【ブログ新規追加562回】
「山に行きたいな」
そう思った時に、サッと気軽に山の道具を用意できるようにしておくのが山との距離を近くするコツのひとつだろう。
家の中での山道具の保管も、カビないようにいつも風通しよくしてきたつもりだ。
先日も、朝の市場での買い物の時、八百屋で市場かごを下げた男性のお客さんが、「この空いたりんごの木箱、どーするの?もらっちゃってもいい?」と、聞いていたんだ。
わたしは、耳ダンボでずうっとそのやりとりを聞いていたら、その男性は「この木箱に山登りの道具やキャンプの道具をとりあえず入れておくのにいいんだ」と言われていた。
な~るほど。
りんごの木箱に山道具を入れて保管か・・・。うん、いい。
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9月からの家中の不用品を整理して、売ったり、捨てたりして空いたスペースに我が家らしいキャンプや山道具の収納・保管をし風通しなど現在、検証中だ。
ある山の本で素敵な山道具収納スタイルの記事を見て、ハッとした。
DIYの世界だ。この記事ではツーバイフォーという角材と有抗ボードでDIYしたお手製の壁かけ山道具収納を作成したという。
部屋の穴を開けずに作れるから賃貸でも大丈夫よ。
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道具の定位置を決めておくことで忘れ物が各段に減らせる。
いつでも一緒に歩いてくれる相棒たちへの愛着も沸くし、次の山を目指すために道具を眺めているだけでニヤニヤ(笑)
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最後に
わたしの山道具の収納場所は、ザックの中。
ボンベ、コッフェルセット、サングラス、手袋、複数のカトラリー、ヘッドライト、コンパス、風よけの簡易リフレクター、ブランケットなどをザックの中に入れて収納している。(忘れ物防止)
これに、あとは行き先の地図(紙)や食材、水なんかを追加すれば山行の装備となる。
以前、上高地(標高1500m)の山開き(毎年4月27日)に参加した。4月も末だから何の装備も必要ないだろう・・・と、思って手袋、ブーツで雪原を歩いた。
雪原の状態は、山開きの時期でもまだ真冬。本当なら軽アイゼンやトレッキングポールも必須だった。
それがないが故の難行苦行(笑)
本来なら、大正池から梓川沿いに続く河童橋まで約1時間ほどで歩けるのだが、2倍の2時間を擁してやっと、ハイキングコースのゴールへとたどり着いた。
あれから、やっぱり適切な道具の必要性を肌身で感じている。
今日は、仕事を終えたら、安いカラビナを買いに行こう。カラビナをひとつ持っていれば、どこにでも荷物や自分の身さえも支えられるんだもの。(カラビナなどの山道具の話はまた次回に)
そう、こんな小さな道具もわたしはまだ、ぜんぜん用意できてないんだ。
トップの写真は、夫に10年前プレゼントした「時計付きカラビナ」だ。
今でも愛用の品らしい。毎日使うバッグに携帯している。
いいものをプレゼントしたよ(笑)
と、いうわけで今朝は山道具の収納と必需品を整える話を書いた。
かたずけは楽しいし、次の欲しいものが見つかる作業だ。
いつか、部屋の壁に道具の陳列をしれっと、やりたいものだ(笑)
「仲冬や 時足早し 忙しけれ」 清流子
小雪から15日後の大雪は本格的な降雪が始まる節季、寒気が押し寄せ熊が冬眠し始めます。暮れも押し迫ってきました。抜かりなく整理して心して過ごしましょう。