寒い冬は在宅登山家になる~登らなくてもあれこれやることや観に行くことで楽しむ🎶【風景・登山を暮らしの一部にする/旧記事更新201】

【ブログ新規追加1295回】

寒い冬は自称“在宅登山家”となって登山周辺のアレコレに勤しむ。以前同僚がそう言っていたので、もれなくわたしもそうしようと準備してきた。 

真冬は山への強い憧れはあっても、雪や寒さで、実際のところ登山そのものを楽しむのは至難の業だ。

そもそも、自分の体力や技術が冬山に不向きだし、遭難したら自分一人の為にたくさんの人が命をかけて捜索してくれることを思うと、なかなか踏み出すのは難しい。

なので大好きな登山小説を読み漁り、登山雑誌を愛読したりで“在宅登山家”と、家の中で勝手に自称して楽しんでいる。

ま、せっかく、色々と知恵と工夫と情報を入手してきたのだから、そのうち、無理のない範囲で冬山に挑戦したいと切望している。

そう、これまでも「観る山」にもずいぶんと足を延ばしてきた。観る山を中心にウインターシーズンの雪山を楽しむのも大好きな山行のひとつ。

登らなければ「登山」じゃない?!という視野の狭い考えを捨て、美しい雪山にどう近づけるか?というのを調べ考える。

在宅登山家のやるべきことがらのひとつだ。

年末に、仕事で新刊モニターをやって得た報酬(図書券)で「山と渓谷」2025年1月新年特別号(税込み1650円)を手に入れておいた。

2大付録の一つ目は「2025年 山の便利帳」だ。

B5サイズの手帳!その中身はありとあらゆる登山のためのガイドブックになっていて、まさに「一家に一冊」よ(笑)

2つ目の付録は「日本百名山・二百名山・三百名山地図帳」だ。いつでも、山に登る時は「紙の地図」を携帯している。

年々、目が悪くなってきて、まったく見えない!(笑)こともしばしばあるが、スマホアプリだけでは、不自由な場合が多いものなので、あえて「紙の地図」にこだわってきた。

この付録の地図帳は、ずっと使い続けられる見やすさと情報の多さが嬉しい!

あとは、本誌もアレコレ楽しみな特集が目白押し。

と、雑誌一冊をとことん楽しむ「在宅登山家」なのだ(笑)

こうして、春の登山先を選びながら、登山ファッションやグッズの選定も楽しく、いくらやっても飽きないものなの。

わたしの同僚だった人が、いわゆる「陸サーファー」ならぬ「山サーファー」と、言い換えれるほど、普段の勤務でも上手に山ファッションを取り入れていた。

その彼女、虚弱体質で登山はしないのだそう!しかし、登山グッズや山ファッションが大好きで、自称・在宅登山家よ!って、いつも言っていたわ(笑)

わたしも、彼女に大いに感化されて、生活の中にも積極的に山ファッションやトレッキングシューズなどを取り入れて生活しているが、これが大正解!(さすがにザックだけは仕事に合わず、見合わせているが)

夏は熱を逃がし、冬は暖かい山ファッションは本当に重宝しているし、なにしろ、わたし的には可愛いくて仕方がない大好きなファッションになっている。

季節ごとの山ファッションをどこの物で揃えようか?ショップを覗くのも楽しみのひとつ。

年末にも道の駅・富士吉田に隣接する「mont-bell」を覗いて、ゆっくりとショッピングを楽しんだ。

購入したのはmont・bell名入りカラビナキーホルダー。可愛いお土産になった。

                ★★★

さて、登山の魅力について少々述べてみる。

登山の魅力は「一歩、一歩、自分のペースで」が基本で、「自分の足で行って帰ってくる」というシンプルな所が一番の魅力じゃないか?と考える。

休憩も自分のペースでたっぷりと取ってもいいし、すぐに下山してもいい。


普段の生活であくせくと目の前のことしか見えなくなると、周りの景色すら、ど~でもいいものに写る。

もうすぐそこまで来てる景色・絶景にも気づかないこともありかな。そんな時は、応急処置で、身近にある低山へ登る。

そして、鬱々とした気分を一層して、また頑張るのよ。


登山は、まったく人生と同じかもしれない。

山に行くと、山頂だけでなく、今、歩いている場所も同じ景色ではなく、どこも美しい。
陽の当たる場所も、うっそうと繁った光の届かない場所も、それぞれに美しいと思う。

一人一人の人生と極めて似ていると思うし、一瞬一瞬が尊く美しいのだと、生きていることへの素朴な感謝が生まれるものなのだ。

これまでの登山経験ですべて「解ったようなこと」は言えないけれど、人生が山登りに喩えられるのが、よ~く、わかってきた。

ということで、2025年の初登山まで、当分「在宅登山家」を気取る予定だという話を書いてみた。

それでは、また!

mont・bellのマスコットと夫(笑)2024年12月27日撮影。

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