お金を貯める仕組みを1ヶ月で作る~簡単にはじめて長~く運用できる方法♪【暮らし・貯金術/旧記事更新75】

【ブログ新規追加1198回】

来週は6月、もう今年も半年が過ぎようとしている。

仕事にかまけて、すっかり家計管理がおろそかになっていたところ。

先日、IKEAで今、大人気の「サメのぬいぐるみ・小サイズ999円」を思わず買っちゃいそうになった(笑)

ああ、こんな無駄な買い物はしないの!

と、己に厳しく言いつけてきたけれど、エレベーターの中では、「サメ」や「巨大なくま・2999円」や「わんこ」「へび」のぬいぐるみを抱き、50円のソフトクリームを美味しそうに舐めている大人と子供がいっぱい乗っていた。

なんて、平和なの?!

みんなお買い物を十二分に楽しんできた模様。

かくいうわたしも、夫が欲しがっていた「楽しく面白いグッズ」の買い物に付き合ってきた。

小さな散財は、「多幸感」という心にも充分な栄養を与えるものだとしみじみ感じた。

さて、今回は散財とは真逆のテーマ、1ヶ月で「お金が貯まる仕組み」の作り方を様々な記事から選別してまとめてみた。

「貯金しなきゃ……」を「貯める!」に変えるには貯金計画の作り方が大事よね。

大方の書籍によれば、早い人なら1週間、遅い人でも計画通りに行動すれば4週間で貯める体質になることができるそうだ。

今日からさっそくお金を貯める計画を立ててみよう!

様々な書籍ではこうもあった。「お金を貯めることはとても簡単です。では、なぜお金が貯まらないのかというと、お金を貯めることで一番難しいのは、「始める」ことだからです」と。

こうも続いていた。「お金は大事とわかっていても、見て見ぬふり。何もしていないのではありませんか?」ともね。

しかし、せっかく「貯蓄体質」に変える計画を立てるのであれば、目に見える成果が欲しいもの。

早い人なら1週間。忙しい人でも、少しずつステップを上がっていけば、4週間で効果が表れると思われる行程を引用させて頂いたので、書き出してみよう。

では、さっそく!と言いたいところだが、プランを説明する前に2つ、約束がある。

1:家計簿は買わない(家計簿がなくても管理できる)

2:鉄は熱いうちに打つ(1週間単位での課題に取り組む・モチベーション維持)

で、「用意するもの」はこちら。

手帳もしくはスマホのカレンダー、通帳、クレジットカードの明細(請求書)、電卓、鉛筆、ノート(手帳のメモ欄が多ければそれを利用)

◎1週目:スタート地点の確認

今ある貯金とローン残高をすぐに答えられる?

わからない場合はそこから調べを始めてみて!

まず、お金を貯める前に、スタート地点を知っておくことはとても大切。

スタート地点がわからないと、ゴールまでにいくら貯めればいいのかわからないし、途中でどれくらい貯まったのかもわからなくなるのを防ぐためにきっちりと調査するのが大事。

• 通帳記帳(手帳の実行予定日に書く)

全ての通帳の記帳をする。ネットバンキングを使っている人は、ネットで残高を調べてもいい。(ついでに預貯金の口座開設時に利用した印鑑も手元にあるか確認しよう!)

口座が1つならそれほど難しくはないが、学生時代に作った口座、会社の給与振込口座、振込専用口座、など複数の口座を持っている人は、その通帳を探したり、ログインIDを探したりするだけでも大変。そして、使っていない口座は即、解約しよう。

• 運用資産(手帳の実行予定日に書く)

外貨預金、投資信託、株などの投資をしている人は、定期的に時価がいくらか、必ずチェックする。

思いつきで流行の金融商品に投資し、その後ほったらかしでは、増えているはずのお金が減っていても気づかない恐れあり。

• ローン残高(手帳の実行予定日に書く)

お金を借りるときに金利を気にする人は多いが、借りた後は忘れてしまう人がたくさんいるのも周知のとおりだ。

特に、住宅ローンは貯金よりもたくさんのお金を借りていることが多いので、貯金の金利よりもシビアに家計に響くはず。

金利とローン残高はすぐに調べられるようにしておくと、借り換えや、繰り上げ返済の計画を立てるのに便利だ。

これで、自分の資産と負債がいくらあるのか、おおかた洗い出せただろう。

調べたことをノートに書いておく。手帳にメモ欄が多ければそこにザックリと記入してもいい。

資産とローン残高の横に、今の気持ちや目標、欲しいモノリストも。

例えば「ボーナスで借金返済!」「1年で100万円貯めてハワイに行く!」など。(洗い出し記入は意外と大変!だから、ご褒美メモを書いてモチベーションにつなげよう)

ここまで楽勝!という人はすぐ2週目に進んでOK。

次も簡単にできるはず。

◎2週目:家計簿をつくる

「家計簿は買わないで」って言ったのに!と驚かないで。

2週目につくるのは、費目ごとの支出を記入する家計簿ではなく、もっと大きなお金の流れを把握するシンプル家計簿なのよ。

• 10分で家計簿(手帳の実行予定日に書く)

通帳、クレジットカードの明細。この2つがあれば、シンプル家計簿は簡単に作れる。

• 収入:手取りを記入→貯金:財形や積立定期預金、他の口座で貯めたお金

• 支出:通帳とクレジットカードの明細から調べていく。

固定費:水道光熱費、家賃、ローン返済、保険料、毎月変わらない支出

変動費:固定費以外の使ったお金。

「収入-貯金-固定費=変動費」になるよね。こんな感じで、ひと月に使ったお金が算出できる。

• 収支をチェック!(手帳の実行予定日に書く)

今まで、見て見ぬ振りをして来た現実をしっかり見るときが来た!

