★2024年5月8日『ひとたびはポプラに臥す』宮本 輝・著(集英社文庫)【選書・文化】

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ひとたびはポプラに臥す』宮本 輝・著(集英社文庫)

簡単レビュー

いざ、6700キロのシルクロードの旅へ!
中国・西安から、遥かパキスタン・イスラマバードまで。文明と民族の十字路で、著者が見つけたものとは――。感動の長編紀行エッセイ。

著者が二十年来の夢を賭け、飛び込んだのは「生きるためにしたたかで烈しく勇気のある人々のいる、シルクロード六千七百キロの旅」だった。

殺伐とした日本を抜け出して、仲間と共にいざ、中国・西安からパキスタン・イスラマバードへ。

文明と民族の十字路で出会ったのは、壮大な景色とそこで生きる人々の汗と生活。そして、予想を超える困難の数々。

感動の紀行エッセイ新装版第一弾である。

                ★

GWに読もうとまとめ買いをした『ひとたびはポプラに臥す』だ。

20年以上前のシルクロード紀行文をまとめた旅エッセイ。

当時、NHKの特番「シルクロード」や日本画画家・平山郁夫氏の絵画が

世界的に話題になっていた記憶がある。

芥川賞作家の宮本 輝氏もシルクロードに魅せられてしまったひとりである。

インドの鳩摩羅什(344年~413年(一説に350年~409年)。サンスクリットのクマーラジーヴァの音写。中国・後秦の訳経僧。羅什三蔵とも呼ばれる)の足跡を辿った書籍があると知ったのは、つい最近のことだ。

しかもエッセイだと。読むしかないでしょ。

3巻完結で、一巻づつ丁寧にシルクロード紀行を楽しみたいと思い、手に入れたのだ。

宮本 輝氏と言えば、代表作に『青が散る』が記憶にある。

内容は「大学テニス部創部にかける青春」とだけ書いておこう(笑)

昔、TVドラマで観て今でも記憶がある作品だ。(記憶している場面は富豪と女子大生の濡れ場・笑)

青が散る 宮本輝・著(文春文庫)

作家・宮本輝氏は、庶民の暮らしを題材に時代を生き抜く「知恵と活力」を文章にして世の中に送り続けてきた作家だといわれている。

なぜ、今、宮本輝氏の作品に目が行ったのか?

それは、ただ1つ。作家の紡ぎ出す文章の持つ「品性」があまりに美しいと感じるから。

文章の中から、立ち昇るささやかな幸せのような「品性」を読み取るのがとても心地よく、今、自分が欲してる文章だと直感した。

宮本輝氏の小説からは、ほんの一言で場面をがらりと変える力があるが、そこには「作為的でなく」「企みが一切存在しない」文章が散りばめられている。

そんな、自分だけの読む楽しみを満喫できる著名作家の小説やエッセイをもっと、もっと、読みたい。

今回は、宮本輝氏を取り上げてみたが、ストーリー展開が美麗でアッという間に読み切ってしまう小説の紹介をしたくてウズウズしている。

というわけで、ちょっぴり仕事が早く終わって帰れた日は、読書三昧しよう!

それでは、また!

★2024年5月5日更新 こどもの日~ひとり息子を思う~転居が決まって♪【暮らし・家族の形】

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こどもの日には、家族で小柏を頂く。

毎年のささやかな行事だ。

今年のGWは、これまでとはまったく違い、「結婚」の準備が粛々と始まった。

ほとんど、息子と彼女で決めてくれた「結婚」までのあれこれ。

あとは、家族としての決め事をざっと話合い、ひとつひとつ決めたのが4月末。

連休中は、お互いのやるべきことを少しづつ進めながら、いつもの忙しさからの疲れを癒していた。

こうして、多忙ながらも気兼ねなく、一緒に暮せるのもあと一ヵ月。

この一ヵ月は、子どもの頃の思い出話をいっぱいしたい。

まあ、とても忙しい息子と、どれだけ話ができるか?ちょっと未知数よ(笑)

遠くへ行っちゃうわけではないけど、新世帯となるのが、親としては何だかドキドキする。

というわけで、GWもあと2日。

遠出はせずだったけれど、真新しい気持ちで前進できた。

それでは、また!

