【ブログ新規追加1172回】
『おとなのごはん日記』岸本葉子・著 / はやしゆうこ・画
簡単レビュー
卵、肉、乳製品なしでも無理なく続けられる、豆、野菜、ちょっと魚の私流バランスごはん。
忙しくても、お料理が苦手でも、楽しく作れるヒントがいっぱい。
エッセイスト岸本葉子さんの元気のもと、ヘルシーで何より美味しい、毎日ごはんをのぞいてみよう!
★
先週、図書館で何気にかわいいごはんのイラスト表紙の本を見つけた。
新しいわけではないけれど、毎日のごはんが書いてある本。
毎日のメニューを決めるってストレスじゃない?
楽しく・美味しく一生食べて生きたいのに、とりあえずお腹を満たすことだけに注力して作り続けてきちゃったわたしの料理人生(泣)
見た目も映えるわけじゃない、ごく普通のごはんで味もだいたいだから100点満点中、75点ぐらいだろうな・・・って自己採点してみた。
まっ、家ごはんはそんなに美味しくなくても「安心と安全」が手に入る重要なものだもの。
とかいいつつ、今日も我が家では定番の「ほれんそうと厚揚げのカレー」「手作りポテトコロッケ」2品の夕食。
『おとなのごはん日記』著者の岸本葉子氏は40代でがんを患い、医師のすすめでベジタリアン風の食事に目覚めた方。そんな制限下での1年間のごはん日記はさぞかし、大変だっただろう。
しかし、この本を読むかぎりは、ベジタリアンやマクロビオティックなる食生活を取り入れてながらも充分に美味しそうな楽しい・おしゃれなメニューが並ぶ。
確かに手がかかるし、無農薬野菜を毎週届けて頂くサービスを受けるなど面倒なことが多い。
仕事中心の岸本葉子氏。料理の手際の良さが文章から滲み出ていて面白く読めた。
そこまでしてもこの食生活(ベジタリアンやマクロビオティック)を維持するとか、ほんとすごい。
やっぱり大病経験者の食生活には学ぶことばかり!
ベジタリアンの定義はこちら→https://www.jpvs.org/menu-info/
マクロビオティックの定義はこちら→https://chayam.co.jp/macrobiotic/
というわけで、制限つきでも美味しく食べる生活のこつが書かれた本の紹介をしてみた。
それでは、また!
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『SunTAMA Style』2021年3月29日記事
『SunTAMA Style』2022年3月29日記事
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