【ブログ新規追加1014回】
昨日、2022年度のすべての営業を無事に終えた。
今日からの5日間は新年度スタートのためにゆっくりと過ごす予定だ。
出かける予定も事細かく組んでいたのだが、思わぬアクシデントに見舞われて、今週いっぱいは自宅待機する(泣)
それでも、年度末を終えて、自分の誕生日をささやかに祝おうと思う。
今日は2017年当時「LifeTour21st」Live doorブログに日ハム時代の大谷選手の話を書いていたので、こちらのWordpressブログにも再登場させてみた。
2017年当時、わたしは職業ライターの執筆分野に迷っていた。
そんな時、大谷選手の二刀流にかける思いを知り「そうだ!わたしも微力ながら真似をしてみたい!」と考えてブログに長文エッセイにして書き残していた。
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「二刀流のすすめ」※加筆なし
「二刀流には3つの意味がある」① He yses two-swords (文字どうり、彼は二刀流だ Swords=刀)
② I like both sneets and alcoholic drinks (私は甘い物も酒も両方好きです)
③ He is bisexual (男も女も、また両刀使い) 2017,1,21付け「東スポ」の記事より
わたしは、スポーツ新聞やスポーツ雑誌が大好きで、毎週のように図書館で必ずまとめて目を通すようにしている。
特に、スポーツ新聞が好きなのは、世間の情報がもうこれでもか!というぐらい誌面に盛り込まれていて、読む者をグイグイと引き込んでゆく勢いに溢れているからだ。
スポーツ系新聞・雑誌は、こんなこと書いていいの?と言わんばかりの世間のえせわな話や裏社会の猥雑な部分の記事まで、また政治・経済・教育なども見出しでざっと見やすく書かれているのが便利で好きな部分。
わたしの気持ちとしては、マンガ本を読むのとほぼ同じ位置づけだけど(笑)
まあ、たまに仕事で使う新幹線で、駅弁やビールに車内で300円のコーヒーといっしょにスポーツ紙を買う・・・こんな大阪出張&研修に行く途中の時間が本当は一番楽しい。
一方で、昨年も観光で良く飛行機に乗ったが、なぜか海外へ行く成田空港でスポーツ紙を読もうとは思わない。
やはりこういう時の気分は、短編小説や旅のガイドってところなのかしら。
departure…旅立ちだもん(笑)
スポーツ誌の話題では、昨年はシーズン末、日ハムと広島カープの日本一を狙う戦いが連日繰り広げられていたが、スポーツ紙の一面では、個人としてはほぼ、大谷翔平選手の「二刀流」という3文字が躍っていたことを思い出した。
二刀流の意味をいまさら、事細かに説明することもないが、「両手に剣を構える剣術」で、あの宮本武蔵の剣法だ。(二天一流のことでちょっと意味合いは違うけど。)
では、大谷選手の何が二刀流なのだろう?
野球に疎いわたしは、雑誌ナンバーで大谷選手特集を読み込んでみたところ、要するに、「打つ・投げるの両方がずば抜けている」ということだと。
昨年は二刀流も順調に進化を遂げて、投手としては163k越える速球をこなし、何と22本の本塁打を飛ばした。
球界のうるさ型をもメロメロにして、「日本の宝」との異名まで我が物にする。敵も味方も米大リーグをも、プロ野球ファンでなくても「スゲェ~」と思わず言ってしまうこんな人が他にいたであろうか?
大谷選手は今のところ、誰にも似ていない前人未到の領域に、あのあどけない笑顔を振りまきながら踏み込んでいる・・・と、ナンバーの記事では結ばれていた。
ふ~ん、やっぱりすごいんだな(今更~)。
きっと彼の瞳の先は大リーグだ。日本一、МVP、最速記録更新と、どんどん自分の見える景色が変わってきて、今までの景色がみるみる色あせ、もうその先しか見えていない、海を越えて遠くに行くしか自分の道は見えなくなっている。
まわりの人からは、羨ましいけどどこか寂しい印象がつきまとって見える。
彼のこうした活躍を国内ではあとどのくらい見られるのだろうか。・・・今年もまた新たなシーズンが始まる。
先日撮った温室のカトレア。
さて新たな年の始まり、大谷選手の活躍はこれぐらいにして、今度はわたしの職業ライターの仕事についての話をすこししよう。
新年明けて2週間。
職業ライターとして、これから書くジャンルの内容に大いに悩んでいた。
なぜなら、「書籍のレビューを書く」というやりやたかった分野はすでのに達成でき、そこでも結構小さな戦争が巻き起こっている世界(書きたい書籍ばかりじゃないことが戦い)でもある。
しかし、書き手としてはバランスをとるために好きではない別の新しいジャンルにも挑戦しなけりゃなあと、ムクムクと意欲の塊が疼き、気持ちも高揚していた。
そろそろハードルを上げてもいいだろう!と舵を切るつもりで思案を重ねてきたんだ。
意外なくらい仕事のオファーは多く、昨年からかなりの案件を生意気にも断ってきたが、どうしようかな?と思える仕事が急浮上してきたのが先週。
一つが、ライフスタイル全般の記事の編集者(編集は未経験!できるか?)、もう一つがスポーツ関係の記事やエッセイの執筆だ。もう迷ってしまい、数日棚上げ状態で本業の絵業に精進していた。
さすがに、ブックレビュー、スポーツ記事、ライフスタイル記事の編集者と、3つも掛け持ちできるほどの体力も文章力も創作能力も持ち合わせない。
これらのお誘いは、応募資料に紹介しているこのブログに目を通して頂いた結果なので、ある程度のレベルは越えているのだと自負ている。
ここは、しっかりと自己分析をして、未経験の編集者はお断りして、スポーツ関連の記事やエッセイを独自の視点で書き下ろして行こうと決め、とあるメディア出版のお誘いを引き受けることに決めた。
二刀流というほどでもないが、同時にいくつもの仕事をこなしていける間は、全力で受けて立とうと肚が決まった。
なお、わたしは1つの技術で2つの方法を駆使するのが「二刀流」、複数の技術を掛け持ちするのが「複線思考」と定義付けている。
同時にできることがあれば、どんどんやっていくことでバランスが保てると考えるから、二刀流を自他共に勧めているわけだ。
わたしは本業の退職までまだ10年以上あるが、そろそろ年齢的にも動から静へという仕事のシフトチェンジを見据え、少しずつ進めて行けたらと考えている。
書けるジャンルが増えていくことで、文体にも磨きをかけて行けるところが嬉しいし、夢もささやかだがあるので、そこに近づきたいと思うのである。
まあ、編集者とのやりとりに苦心すると思うと憂鬱だが、書き手は編集者を乗り越えなければならない。プロの編集者ほど大変な仕事はないなとも思うし、そう実感しているから。
毎日2~3個の憂鬱を抱えながらも、それを乗り越えたり達成したりして、今年は”大胆に勝負”すると決めた年初。
先週末からの新しい分野の執筆に、ワクワクと憂鬱が入り混じった気分でいる。少しでも早く本業との二刀流をベースに乗せ、自分のペースを見出すために、月末までの数日間しっかりと情報収集をして執筆を始めたいと思う。
さあさ!体力勝負だから、お肉食べなくちゃ(笑)
※ 2017年にスタートした小学館関連のWEBライターは2023年3月31日で無事契約満了する。
「飴とムチ」を上手に使い分ける編集者との二人三脚だったわ。
めっちゃ、苦しく楽しかった。
〇UNAGU14さん、ありがとうございました。