八ヶ岳高原ヒュッテから憧れの八ヶ岳高原音楽堂を訪ねる~八ヶ岳高原道路では野生の鹿に出会う🎶【風景・八ヶ岳高原の夏/旧記事更新107】

【ブログ新規追加1232回】

8月12日、キャンプを終えてから、八ヶ岳高原サラダ街道をひた走り、そごう・西武の別荘地「八ヶ岳高原ロッジ」へ向かった。

目当ては、保養地の中に建設されている2つの建物を見ることだ。

ひとつは、「八ヶ岳高原ヒュッテ」で(旧尾張徳川家本邸主屋)が令和5年に、国の登録有形文化財になったと知り、いつかは訪れてみたかった所。

ヒュッテの説明より抜粋。

自然郷のシンボルとして親しまれている八ヶ岳高原ヒュッテは、1968年(昭和43年)この地に移築され翌年ホテルとして営業を開始しました。1976年(昭和51年)にはテレビドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎・由美かおる主演)の舞台としても利用されています。 「八ヶ岳高原ヒュッテ」は、元侯爵徳川義親氏(尾張徳川家19代当主)の邸宅でした。

この八ヶ岳高原ヒュッテは、イギリス中世に由来するハーフティンバー様式(柱や梁の木材をむき出しとして、直線・曲線・傾斜等を組み合わせた意匠の外観が特徴)で、木造軸組工法2階建て/延床面積739平方メートルの建築物です。1934年(昭和9年)東京の目白に建てられました。設計は、上野東京帝室博物館(現東京国立博物館)や日比谷第一生命館、銀座和光などをてがけた渡辺仁氏(1887〜1973)です。

この歴史的建造物の八ヶ岳高原ヒュッテが、移築50周年の2019年7月リニューアルオープンいたしました。
重厚な外観はそのままに約10か月をかけて基礎部分から耐震補強、内装のリフレッシュ、最新設備の導入をしております。

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ああ、この玄関、覚えているわ。

ここに立った瞬間にTVドラマ高原へいらっしゃいを思い出した。

~山田太一のオリジナル書き下ろしドラマ。荒廃したホテルを一流にするべく立ち上がった一人の男性と、彼を取り巻く人々の奮闘を描くヒューマンドラマ~

懐かしくて、美しいあのドラマの舞台に震え感動した。

建物の中では結婚式の打ち合わせだろうか?男女の姿が窓辺に見えた。

                ★★★

2つ目の建物は、ピアニストなら誰でもここで演奏したい!と憧れるコンサートホール。

~わずか250席、この場所でしか出会えない音がある~

八ヶ岳高原音楽堂

(上空からの画像・拝借)

八ヶ岳高原ロッジの開拓敷地内行き止まりはここ。

車では入れない。(少し下がった場所に利用者用のパーキングがあり。

夫は「駐車場で待っているから、一人で音楽堂へは行ってきて!」と。

で、一人で音楽堂を目指してミニトレッキングをした。(標高1400m・笑)暑いが涼しい。

では、音楽堂までの道のり(遊歩道トレッキングコース)を。

この看板に沿って舗装道路を歩く。

行き止まりのバスロータリーに到着。(ここまで駐車場から5分)

今度は石畳を歩くこと1分。

午後の演奏会リハーサル中につき、館内見学できず(残念)

建物の外観だけ撮る。

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八ヶ岳高原音楽堂の歴史について

「世界に通用するような建物を」というスヴァトスラフ・リヒテルと武満徹の助言が生きた八ヶ岳高原音楽堂。

日本モダン建築の巨匠吉村順三の設計により、自然と環境に調和した美しい建築物として「1989年毎日芸術賞」「1989年東京クリエイション大賞環境賞」を受賞した。

音響面では主に室内楽の演奏を想定し、理論に基づく実験と確認を繰り返し、小ホールとして理想的な残響1.6秒を得た。

運営する八ヶ岳高原ロッジが主催して、宿泊とコンサートをセットにした「八ヶ岳高原サロンコンサート」を年間65回程度開催。また、2018年には開館30周年を記念し、川上村産樹齢110年のカラマツから誕生した「八ヶ岳カラマツチェンバロ・コンサート」を定期的に開催している。

その他、レンタルホールとして、ブライダル会場、ファンクラブイベント、各種撮影、セミナー・講習会等の用途でも使用されている。

                ★★★

ずっと訪ねたかった場所に行けた喜びに震えた今回のキャンプ旅。

八ヶ岳高原道路で野生の鹿にも出会えた。驚かせないように遠巻きに撮影。

最後に「道の駅・こぶちざわ」2022年にできたシャトレーゼで夫とアイス(笑)

他にも大人気のヨーグルト工場の「ヤツレン」にも寄るがソフトクリームに長蛇の列でやめる。

運よく駐車できた「道の駅こぶちざわ」も、どこもかしこも激込みで、プレミアム棒アイス(抹茶)だけ食べて退散(笑)

八ヶ岳方面の旅はここまで。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年8月15日記事

『SunTAMA Style』2022年8月15日記事