【ブログ新規追加561回】
昨日、レビューした『フランス人は10着しか服を持たない 1 』書籍の文中で、最も実践に適した「季節折々の厳選10着」を紹介している章がある。
質、流行にマッチした服を少数持って、それを上手に組み合わせる方法だ。
実は、わたしも昨年の9月、この書籍に習って自分のワードローブを徹底的に処分して、トレッキングやアウトドアに特化したクローゼットを作り上げた。
今では、着ていない服は一着もなく、ケとハレも分けてはいない。
その後、服選びに迷う時は「お天気・気温」のみのシンプルなスタイルになった。
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さて、『フランス人は10着しか服を持たない』から、季節折々に用意したいワードローブの種類と枚数を引用してみよう。
• 春
ブラウス(3枚)薄手のセーター(2枚)白のジーンズ(1着)ゴールドブラウンのパンツ(1着)薄手のニットワンピース(3着)
※ 春用のエクストラアイテム→Tシャツ、薄手のカーディガン、トレンチコート、薄手のジャケットやブレザー、薄手のスカーフ、サンダル、バレエシューズ、アクセサリーは自由に。
• 夏
ブラウス(3枚)白ジーンズ(1着)ライトデニムジーンズ(1着)サマードレス(4着)スカートもしくはパンツ(1着)
※ 夏用のエクストラアイテム→Tシャツ、重ね着用のタンクトップ、薄手のセーター、薄手のカーディガン、ジャケット、ボリュームのあるスカーフ、ビーチウエア、サンダル、(エスパドリーユや皮製のも)アクセサリー、サングラス
• 秋&冬
ブラウス(2枚)セーター(1枚)濃紺のジーンズ(1着)黒の細身パンツ(1着)ワンピース(1着)
※ 秋&冬用のエクストラアイテム→Tシャツ、セーター(通年3枚で足りない場合は補充)ジーンズ(これも足りない場合のみ補充)カーディガン、スカーフ、手袋、ジャケット、厚手のコート、タイツ、ブーツ、バレエシューズ、少しヒールのある靴、アクセサリー、サングラス
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※ 某雑誌の一枚。我が家のゲーミングチェアで撮る(笑)
季節折々のシンプルなクローゼットを作るのには、これだけ必要のようだ。
また、読んでみてお気づきかと思うが、同じアイテムが多い。それは、季節をまたいで使うアイテムという意味だ。
(例えば、春用のブラウス3枚と夏のブラウス2枚は長袖と半袖でそれぞれ必要枚数かもしれないけれど、春用は2枚を長袖、1枚を半袖にカスタマイズすれば、夏用には改めて半袖ブラウス1枚を新調すればいいこととなる)
必要枚数は、とても個人的な数字。
これは、「自分のファッションを見直してクローゼットを活き活きさせる」ためのリフレッシュ法であるから、ファッション入れ替えのテクニックのひとつだと考えてみよう。
わたしも、習ってやってはみたけれど、枚数はすべて自己流。
例えば、厚手のコートとか持っていないけど、登山用なら先日買ったばかり。スカーフや手袋もすべて登山用品だ(笑)
しかし、それを仕事にも使う。兼用するつもりでしか買わないようになったんだ。
必要ないアイテムは別のものに置き換えてみるのが良さそう。要らないっと削ってしまうと、代わり映えのしない装いになりかねない。
あくまでも自分のライフスタイルに合わせた、アイテムと必要枚数のセッティングをするのが大事だ。
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「自分のファッションに飽き飽き!」とか、「自分の服のセンスをまるっと変えた~い!」などという人には、この「季節折々の厳選アイテム10着」をエイヤ!っと、お試しあれ。
がらっと変われるかもしれないし、自分のためのお買い物に興じるのもコロナ鬱を吹き飛ばすいいチャンスかもね。
(トップの写真は4年前の京都・祇園のエルメスで写したもの。もちろんお買い物せずよ・笑)
T
あくまで目標は「自分らしいコーディネートを見つける!」だから。
「凛として 立ち向かわむか 寒桜」 清流子
時代の波に翻弄されて右往左往していては新たな飛躍は程遠い。それには確かな羅針盤が必要だ。方向を定め勢いを付ける決断力がキーとなるだろう。大きな津波(困難)には変毒為薬のガイドが有効だ。
翻弄される日々( ´艸`)