【ブログ新規追加1001回】
2月16日、市民活動(おもにNPO団体)のお助け講座に参加した。その時、お助けをする「プロボノワーカー登録」をしてきた。
※ プロボノとは→仕事で培った専門的なスキル、経験等をボランティアとして提供し、地域・社会課題の解決に成果をもたらすこと。(当日頂いた資料より)
プロボノの語源だがラテン語の「Pro Bono Publico」公共善のため という意味になる。
もう少し、説明して行こう。
プロボノは、欧米の弁護士など法律に関わる人々が無料報酬で行う無料法律相談、無料弁護活動などを指してきた。
日本では、米国タップルートで学んだ認定NPO法人「サービスグラント」により2010年頃に本格的な活動が始まった。(現在、関東圏のオンライン説明会の応募3月8日分が可能・わたしも応募済み)
おもに、被災地支援・復興支援等で活躍の広がりから周知されて行った。
一般企業においてもNECやゴールドマンサックス(金融)がプロボノ参加者を社内で募集、先駆的な役割を果たす。
現在、周知が進むSDGsやCSR等、企業における社会貢献活動及び、人材制度、リーダーシップスキル、キャリア開発など社内還元の観点からプロボノへの参加を促す企業が陸続と増えつつある。
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SDGs活動の話をちょっと。わたしの勤める出版社でも、早くから国の認定企業としてSDGs活動に全社員あげて従事してきた。紙資源の削減と連絡などのロスタイム削減を目指し社員にPC、スキャナーを貸与し、紙を減らし、通信費を減らす活動がこの数年で勢い浸透した。
もちろん、コロナ禍のテレワーク中心の会議にシフトしたことで、場所の縛りがなくなり、今では自由に好きな場所で会議参加が可能となったことで仕事の幅が広がったといえよう。
SDGsにしっかり取り組むことは、資源への無駄削減だけじゃなかった。空いた時間でわたしなどは、地域貢献したい!と考える時間の余裕が生まれたのだから。
話をプロボノに戻そう。
さらに、2018年頃から、各企業でも「副業・複業」の解禁が進み、プロボノを市場価値の試行ステップとして活用する流れが起こってきた。
マルチステージともいえる、キャリア開発の一環として活用できるプロボノワーカーという働き方の紹介をしてみた。
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数年前に読んだ堀江貴文氏の書籍にこんな一文があった。
「仕事は作るもの。今すぐ自分の考え方を与えられる(与えてもらう)から作り出すへシフトしよう!それが生き残る道だ」
とあった。
わたしもこの先、とうぶん会社員として働くだろう。
しかし、どこかで「そろそろ地域貢献せねば・・・」と漠然と考えていた。
そんな時に舞い込んだプロボノワーカーの現在を知る講座。広く声をかけて下さった知人には感謝だ。
知人は「市民活動(ボランティア)の精神自体に価値がある」とおっしゃる。なんと崇高なんだろう。
仕事とは稼いでなんぼ。これが普通の意識だ。
しかし、稼ぐことが目的でない社会活動に興味が湧いてきた2023年。
プロボノワーカーに登録した日。すぐに「キュレーションサイトの記事執筆」という案件を頂いたが、諸事情により今回はマッチングを見送った。
わたしもやっと、社会活動に打って出ているよ、という新しい分野の話。
では、また!