※ 5日午後、突如、起こった石川県能登の地震。災害救助ま最中の映像が流れて驚いたと同時に心が痛んだ。

一刻もはやく救助が進むよう祈っています。

GWは近所の散歩で人混みや行列・渋滞を回避する♪【健康・散歩を極める】

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行動制限のないGW。TVのニュースで連呼されている今年のGWだ。
どこもかしこも人・人・人で溢れ、もれなく渋滞や行列もついてくる。

ま、GWの一番の楽しみはTVの渋滞情報や、競って各地の込み具合を取材している各TV番組を昼から🍺片手に観ることなの。

ちょっと悪趣味かも(笑)

しっかし、いつもなら山に行くのだけれど、山も登り渋滞・山頂混雑・下山渋滞だと、いったい何しに行ってんだか?ってなっちゃうんで、やっぱり止めておいて正解。(海外でも、万里の長城の激込み渋滞をTVでやってて笑った。だって渋滞するってわかっていても絶対行くそうだから)

とまあ、年間通して朝のニュースとNHKの朝ドラぐらいしか観ていないTVが超楽しいってワケ。

先日、あるTV番組で、人気女優さんが、(誰だか忘れちゃった・(´;ω;`)ウッ…)「GWの過ごし方」みたいな話を延々とされていたんだ。

その、話の内容は「GWはどこか遠くへ行くんじゃなくて、家の近所を毎日散歩しまくる!」というもの。

えっ?それって全然GWらしい楽しみ方じゃないじゃん!と思ったら、続けてこうおっしゃっていた。

「だってさ、5月の新緑の時期に樹々の緑をたっぷりと楽しむには散歩しかないでしょう?」と。

わたしは、「なるほど~~~!!!」と、新緑という言葉に感化し、さっそく真似ることに決めたんだ。

で、今日5月3日、大晴天のご近所に散歩に行ってきた。

(近隣大学の無料駐車場に車を入れて、大学構内を散歩してきたのだ。おりしも、5月3日~4日はオープンキャンパス中で老若男女問わず校内に入れるので広大なキャンパスでゆったりと散策できる絶好のチャンス)

途中に道路をまたぐ陸橋の上から撮影したり、ミニミニトレッキングコースがあって、名前のわからない山野草を見つけたり、収穫がたくさん!

やっぱり散歩は休みのアクティビティの王道ね。だいたい里山トレッキングと野草探しができればいいのってこと。

人混みも行列も渋滞も皆無(笑)

トレッキングコースを軽く歩いて新緑をたっぷり吸い込んで、大学構内のカフェでまったりと過ごしてきた。

それでは皆様、GW後半をお楽しみくださいませ!

★2024年5月1日更新 『ジョイ・アット・ワーク』再読中~以前の記事よりパワーアップさせる内容に刷新してみた🎶【選書・自己啓発】

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GW、いかがお過ごしでしょうか?

今年のGWは、どこにも出かけないでいる。

山の予定も天気次第で現在、延期中だし、5月半ばには2泊3日で出かける予定を組んでいる。

従って、何もないGWだから、過去に紹介してきた片づけ本を改めて読み直して、若干パワーアップさせることにしたのだ。

で、初回は「ときめきの片づけ」の近藤麻理恵さんの書籍『Joy at Work』を取り上げてみた。

以前の紹介記事はこちら↓

お時間がある時にどうぞ、参照ください。

で、パワーアップさせようと思うのは、共同執筆されたスコット・ソネイシェイン教授のコラムを抜粋してみようと思う。

● 仕事に関するときめきの方向を知るためのエクササイズ

理想の働き方がなかなか思いつかない!という人のために、仕事に関するときめきの基準を考えるヒントになるエクササイズを紹介するというものだ。

次に挙げる12項目の内容を5つの基準(1まったくそう思わない 2 そう思わない 3 どちらともいえない 4 そう思う 5 とてもそう思う)にあてはめて答えてみよう!

1 新しいことを学ぶのが好き

2 仕事ではどんどんチャレンジしたい

3自分よりも高いスキルを持つ人や専門知識を持つ人から刺激を受けたい

4 勤務スケジュールを柔軟にしたい

5 仕事の中でも、心おきなく心情を吐露したい

6 自由に仕事がしたい

7 収入を最大化したい

8 自分の仕事についてマスターしたい

9 仕事をしている同僚、顧客、先輩などから褒められることが大事だ

10 職場で本物の友人を作ることが大事だ

11 職場で他の人をサポートするのが楽しい

12 一人で働くより、同僚と密接に働くことを好む

さあ!以上の12項目を上記の5つに当てはめてみよう!

当てはめてみたら、3つづつ括ってそれぞれ何点になるかやってみて!

わたしは1~3(15点)4~6(6点)7~9(13点)10~12(11点)

スコット教授によると、このエクササイズでは12点以上を取った3つの括りがもっともときめく方向だそう(笑)

さて、結果はどうだった?

こんなエクササイズをやって、GWを楽しんでね!

それでは、また!