【ブログ新規追加1309回】
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徳川将軍家の家紋は「三つ葉葵」、いわゆる「徳川葵」や「葵の御紋」と呼ばれるもの。
これは、徳川家の前身である松平氏が、所領の三河国にある賀茂神社の氏子だったことに由来する。
「葵紋」は京都の賀茂神社の例祭「葵祭」に端を発っする。
葵は神聖な植物として例祭で用いられ、神社の紋にもなった。
★★★
2月初旬、寒風吹きすさぶ中、青々と野山に咲き誇る「三つ葉葵=フタバアオイ」を探しに来た。
一見すると、どこにでも生息していそうだがそうでもなく、近場ではこの片倉城跡公園内で見つかっていた。
頭の中の山野草カレンダーでは、そろそろきれいな葉っぱが見つけられるであろうと、片倉城跡公園https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/009/p011931.htmlへ出向いた。
いつもの場所には株すらなくなっていたが、そこから50メートルほど離れた場所に「青々と」たった一株だが咲いていた。
あった!「葵の御紋!」と、小走りになってカメラを向けたのだ。
なぜ、この葉っぱが「徳川家」で珍重されたのか?
面白いお墓のサイトを見つけたので引用させて頂く。
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お時間許せば、ぜひサイトもご覧あそばせ。
やっぱり、たった一株でも「葵の御紋」に出会えたのはラッキーとしか言いようがない。
この日(2月6日)も本当に寒かった。
だいたい、ここは山城で枯れていても深い森で薄日が差す場所を選んで登ってきた。
山道は霜柱の川・・・よ。滑らないように夫がペンギン歩きで歩いていた(笑)
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公園入口にある池も凍っていて、錦鯉は氷が解けている場所に集まってひらひらと泳いでいた。
あまりの寒さにおののいたのか、野鳥にも出会えず。
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と、こんな真冬枯れのなか、「葵の御紋」だけは青々、つやつやと咲いていた。
なんだか、希望というかファイトが湧いてきた!
年度末の仕事に追われて、疲れが込んできていた。そんな時は「山野草ハンター」になって、春の先取りをするの。
そうすると、自然の正しき摂理に触れて、「ああ~~~、また頑張ろう!」と、思える大切なアクティビティとなってきた。
嬉しい春が、確実にひたひたと近づいてきた感じ。
それでは、また!
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『SunTAMA Style』2021年2月7日記事
『SunTAMA Style』2024年2月7日記事