【ブログ新規追加1143回】
昨年末、息子夫婦から1月22日(月・大安)空けておいて!と、打診があった。
入籍から半年、「結婚までのあれこれ、すべてを自分たちで行う」と宣言してきた二人。
やっと結婚披露の場と親族の写真撮影会の準備が整ったので招待と相成った。
わたし達夫婦は「ただ・ただ嬉しい!楽しみ!」と、キャッキャしていたのだが、やはり、お嫁さんのお父様は「ただ・ただ寂しい!」と、寂しさオーラ全開だった。
一家の太陽だった一人娘の結婚。なかなか気持ちがついてこなかったかのような、お父様の話ぶりだった。
その様子を察知したカメラマンも、「父と娘」の撮影にはことのほか、明るい温かい言葉をかけ続けていたように感じた。
わたしもふっと、自分たちの結婚式の時の父が流した涙を思いだしてしまった。
「父と娘」の決別とまでは言わないが、ある意味セレモニーの持つ本当の意味は、「皆に見守られての祝福の門出」と「親の子離れ」決意の場面であるのだと、真意をまざまざと見せつけられたような1日だった。
プロの撮る写真の妨げにならないように、父と母4人でカメラとスマホで美しくて可愛い嫁とパリッとかっこいい息子の写真を撮り続けた。(ほんとに衣装の力ってすごい!・笑)
ただ、撮影会場の持つ撮影権やカメラマンの著作権の侵害に当たるSNS等への発信ができないので、わたし達の撮った写真は家族間での共有のみ。
まあ、カメラマンのコミュニケーションの妙技と撮影の機材や周辺スタッフの動きなど、長丁場の撮影会もそれは、それは楽しい幸せな時間だった。
息子と見つめあうなんてことは、これで最後だろうから、ちょっと頑張っちゃったよ・笑
そして、撮影後の披露パーティーでは、あんなに寂しいオーラ全開だった嫁父の音頭で思いっきり飲んで、食べて、しゃべっての、これまた幸せな時間。(嫁父は宴会部長系の方なの)
親としても子ども達としても、これで一旦は締めのセレモニーとなった。
『佳き日』
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