『冬至』【暮らし・歳時記 / 旧記事更新7】

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冬至はどんな日?

冬至(とうじ)って?

冬至とは、天文学的には太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日で、北半球では太陽が天頂に達する高度が最も低くなる。 したがって、昼が最も短くなり反対に夜が最も長くなる日のこと。

冬至の風習について

なぜゆず湯に入るのか?

ゆず湯は冬至の日に行う禊(みそぎ)の風習。 冬至にゆず湯に入るのは、運を呼び込む前に体を清めるという意味がある。

冬が旬のゆずは香りも強く、強い香りには邪気がおこらないという考えがあったからだそう。

また、ゆずは実るまでに長い年月がかかるので、「長年の苦労が実りますように」との願いも込められている。

冬至にかぼちゃを食べる理由

昔は現代に比べて食材の保存技術が発達していなかったため、保存性が高いかぼちゃは旬の時期以外にも食べることができる貴重な緑黄色野菜だった。

かぼちゃを食べて栄養をつけ風邪を予防する」という考えから冬至に食べる習慣が生まれたといわれている。

さて、寒さが一段と厳しくなってきた今年の冬至。

地球温暖化の影響で、熊や小動物たちが冬眠できずに街中まで食料を探し回る・・・と、驚くような生態系の崩れを起こしている。

熊じゃなくって良かったとは思わないけれど、なんだかかわいそうな気持ちが募る。

どこかえさが豊富にあって、熊にとっても、人間にとっても安心安全な場所ってないのかしら?

そんなことをつらつら考えながら、朝からかぼちゃとささげのいとこ煮を仕込んでいる。

仕事から帰ってきたら、温かいゆず湯で暖まって、いとこ煮を食べるのが冬至のささやかな楽しみよ。

さあて、クリスマスまでもう少し。

風邪には用心との思いを冬至に込めて。

では、また!

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『みいこStyle』2018年12月22日記事 「いつでもありがとうと言える自分で

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『SunTAMA Style』2020年12月22日記事

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