【ブログ新規追加609回】
今年、アップデートしたいのは「リズムのある文章」を常に書けるようになりたい。
※ アップデートとは→(update)とは、本来はコンピューターでソフトウエアの内容を、より新しいものに変更すること、いわゆる「更新」だ。不具合の修正や小規模の機能追加を目的としてアップデートは行われる。
ちょっと、大げさかな?
毎日、こうして好き放題、自由に文章を書いてブログをアップしているが、そろそろ、文章のアレコレにこだわりを持って書こうとか考えているのだ。
ここで、リズムの「よい」文章だと思える簡単な雑文を書いてみる。
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「わたしの推し‼山のはなし」
50代になってからトレッキングにハマった。仕事尽くめでいつも疲れていたわたしだったのに、信じられない大きな革命だった。「こんなに山が好きだったんだ!」「これからの行楽は全部景色最優先!」など、アウトドア一色の暮らしに急加速して行った。
山歩きの一番の魅力は、誰とも競争せず自分のペースで歩いたり、タイムコースを決めて登ることなのだ。この「誰とも競争しない」という視点は、50代になって身に着いた「自分らしく生きる」という大事な視点だ。
もう、自分が憧れるのはアイドルでもなくTV俳優でもない。優雅に雪を携えた八ヶ岳や南アルプスの景色が「推し!」なのだ。たぶん、この先、わたし自身が槍ヶ岳やジャンダルムに登攀することはないだろう。
たとえ、登攀できなくともそばに行き眺めたり、麓を巡りトレッキングできれば幸せだ。そこまでハマりにハマった「山の景色」なのだ。
もう少し若ければ、流行りの登山You Tubarの動画を観まくって「自分も!絶対に登る!」と鼻息は荒かっただろうね(笑)
しかし、わたしはもうその域ではなく、常にケガをしないように「平衡感覚」に気をつけ、無理をしないで済む山しか望まない。この判断がどれだけ賢明に働くのかは、今後さらに年を取る中で気がつくはず。
どうやって、美しい山並みを観に行けるか?どこまでも自分を追い込む登山はしないが、意外なほど低山でも絶景が望める場所が日本各地に点在しているのはもう調査済みよ(笑)
「山の景色」を堪能するために、山へ行く前日は「お酒」は飲まない。万全の体調で登り、歩き回りたいのだ。
山に出会ったことで、わたしの人生は大きく変わったけれど、元々、心の奥底に横たわっていた「やりがい」「美しさ」の両方を携えた山歩きは生涯、わたしの人生を彩りつづける。
それがいいし、そうありたいから、わたしの推しは「山」で行く。(825文字)
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1000文字の予定で、ざあっと勢いをつけて書いてみた。
リズムを「良く」書く・・・という観点から、一文書いたら「声に出して読んでみる」音読を必ずやりながら書いて行った。
音読は面倒だと思われそうだが、実際、わたしが2020年に発刊した電子書籍は全編を50回の音読と100回の読み下しをやって出版したものだ。
これは、お世話になっている出版社の編集者からお願いされた作業だった。きちんと音読や読み下しをやったので、リズム良くなった上で発売できたのだ。
音読がスラスラとできる文章はたいがい、ムダな装飾が少なくスッキリと改行されている。次の2点がリズムよい文章になるポイントかしら。
• コラムやショートを書く場合は、音読を活用すべし!(声でリズムを確認しながら書く)
• 音読すれば句読点のつける場所が明確になり、(改行のくせもつく。ダラダラ文章、詰め詰め文章はリズムを生まないので)
音読を味方にしてね。
「天心の 十人朋あり 寒椿」 清流子
天のように大らかに、いつも見守ってくれる心友が10人も居ればいい。ちょうど寒椿の花言葉:謙譲の美徳に包まれたようで、それだけでその人は人生の勝利者だ。