【ブログ新規追加1065回】
いつも気になっていた富士吉田市で出会う「吉田うどん」
7月19日にやっと、気になるうどんを食べる機会を得たのだ!
その場所は「道の駅 富士吉田」広大な敷地内には富士山気象観測のレーダードーム施設がそびえる場所に「吉田うどん」の専門店(軽食)がある。
吉田うどんの最大の特徴は「麺の硬さ」にある。
吉田のうどんのいちばんの特徴である麺の硬さ。その硬さの由来は織物産業が盛んだった時代にまでさかのぼり、織り手である女性に代わって男性が力一杯腹持ちの良いうどんをこねたことにルーツがある。(いわゆる男の料理・笑)
手打ちならではの麺は店舗ごと個性があり、もっちり、ツルツル、ねじり、極太など食感も見た目も様々らしい。
そして、富士吉田市が誇る郷土料理・吉田うどんの2番目の特徴は醤油と味噌をブレンドしたスープと、トッピングに馬肉を使用しているとこだろう。
なぜ馬肉?ちょっと調べてみた。
なぜ吉田うどんには馬肉がのっているのだろうか。
それは、山梨県では全域的に、馬肉が料理の材料として根付いているからであるようだ。
山梨の馬は、約千年前から続くブランド馬肉。
聖徳太子が甲斐国から献上された黒駒にまたがって奈良の都から富士山まで飛んだという「甲斐の黒駒伝説」や、有名な武田の騎馬隊、富士山の信仰登山の際の登山者の荷揚げ用に馬がたくさん飼われていたことなど、馬に関するエピソードは事欠かない。(参考資料→https://katsumachi.jp/column/tsuru-yoshidaudon2 活まち)
そういえば、馬刺しのお店が普通に街道沿いにあったのを見た。
わたしは、馬肉は初めて食べる食材だった。しかも食べきってから店内の張り紙に「当店のうどんに入っているお肉はすべて馬肉です!」と書かれているのを発見したのだ(笑)
どーりで、質感があのビーフジャーキーに良く似ていて、噛めば噛むほど肉の味わいがじんわりとする、美味しいお肉だったわん。
TOPの写真からもわかるように、全体に質素極まりないイメージの吉田うどんだが、キンキンに冷えた味噌と醤油ベースのスープに辛みはすりおろしわさび、トッピングの揚げ玉は自由に盛れる。
今回は登山あとで、乾いた喉と体に吉田うどんは絶妙に合っていたんだ。
冷やし肉うどんはひとつ550円。安い。
スープが意外なほど良く絡んで「美味しい!」しかなかった。
ま、麺の太さと硬さに最初は驚くが、だんだん病みつきになりそうな美味しさだった。
次回は温かいのも食べてみたい。そんな吉田うどんだった。
道の駅富士吉田にある便利なフードコートで食べるうどんは、フードコートのものとは思えない本格派の吉田のうどんだそうだ。(Web記事→https://fujiyoshida.net/gourmet/137 道の駅 富士吉田)
ご当地料理を頂くのは3つのメリットがあると何かの記事で読んだ。
1つ目は、地域の歴史を知ることができる
2つ目は、材料の豊かさを知ることができる。
3つ目は、人々の伝統を知ることができる。
今後も、歴史的背景を知ってから料理を食べる旅を続けて行きたい。
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さて、道の駅「富士吉田」には、もうひとつの名所がある。
アウトドアメーカーの「mont-bell」富士吉田店。
今回は登山が早めに切り上げたので、ゆっくり昼食を頂いたあとショップ探検をしてきた。
3人とも、今すぐに欲しいものがあるわけではなかったので、冷やかし半分でお店を後にした。ま、入口に置かれていた「ランドネ×mont-bell」や「日本各地のトレッキング名所×mont-bell」などのフリーペーパーをお土産にもらってきた。
というわけで、「道の駅 富士吉田」のスポットを紹介した。
夏のドライブにぜひ!
では、また!
こぼれ話
※ プロボノワーカーの活動が地域情報誌「タウンニュース」に掲載された。https://www.townnews.co.jp/0305/2023/07/20/688238.html?fbclid=IwAR1SqQL
わたしは、講座を受け持った感想を文章にしてください!と依頼されたのでザッとまとめた。掲載は三行にまとめられていた。まさに「三行で撃つ」そのものだった(笑)
『三行で撃つ』
タウン誌といえども、プロの書く文章にはどこか、キラリと光る碇石がある。それを見つけるのも、文章を読む楽しみとなっている。
でもねえ、実名と年齢はねえ・・・(笑)
さてと、仕事。今日は会社のInstagramライブ(料理番組)を帰ってきたら観るのが楽しみ。
行ってきます♪