【ブログ新規追加490回】
ブナの原生林を歩く・・・ずっと憧れていた。
意外にも東北方面だけでじゃなかった。この東京にもあった!(三頭山と日の出山)
9月月末。仕事も多忙だが休みを取った。紅葉と展望が素晴らしい奥多摩十座は10月~11月が最高に混む。
天邪鬼だけど、紅葉を外しても見たい山は「三頭山」のブナ原生林だけだった。
今日は念願叶って紅葉前の緑が眩しいブナに会いに行ってきた。
写真でルートをたどろう。
① 三頭山登山道は「都民の森」の中にある。
② 登山中、「森の巨木」に出会う(トチノキ・胴回り6,7m)
③ 「都民の森」には、樹木を加工したり、森の保全を促進するために「森林館」が併設されている。昨年、訪れた時は「ヒノキ」のくずをもらってきて、家でヒノキ風呂をしたのだ。
④ 東京都が中心になり全国に普及させている「森林セラピー」の実験ロードをトレッキング。ヒノキやコナラの粉砕チップを敷きつめた登山道だ。
すこし、湿ったウッドチップは、いい香りをまとってふわっふわな歩き心地。
⑤ 三頭山ならではの花は「ヤマトリカブト」猛毒を持っているが、花はとても美しく香りは藤を思わせる。
ここで、わたし達は気づいた。
「梢口峠」を目指していたのに、どうらやもうひとつのルートに来てしまったようだった(泣)
今日はお天気も総曇り。
⑥ 気を取り直して、滝と吊り橋方面へ向かった。
⑦ 巨木に出会う。ケヤキ(胴周り3,1m 高さ20m)
⑧ ブナの路を選んだばかりに、ここからが難行苦行の岩沢登りルートが始まった。
穏やかで平坦なウッドチップの道はもう、どこにもない(泣)
➈ 巨木を見つけた。カツラ(胴周り5,7m)
⑩ やっと、山頂にほど近い「ムシカリ峠」に到着。標高もすでに1500m越え。(ここまでで、2時間)
⑪ 「三頭山」の山頂は3つある。その中で、最高峰の中央峰(1531m)にだけ登ってきた。山頂付近はガスが発生していてとっても幻想的!
⑫ すでに13時を回っていた。急いで「見晴らし小屋」へ。ここでランチをする。
メニューはシェラカップレシピから「ガーリッククリームスープ」と「長ネギチャーハン」「セブンのレーズンバターロールと千切りキャベツ」だ。小屋で急いで調理し、急いで食べた。
• ガーリッククリームスープのレシピ
材料(1人分)サラダチキン60g、クリームチーズ2個、牛乳150ml、じゃがピー8本、ドライにんにく、ドライパセリ適量
作り方 ① サラダチキンは食べやすい大きさに切る。② シェラカップに牛乳、ドライニンニクを入れてバーナーで煮る。そこにクリームチーズを入れてスプーンでよくかきまぜ、ほぐす。③ チーズがとけたらじゃがピーを加え1分煮たら出来上がり!
※ 材料はすべてコンビニ調達。山登りを少しでも楽に、ご飯を美味しくする方法。
9月でも、もう山は完全に秋冬モード。温かい食事はなによりの御馳走!
⑬ 急いで下山。
山の夕方ははやい。14時過ぎまで見晴らし小屋で休憩していたが、慌てて下山の支度をした。
途中、道に迷った!と、見知らぬ男性から助けを求められた。その方も一緒に下山。ちょっと冷や汗をかいた。だってその人一人だったら、間違えたまま遭難するかも?!だったのだから。
そんなこんなの、フル登山も無事故で下山できた。(10時~16時までゆっくりコースを登り歩いてきた)
下山後、山バッジを忘れず購入(笑)
山頂のガスに煙るブナ原生林が見られて良かった。
植物が発するフィント(香り)を存分に味わえた「三頭山」のフル登山。
明日は筋肉痛確定!
「秋雀 騒ぐ案山子に 伺う機」
秋の稲田や畑に群る雀、頭を使う彼らは陰に隠れて機会を狙っていますが、騒がしい案山子たちには、さすがにたじろいでいることでしょう。やっぱりセキュリティは大事かな。
帰りの猿軍団!びっくりだった(驚き)