休日の効果的なリラックス習慣~スキルになる実践方法【健康・リラクゼーション術】

【ブログ新規追加1316回】

リラクゼーション」とは?

ある記事を読んで興味が湧き、まとめてみた。

リラックス=リラクゼーションは、まさに、自分の権利だと捉えて優先して取り入れる人もいれば、「仕事をある程度たくさんこなしたり、タスクが完了したときだけのご褒美」と考える人も多い。

わたしも後者かも。つい、温泉やマッサージ(エステなど)ご褒美と考えてしまうから(笑)

しかし、多くの人が見落としているのは、リラックスはスキルの1つであるという視点だ。

そして、リラックスすることがスキルであるならば、ほかのスキルと同様に、学んで定期的に実践すべき。

というわけで、リラックスに関する認識を捉え直すために、考慮すべき点を書き出してみた。

世間では、仕事と家庭両方において生産性がますます重要になった現在、仕事をしていない時間は非生産的な時間と見なされ、怠惰や贅沢だと考えられがちだ。

その一方で、仕事のし過ぎ(いわゆる燃え尽き症候群とその予防策について)の議論は尽きることがない。

たとえ仕事で燃え尽きないために休息が必要だとしても、いつも多忙な状態にある人が、「一瞬でリラックス状態に切り替えて充電をはじめるのは難しい」と考えられているのが常識だ。

以前、ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、Farhad Manjoo氏が意見記事で次のように主張した。

「リラックス」というのは、文字通り、意図的かつ物理的に筋肉をリラックスさせることであり、学習と実践の両方が必要なスキルなのだと。

わたしは、「へえ~~~、驚き!」と、とっさに思っちゃった。

彼の洞察の多くは、リラックスに関する広い概念にも当てはまる。Manjoo氏はさらに次のように述べている。

私はリラックスをスキルと考えるようになった。

リラックスすればするほど、体のどの箇所に緊張する傾向があるのか、その筋緊張がどのように感じられるのか、気持ちをさっと切り替えるときにどのように筋緊張を緩めるかをもっと学ぶことができるのではないか?と。

そこで、リラックススキルを学んで生かす方法とは?

Manjoo氏が語った筋緊張を緩めるエクササイズや、仕事モードから抜け出すトレーニングなど、リラックスに関する効率的な学び方や実践方法はこれだ。

対処方法① リラクゼーション紹介講座〈2〉
ワークシステム・サポートプログラム
漸進的筋弛緩法

参考資料→https://www.nivr.jeed.go.jp/center/report/h3iskd000000257r-att/rirakusiryou7-2.pdf

Manjoo氏がニューヨーク・タイムズ紙の記事の後半で説明しているほかにも、ミシガン大学、メイヨークリニック、トレド大学のサイトでも解説されている。

「リラックスを目標にする」「仕事に夢中になっている脳をリラックスさせるための戦略」だそうだ。

リラックスタイムを構造化することで、リラクゼーションをスキルに変える方法だと言える。

                ★★★

リラックスがスキルである!という発想はこれまでのわたしの頭の中にはなかった。

なるほど、筋肉を意図的に緩めること自体がスキル(技術)のいることなのね。

そういえば、わたしは月2回ヨガのレッスンに通っているが、そのレッスンの中で、先生が「ゆっくり肩や首の力を抜いて・・・」とかよく言うんだけれど、そのポーズでは「肩や首」の力を抜くなんて絶対にできない!というか、できていない。

いつも、ポーズの形にとらわれて、ガッチガチの肩や首になっている感じ。

しかし、そのガッチガチも小1時間もレッスンを続けていると「あ~ら不思議、身体の芯から緩やかにリラックスしている!」と、気持ちのいい状態になるの。

たった1時間で、身体がほぐれて、気持ちがリラックスして落ち着くレッスンは本当にやめられない。

また近頃は、休日に「どこにも出かけず、ひたすらゆっくりと過ごす」のも最高のリラックスになってきた。

とにかく、平日は「仕事・家事・お付き合い」をがっちりと詰め込んだ毎日を送る。

年に数回出かける旅もほぼ平日に行く。

土、日は家族のための日として空けておいているがそれも季節に数回、頻繁ではない。

で、土曜日の午前中に翌週分の食材を大方買い込んだら、そこからリラックスを目的とした休日が始まる。

どれだけ寝ても眠れるぐらいの疲労感を感じても、寝だめはしない。

少しづつ家事を休み休みこなすうちに、徐々に疲労が抜けていくのが気持ちいい。

そして、夜、一杯の美味しい「お酒」がリラックス最大の目的でもある。お酒も今では、土・日のみで身体に堪えない程度になった。

さしずめ、「休日にわざわざ出かけない!」ことが「わたしのゆるゆるリラックス法」かしら(笑)

ま、人それぞれの弛緩方法があるだろう。

それを「独自のスキル」と認めてリラックス法としたらいいのではないだろうか?

なんか、特技が増えて嬉しくない?

10人いたら、10通りのリラックス法があるはず。

それぞれが自分の好きなやり方で、身体も心もリラックスしていこう!

今回は「リラックスはスキル」であるという話を書いてみた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年2月26日記事