【ブログ新規追加498回】
この夏、確実に体の内側から変わった「あること」を書いて残そう。
それは、12年前に発症した脳出血からの後遺症で血流の悪さから、足先、手腕が異常に冷えてしまう症状に12年もの間、悩まされてきたのだ。
真夏でも厚手の靴下を履き、腕にはロングの腕カバー(これは手のひらまでカバーできるモノ)が手放せない。(外出時には外す)
後遺症だから仕方ないじゃん!と、ずうっと放置したままだった。
それが、ここ数年、山(低山)や丘陵(里山)トレッキングを毎月3~4回のペースで続けてきたところ、なんとこの夏には「厚手の靴下」をまったく履かなくなっていた。
それでも、手腕の「冷え」は未だ変わらずだが。
今では、裸足でも平気なぐらい「冷え」が遠のいた。
これには本当に驚き!明らかに下半身の強化に繋がっていると感じる。
で、さっそくトレッキングと体への効果を調べてみた。
⦿トレッキングの効果3選
① 筋力アップ
トレッキングとは、舗装されていない山道をアップダウンを繰り返しながら歩くのが基本で、平坦な道ではない分、明らかに下半身への負担が激しい。
大腿と下腿を定期的にトレーニングしているようなものだ。個人差はあるもののやっていなかった時よりもやり続けている時は確実に筋力がついている。
初めは、少しの登りでもヒーヒーだったのが、慣れて筋力アップされてくると、疲れはするものの、どんどん自動的に登れるようになる。
② バランス感覚向上
山中トレッキングの場合、石や岩がゴロゴロした道や、獣道、樹木の根っこが露出した道を登ったり下ったりせねば尾根は歩けない。
普通の舗装された平坦な道しか歩いたことがない!っていう場合は、びっくり仰天されるだろう。
そういった、いわゆる悪路を歩くには「体のバランス=体幹」が何より大切だ。
重いザックを背負っている場合などは、後ろに転倒してしまわないように注意する。
こういった、通常の歩行で使わない筋肉を使えることで血流がよくなりコリが解けて、体のバランスがとりやすくなるのだ。
また、脳の話だが、山中トレッキングのような非日常では、小脳が著しく働き(普段あまり使わない部分)それによって頭がスッキリするといった恩恵がある。
頭がモヤモヤする~とかいう場合、近くの公園で(アップダウンがあればなお良し)緑の中で散歩をするだけでリフレッシュできる。
③ トレッキングは有酸素運動である
運動負荷は舗装された道をあるくよりも遥かに効果が高い。
緑の中を歩くだけで心肺機能にも良い影響があるといわれている。
普通の駅や建物の階段で息が切れるという現象が、山中トレッキングを続けていくと、心肺機能が鍛えられて、階段で息が切れなくなる。(これは営業で歩くわたしの実体験から)
★★★
トレッキングに「ハマった」わたしが感じる3つのトレッキングの効果を上げてみた。
山は動植物が生息する場所で、ほぼ平坦な道はない。凹凸はあって当たり前で、登るのも下るのもそりゃあ大変だ。
しかし、トレッキングは青々とした緑の中を歩く。森林限界の高山でもないかぎり、ほぼ森の中では直射日光を浴びずに済む。
そうした歩く者優位な状況で、習慣的に登ったり下ったりすると、心身ともに体の内側から清々しい気分に満ち溢れてくるのだ。
たぶん、わたしの「冷え」も血流のめぐりが抜群に良くなったことで解消できたようだ。しかも、いっぱい食べてもまったく太らない(笑)
体を温める筋肉を鍛えて増やし、体のバランスを整えて、有酸素運動で心肺機能を鍛えられる山中トレッキング。
いい事ばかり。
で、実際に登ってみれば、筋力が足りない!持久力に欠けるとか骨がきしむなどの体のウイークポイントが気になれば、食事やサプリメント、医療機関で補強すればさらに、元気な登れる体ができてくる。
ウォ―キングをやっている方はトレッキングもやってみて!
わたしのように「冷え」が緩和する場合もあるし、緑の中を歩くのがどれほど贅沢な行いか体感するハズ。
トレッキングで本当の心地よさを得よう!
「秋晴の 心変わりか 処し難し」 清流子
もう晩秋に差し掛かろうかというのに、季節外れの暑さが続きます。晴れたかと思うと一転ヒヤッとした曇り空が広がります。政界では落ち着かない日々が続きますが、これもサスティナブルと言えるのでしょうか。不安定は困るぞよ!体幹・体調も同じだね。
体幹=インナーマッスル大事( ´艸`)