【ブログ新規追加1278回】
シチュー・鶏もものトマト煮、ツナとアボカドのサラダ、オムライス小、フルーツ一口
~1食約500キロカロリー(1日1600キロカロリー)~
過去ブログの更新を続けていたら、2016年11月16日の夕食の写真が出てきた。
夫が急性心筋梗塞で10月30日に緊急入院、カテーテル手術後、順調に退院。
退院後、厳しい食事制限がスタートして、2週間目の食事の内容と写真だ。
大皿に3~4点のメインと副菜、小さな器に丼。さらに小さなココットに果物をと、毎日3食ご飯ご飯と、呪文のように唱えながら、「減塩・減脂・減糖」を忠実に再現するメニューを作り続けていた。
膨大な量の野菜を毎週買い込み、家族の食事とは角度を変えながら、夫の食事作りに奮闘した。
どんなに体に良い、食事療法でも「美味しくない!」とか「見た目が良くない」など、治療中の人にとっては、本来楽しみにしている食事が負担になってしまうのを避けたい!と思い、「見た目も良く、とにかく美味しく」をモットーに1日1600キロカロリーの食事を作ってきた。
時には、夫も羽目を外して、糖質を摂り過ぎて、主治医からイエローカードをもらい、薬を増量したりなど、まだまだ素人目線での食事療法に過ぎない観もある。
ただ、毎日続く食事を「闘い」にしたくはなかった。今では、ゆるくメリハリをつけられるようになったのだ。
メリハリのおかげで、「あれはダメ!」「これはダメ!」という制限もほぼなく、食べ方を変える(野菜からとか)(お酒、デザートもすべて含む食事内容・カロリー計算する)など、上手になったように思う。
この8年間の結果は「食事療法」を、根気強く続けてきたおかげで、夫の体の基本「元気の源」のエネルギー補給も常にでき、心筋梗塞再発の防止にもつながっている。
まさに、食事療法は偉大。
現在は、3ヶ月に一回の問診&生体検査になっていて治療費も激減。
わたしも、すっかり調味料の配分とか、野菜と肉・魚の組み合わせなど大量にデータが頭の中にストックされている。
たとえ、材料が揃わなくても、また、季節が合わなくても、「あるもので調理できるスキル」は手に入れたように感じている。
そして、今回、旧記事更新で「当時の記事」を読む機会にふれて、今一度、食事療法をしっかりと取り組もうと決意した。
夫婦互いに、さらに健康な体を手に入れて行きたいと願っている。
ま、最後は「愛情を一滴」忘れずにね!ってところかしら(笑)
それでは、2016年11月22日、当時の記事を引用しよう。
★★★
「減塩・減糖・減脂」の食事療法を始めて早2週間。
だいぶ買い物にも慣れて、料理の手順も良くなったと思う。
まったく、筋トレのようだなあ〜(笑)
ある程度までは苦しく、中々自分のものにできない歯がゆさがあるが、そこを踏ん張ってガンバっていると、ある日ふっと軽くなって、あれだけ苦労していたことがやんわりとできるようになるものだ。
ああ、頑張ってやってよかったな、と思うそばで、夫が「体重が減らなくなったよ」と、言うので、量や内容を微調整する。
入院中に10日で約5キロ痩せた夫は、もう少し痩せたいということなので、負担がかからないように、調整をしてあげている(笑)
現在身長172センチに対して、体重60キロ台なので、平均体重まで減らしたいよう。
でも、あまり急激に減らし過ぎないようにと、栄養士さんに言われている。見た目は丁度良い?感じだが。
さて、夫と毎日同じ、食事をしているわたしは?といえば、意外なほど体重は減らず(1.5キロ減)、ただ多くの野菜や肉・魚などのタンパク質を毎日食べているせいか、疲れにくく肌もきれいになってきた。
多分、今まで栄養失調気味だったのだと思う。
劇的な変化ではないが、食べ過ぎても代謝が悪くても、自分で体の調整ができるようになればしめたもの!有り難い食事療法である。
間食が食べたくなくなったのは今までにない!こと。
でもわたしは、現在きつい病気をしているわけじゃないので、やっぱりお菓子やジャンクフードも食べたいなあ〜なんて、外回り中にはちょっと思ったりする。
そこで、先週夫の2回めの手術入院(2泊3日)の間は好きな物を食べようと決め、実行した。
今月、随分頑張ってきたのだから、その分のストレス解消だ(笑)
1人ご飯もワクワク!前から気になっていた、話題のスーパーフードを食べられるよいチャンスだし。
何を食べたのか?といえば、「トマトと茄子の濃厚ミートソース3種のチーズ入り」のパスタ、「グリルチキンとグリーンサラダ」、「カカオ70%チョコレート」、「チアシードの入ったゼリー」・・・。2日めには、キーマカレーも。
こういった食材や加工品を買い込み、ミートソースは自家製でパスタは少々と、キヌアを炊いてミートソースと共に頂いた。
チアシード、カカオ、と2種類のスーパーフードもおやつとして試してみた。ビールを飲みながら食べているので、どれもひときわ美味しい!(笑)
テレビをお供に、ゆっくりと晩餐を楽しんだ。
忙しい合間の、いいストレス解消になった。制限を忘れることも大事かもしれないね。
夫の入院や手術に対するわたしのストレスは、毎回同様に襲ってきた。
胃痛やアレルギーも出て、治るのに2〜3日はかかった。やはり、上手にストレス解消しなきゃいけないな、と痛感する。
11月も下旬に入った。今月はほとんど、本を読んでいない。そのくらい夢中で、病院に通い、食事療法に取り組んでいた。
きっと良い成果が表れるに違いない。
今週は初めての心臓リハビリのガイダンスが入る。わたしも一緒に受けることになった。
12月に3回めの手術も控え、大変な事は承知だが、一切が自分の肩にのしかかってくる家族の病気。
これまで長年何も無かったので、今回はしっかり気持ちを整えて行こうと考えている。
やっと状況を受け入れていける気持ちの余裕が出てきたところだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー旧記事更新186
『SunTAMA Style』2020年12月2日記事
『SunTAMA Style』2021年12月2日記事
『SunTAMA Style』2022年12月2日記事
『Life Tour21st』2016年12月2日記事
https://lifetour.blog.jp/archives/1062730786.html 「暮らしのターニングポイント「ロハス」とは?」