【ブログ新規追加566回】
一昨日、楽天市場で購入した「軽アイゼン」(※チェーンスパイクともいう)が届いていた。
夕べ、トレッキングシューズに早速、装着して履いてみたら、「あら~~~、これはいい感じ。足元がぐっと安定するう!」って、新しく楽しい気分になったんだ。
身長も3㎝ぐらいアップして景色も変わったよ(笑)
ここで、軽アイゼンの簡単な説明を。(わたしの買ったアイゼンは19歯)と類似(11歯)の画像拝借↓)
本格的な雪山登山で使用されることが多い通常のアイゼンに対して、爪の数が少なく、比較的雪が少ない場所や夏山の雪渓などで使用されることが多いものは「軽アイゼン」と呼ばれている。
雪山用のアイゼンは靴底の硬い靴にしか取り付けられないが、軽アイゼンは靴底の柔らかいトレッキングシューズにも着用することができるのが大きな特徴だ。
資料先→https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=583 (スノースパイクの選び方 montbellより)
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軽アイゼンはスパイクとは違う。
スパイク(シューズそのものにピンのついたもの)を、履いていたのは45年前じゃないかな?
中学の頃、部活動で陸上部だったわたしは、主に短距離を中心に走っていた。
そして、中学3年の夏、最後の都大会に出場することが決まった。
その時、初めてミズノのスパイクを購入した。
はじめはスパイクなんて要らないんじゃないか?と、思ったのだが、実際に予選会の時、他校の選手の足元に釘付け!
だって、ほとんどの選手がスパイク履いていたんだもの。軽い驚きと、その日すっ飛んでスパイクを買いに行ったのだ。
実際に履いて走るのと、履かずに走るのでは雲泥の差があったのよ。
それでも実力不足で、ベスト3には入れず(泣)中学3年の夏はそこで終わった。
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車のチェーンも同様だ。雪や凍った道の怖ろしいことったらない。
また、昨年の明神山での圧倒的な高さの霜柱が続く登山道は、決して登山靴で登れなくはなかったが、滑りやすく捕まるところのないすすきの草原では、下山のことを考えるだけで怖くて、到底無理だろうと察知した。
あんな状態の時、トレッキングシューズに簡単装着できる「軽アイゼン」を持っていたなら、多分、頂上まで登ったのだろう。
また、リベンジしよう。
山の天気は著しく変わるものだ。オミクロンで今後の登山がどうなるのかはわからないけど、山行では標高に関わらず「軽アイゼン」の使用頻度が上がるだろう。
というわけで、わたしのザックにまたひとつ、「軽アイゼン」というお守りが追加されたという話。
安全を期する中にも、山道具に魅せられているこの頃だわ(笑)
「大寒の 鍛えやありて 果報あり」 清流子
怠りなく準備し極寒のなか何度も鍛錬してこそ、スジの良い結果を得られる。どんなことでも修行ありて初めて効果は大きい。厳しい時期こそ鍛えのチャンスなのだ。
大寒の果報はお仕事( ´艸`)