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『独学のススメ 頑張らない「定年後」の学び方10ゕ条』若宮正子(世界最高齢プログラマー)著・中公新書ラクレ
簡単レビュー
「趣味がない」なんてしょんぼりしなくて大丈夫。「やりたいこと」の見つけ方、お教えします。
何歳からでも〝成長〟できます。定年後はますます楽しくなります。
定年後に「独学」でプログラミングを学び、世界最高齢のアプリ開発者として一躍有名人になった若宮氏。
英語のスピーチはグーグル翻訳で乗り切り、旅先で知り合った牧師さんの家を訪ねてみたり波乱万丈をことごとく好む自由気ままな84歳。
毎日を楽しく生きるコツは、頑張りすぎない「独学」にあったのだ。
もくじ
第1条 バンジージャンプじゃあるまいし、 こわがらずに飛び込んでみよう!
第2条 飽きたらやめちゃえ
第3条 「英語」は大阪人のノリで
第4条 ノルマを課しちゃダメ
第5条 「やりたいこと」の見つけ方、お教えします
第6条 ちょっと待った! 自分史を書くのはまだ早い
第7条 「将来」に備えない。10年経ったら世界は違う
第8条 退職してからのお友達の作り方
第9条 本から学ぼう
第10条 教えることは、学ぶこと
★★★
若宮正子さん(当時82歳)が、アップルの世界大会に最高齢者プログラマーとして招待を受けた!というニュースをTVで観た時、衝撃が走ったのは今でも忘れてはいない。
81歳で、どうしても作りたかったアプリを独学で開発!
赤色が大好きで、赤いセーターを颯爽と着こなし、真っ赤な口紅をひいた正子氏の初々しいことったらない!
確かに見た目は完全におばあちゃんよね。でも頭の中身のフレキシビリティさは、いったいいくつなんだろう?って思うぐらい若々しい。
柔軟な思考、しなやかな感覚とでも言おうか。
とにかく、彼女のいうことには「頑固」なところがまったくないのよね。
おかしな正義感もないし。
だからこそ、前代未聞である80代にして大ブレイクしちゃったのかもしれない。
『独学のススメ』とってもゆるやかな読みやすい名書よ。
知らなかった言葉や方法も数多くあったし。(遺言は秘密証書遺言がいいとか、シニアは理科と現代社会を学び直そう!とか認知症の母をAI駆使して介護したとか・・・)
わたしはまだまだ定年は先だけれど、こういった未来性のある定年関連書籍はいろいろと読んでおいてレビューしていこうと思っている。
若宮正子氏の、ゆるやかにガツガツしなくたって、世界の頂点に立っちゃえた痛快な生き方指南の一書をぜひ、手に取ってみて!
では、また!
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『SunTAMA Style』2020年7月3日記事
『SunTAMA Style』2021年7月3日記事
『SunTAMA Style』2022年7月3日記事
※ 『SunTAMA Style』2023年7月3日記事はなし。
『Life Tour21st』2015年7月3日記事
https://lifetour.blog.jp/archives/1033015323.html 「クラシックホテルを訪ねる」
※ 旧記事本×2が削除不可(記事不完全)