月の山行はまだ決めてはいない。
おぼろげながら、今年も北アルプスには登る予定でいる。それは夏シーズンのこと。
まだまだ、これからトレーニングもひたひたとやりつつ、ひとつ、ひとつの山行を楽しみに準備して行く。
本書の副題の「大切な仲間に教えたくなる山の効用」というのがとても気に入ったの。
わたしのブログを読んで下さる方々へお届けしたくて書いた。
それでは、また!