まずは、「黒字」か「赤字」かを見てみよう(勇気が必要・笑)

いくら口座残高が増えていても、先取り貯金で貯めたお金を切り崩していたり、クレジットカードで給料日前のピンチをしのいでいたり、ボーナス払いをしていたら赤字家計の可能性大。

今月の給料日残高-前月の給料日残高+今月の貯金=今月の結果

例:35万円-30万円+先取り貯金1万円=6万円の黒字

他の貯金を解約したりキャッシングしたお金が、口座に入っている場合は、そのお金を引いておきましょう。

いかが?

ここまでで感じたことを、ノートや手帳に書いておこう。例えばこんなふうに。

「1カ月の出費こんなに多いとは!」「5万円の赤字←バーゲンが原因」

◎ 3週目:貯めるお金をつくる

3週目はいよいよ「貯めるお金」をつくるよ。

• 貯めるお金を作る(手帳の実行予定日に書く)

1カ月で使えるお金の中から貯金に回すお金を増やすには、出て行くお金を減らさなくてはいけない。

出ていくお金を減らすには、自分の気持ちと支出をコントロールする必要がある。

・レシートチェック

レシートはお財布から出してゴミ箱に捨てる前に、毎週見直ししよう!

レシートを見直すことで、「こんなにも買い物をしたのか、来週は外食は控えよう」と具体的な思考になっていくから。

・クレジットカード明細チェック(わたしは毎日やってるよ!)

クレジットカードは請求が来てからびっくり!なんていうのは昔の話。

今はスマホで、買い物履歴をいつでもチェックできる。

必ず毎週チェックして、今週の使い過ぎは来週挽回しよう!

・固定費を見直す

今すぐできる固定費の見直しは、通信費プランの見直しや使わないスマホのアプリの解約が効果的。

プランを最近見直していない人や、無料通話分が余っている人はすぐに見直しを。

コールセンターへ電話しても変更できる。

あまり利用しないサブスクやカードの年会費、保険の見直し、最近行っていないおけいこ事の会費などもあるよ。(わたしは年会費がどうしても必要な項目は前もって積立をして、翌年スタートするとかやってきた)

・1カ月に下ろす現金を決める

お財布の中の現金がなくなったら下ろしに行く、これではお金があるだけ使ってしまうだろう。最初から下ろすお金を決めて、その範囲内で収まらないものは、来月買うようにしたりする。

また、自分のお金を下ろすのにATMの時間外手数料を何度も払ってたりする?

普通預金の金利は低く1回時間外手数料で下ろしたら、利息がなくなってしまうことも。銀行は一定の条件を満たすと、時間外手数料が無料。銀行のホームページも要確認。

▼インターネットバンキング(手帳の実行予定日に書く)

これはネット専用銀行のことではなく、普通の銀行のインターネットサービスのこと。

今まで窓口やATMに並ばなければできなかった手続きが、パソコンやモバイルでできるのでとても便利。

また、利用ポイントが貯まったり、振込手数料が安いなどいろいろな特典もあるので、まだ使っていない人は申し込んでおこう。

◎ 4週目:お金を貯める仕組みをつくる

いよいよお金を貯めるときがやって来たよん。

3週目に「貯めるお金」を作ったが、そのままにしておくと気づかずに使ってしまうので、まず使う前に「先取り貯金」をする。

そして、普通預金の残高が増えたら「貯める専用口座」に入れるだけ!

さあ、ここまでで一か月。

これまで、システム思考で貯金をしてこなかった方はぜひ、トライしてみて!(実は、わたしもこのシステム思考で行う貯金企画を取り入れたのは還暦を過ぎてからだったの。仕事にかまけて、見て見ぬふりばっかりだったわ・泣笑)

最後に用意する口座2つを紹介しよう。

• 積立定期預金(手帳の実行予定日に書く)

お金があるときに貯金しようと思っても、なかなかできない。最初からなかったものとして、生活したほうがお金は確実に貯まる。

貯蓄額の合格ラインは、手取りの10%~20%だ。

会社の財形貯蓄制度があれば活用するか、なければ給料の振込口座から積立定期預金をしよう。

• 貯める口座(手帳の実行予定日に書く)

臨時収入や上手にやりくりして浮いたお金をずっと普通預金に置いておくと何かに消えてしまいやすい。

残高が増えても油断しないために、会社員なら生活費の3カ月分を普通預金に残し、あとは「貯める専用の口座」に移すのが賢明。

また、金利が少しだけ高いネット専用銀行もメリットいっぱいなので要検討の価値あり。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年5月29日記事

『SunTAMA Style』2022年5月29日記事

『LifeTour21st』2016年5月29日記事

旅の計画する派?しない派?