【ブログ新規追加616回】
わたしは、水面下で物事が進んでしまうやりかたが大嫌いだ。意外だと思われるかもしれないが、忖度せず言いにくい相手にこそ、事前に話をしておくのが最も大事だと思う。どんな関わりや仕事でも一人では成し遂げられないのだから。
だから、時系列で、どのタイミングで重要な案件を伝達するか?が大事だと捉えてきた。
(なぜ、こんな話を書いているのか?と言えば、わたしには言いにくい話を真っ先に伝えず、いわゆる「つんぼ桟敷」状態にされたことが、仕事や人間関係の中で幾度か起こったからだ。わたしは、とても「カン」がいい。何かが起こっているな?何かが進んでいるな?という場合は、だいたい暗黙で察知できるの)
そんな時に、誰にどういう話を持ち掛け、案件を遂行するかが、リーダーの手腕が光る場面だろう。
1月は、こういたった仕事の上での上下間のやりとりがいつになく頻繁だったので、とりまとめておく。
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今回、素晴らしい対応を下さった上司(35歳、既婚女性・5歳の子持ち)は、年頭に言葉なく、わたしのスケジュールに半日出張の予定を入れてきた。このスケジュール調整がわたしを「もの言う自分」へと変えてくれたのだった。
「カン」のいいわたしは、「これは異動のタイミング」だと気づいたんだ。
で、異動はわたし?他の誰か(例えば上司)など。これは、結果は両方の異動の話が絡む新しい案件への関りだった。
1月は、この案件だけで4回あまり現場へ出向き、状態を整えていつでも引き渡せるように仕込みを続けていた。
この間に、わたしは上司と真っ向勝負のつもりで、仕事状況やわたしの本意を丁寧に伝え続けたのだ。
上司は「そういってくれてありがとう」「言ってくれたことに感謝」と「次の案件への具体的な話」までしてくれて、再三に渡り賞賛のメールまで下さった。
春には次の案件へと進める段取りもーつけられた。しかし、わたしの快進撃はこれだけでは終わらず。
わたしには、直下の上司がもう一人いる。20代後半のさわやかな女性だ。彼女にも今まで、話してはこなかった仕事の考えや、今後の先行き改善を「一緒に考えて欲しい」との懇願を依頼した。
実はわたしはとても相談ベタ。相談しないで何でも自分で決めてしまうのが一番悪いくせだとずうっと感じてはきたんだ。
ビジネスマンが長かった夫にもアドバイスを受け「伝えたい真意は、はっきりと、わかりやすく、端的に」とメールでの意思伝達の極意を教わった。
何回も文面を書き直して、絶好のタイミングで上司に重要メールを送ったところ、すぐに「わかった!」と、返答頂いた。
「大事な場面では相手を信じて頼る」・・・クタクタになるほど神経を使ったけれど、相手にはちゃんと伝わるものなんだと、改めて「気持ちを伝える」大事さを知った。今後の改善が楽しみ🎶
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今後も、「もの言う自分」を恐れずにやっていこう。
「あなたならどう思う?」「わたしはこう思う」と。
こんな会話が日常となり、小さな集まりでも大きな集まりでも、互いの意見の集約でものごとが進んだり、改善できるなんていうのが「素敵」だと思うよ。
もの言わぬ自分から意見をきちんと精査して言う自分に変われたら、社会の何かを変えられるのかもしれないね。
そこにあるのは、「忖度」じゃなくて「現場愛」だし、もの言っても失うものなんかない!と言い切れるから。
さ、2月が始まった。
戦うわよ(笑)
※ 近所の公園では、春を告げる「黄色い植物」がわんさか咲いていた。(福寿草・日本水仙・蜜柑・パンジーやビオラ)
写真は福寿草、日本水仙・蜜柑の樹。
「吾信じ ウィッズコロナの 春を待つ」 清流子
自身の内発力を信じ抜き、知恵を絞って難をのり越え新境地を見出していきたい。如何にしてもコロナを逆活用して乗り出したいものだ。冬は必ず春となるとな・・・