『BLUE GIAT』石塚 真一・著 小学館ビッグコミック【選書・JAZZ音楽&文化】

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『BLUE GIANT』石塚 真一・著(小学館ビッグコミック)

簡単レビュー

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。
雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

               ★

現在、映画も公開中。

映画『BLUE GIANT』公式サイトからの抜粋をどうぞ!

資料元→https://bluegiant-movie.jp/introduction.html

2013年に石塚真一が「ビッグコミック」(小学館)で連載を開始した漫画「BLUE GIANT」。

世界一のジャズプレーヤーを目指す青年・宮本(ミヤモト) 大(ダイ)を中心とした、エキサイティングで感動的なストーリー、音楽シーンの圧倒的表現力などで多くの読者を魅了し、“音が聞こえてくる漫画”とも評されている。

第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 大賞および第62回小学館漫画賞(一般向け部門)など受賞多数。多くの著名人からも絶賛され、コミックスのシリーズ累計部数は890万部を超える大ヒット作品となった。

世界最古のジャズレーベル「BLUE NOTE RECORDS」とのコラボレーション・コンピ・アルバムの発売や、ブルーノート東京でのライブイベント「BLUE GIANT NIGHTS」の開催、Spotify とのコラボ・プレイリストの公開など、現実のジャズシーンにも影響を与えている。


その「BLUE GIANT」が、満を持して初めて映像化される。
監督を務めるのは、「モブサイコ100」シリーズや劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』(18)で注目を集める立川譲。

そして脚本は、連載開始前からの担当編集者で、現在はstory directorとして作品に名を連ねるNUMBER 8が担当。

アニメーション制作は「幼女戦記」(17)などで注目を集めるスタジオ・NUTが手掛ける。

そして主人公・宮本大の声には、原作を読みひたむきに夢を追う大の姿に自身もシンパシーを感じていたという山田裕貴。

大が東京で出会うピアニスト・沢辺雪祈に間宮祥太朗、そして大に感化されドラムを始める玉田俊二を岡山天音と、数々の話題作に出演し、目覚ましい活躍をみせる豪華俳優陣がキャラクターに命を吹き込む。


初の映像化に際し、様々な選択肢がある中、「劇場の最大の音量、最高の音質で、本物のジャズを届けたい」というスタッフの想いから、アニメーション映画としての制作が決定。本作の重要なポイントである“音楽”の面でも最高のスタッフが集結した。

映画音楽は、日本のジャズシーンのトップランナーであり、世界的ピアニストの上原ひろみが担当。

上原は、主人公たちのオリジナル楽曲の書き下ろしをはじめ、劇中曲含めた作品全体の音楽も制作する。

また、主人公たちのバンド・JASSの演奏を支えるアーティスト陣も豪華なメンバーが揃った。

サックス(宮本大)はユニバーサル・ミュージック協力のもと、国内外の有力奏者を集めたオーディションを実施。応募があった世界中のプレーヤーの中から、バークリー音楽院時代からアメリカを拠点に活躍し、最近ではDREAMS COME TRUEとの共演などでも注目される馬場智章が選ばれた。

ピアノ(沢辺雪祈)は、上原ひろみ自身が担当。

さらに、ドラム(玉田俊二)の演奏はmillennium paradeへの参加、くるりのサポートメンバーとしても活躍する石若駿が担当。

この作品でしかつくりえない、最高のジャズトリオの演奏が彩る。

             ★

今日、たまたま雨の営業中、このコミックのストーリー作家兼編集者の話を聞く機会があった。

「そうそう、3月ぐらいに知って、早く映画を観に行かなくちゃ!」と、思ったのも、つかの間。

すっかり忘れてしまっていた。

コミックの仙台から東京へのストーリーは全部読破してあるの(笑)

ただ、次のストックホルム編、現在連載中のアメリカ編など、主人公がどんどん成長していて、こっちが追い付かなくなってるんだ。

せっかくのGWにまず、映画でしょ。次はコミックのまとめ読みをする「至福」という時間を得ようと、画策中よ。

やっぱさ、ジャズの音色って芳醇じゃない?

いつもの部屋もジャズが流れるだけで極上の空間になるんだもの。

今日、久しぶりに、この映画のサントラを聴いて鳥肌が立った。

GWに恰好の楽しみを見つけた🎶

では、また!