【ブログ新規追加975回】
福寿草 (ふくじゅそう)
(元日草(がんじつそう)、 朔日草(ついたちそう)) (Amur adonis, Pheasant's eye)
2月に入った。今朝、いつもの山に福寿草の育成を見に行ってきた。
同じように一眼レフを携えた方々も福寿草目当てで撮影に来ていた。
まだ、つぼみが多く、花が開いたら葉が出て来るので、枯れ葉の布団にくるまって健気に芽を出していた。
福寿草の花言葉は「幸せを招く・永久の幸福」だ。
福寿草という名前からも分かるよう、古くから日本で福を招く植物として知られてきた。
福寿草の説明 ・金鳳花(きんぽうげ)科。 ・学名 Adonis amurensis Adonis : フクジュソウ属 amurensis : アムール川流域の (黒竜河:中国北東部) Adonis(アドニス)は、 ギリシャ神話に登場する人物。 イノシシの牙に突かれて 死んでしまった青年の名前に由来。 傷から出た、 血のように赤い花にたとえた。 (欧州産の本属のものは、 黄色い花ではなく 赤い花らしい)
お正月に花屋さんで 売られているものは ハウス栽培されたもの。 花芽は晩秋にできるので、 その後約1ヶ月、 寒さにあわせて室内に とりこんでおくと お正月頃に咲く。 屋外でふつうに咲き出すのは 2月上旬頃から。 ・光や温度に非常に敏感で、 昼間でも日がさえぎられると 1~2分で花がしぼみ、 再び日があたると いつの間にか花が開く。 寒い時期に咲くので、 花びらを開閉することで 花の中の温度を 下げないようにしている。
春を告げる花の紹介。
野山や丘陵など、福寿草が咲く場所をおさえておくと毎年、春一番に会いに行ける。
野山に山野草の咲く場所を見つけ、花の季節に会いに行くのが、わたしのささやかなライフワーク。
今年も終わりかけの蝋梅に間に合ってあのかぐわしい香りも満喫でき、福寿草の芽吹きに出会えた。
寒い朝でも、とても幸せよ。
では、また。