【ブログ新規追加622回】
「●●と⦿⦿と私」とかって、昔、歌にもあったけど、インパクト大なタイトルになるね。
男性漫画だけど、27歳のOLが主人公のとっつきやすく読みやすい漫画だ。
で、今回は1巻から10巻まで一気に大人買いしちゃった(笑)
『山と食欲と私』信濃川 日出雄・著
さっそく、コミックのレビューを書いてみよう。
• 簡単レビュー
会社員の日々野鮎美(27歳・独身)は、「山ガール」と呼ばれたくない自称「単独登山女子」だ。なぜ、単独=ソロに徹しているのか?それは、人見知りが激しいからだそう。
美味しい食材をリュックにつめて今日も一人山を登る。(平日は炭水化物・禁で、金曜の夜からどんどこ炭水化物を食べる食生活だ。それもこれも、山登りに適した体を作るためだ)
欲張りウィンナー麺、雲上の楽園コーヒー、魅惑のブルスケッタ、炊きたてご飯のオイルサーディン丼等々。
読むとお腹が空くし、断然、山に登りたくなる!
WEBマンガサイト「くらげバンチ」で最速で100万アクセスを突破したアウトドア漫画の決定版が誕生した。
★
この漫画に出会ったのは、アウトドアショップ(Wild One)でのこと。軽妙なタッチの画風に山登りの知識やスキル、男女のそれぞれお困りネタなどが満載で、わたしが一番グッときたのが、「山飯」のバリエーションの多さ!
ああ~~、この漫画全巻欲しい!と思って数ヶ月が経ってしまったが、1月末、重い腰を上げて探し始めたんだ。もちろん「ブックオフ」で(笑)
初めからオンラインで探さず、リアル店舗を数件回ってやっと見つけたので買い占めてきた。(丁度、20%オフの日で1冊分が只になったよ・ほくほくだね)
現在は15巻まで出ている。新しい分は新品で購入しよう。
毎回の山行でのご飯比率はうなぎのぼりだから、メニュー開発のお手本にしてみたい。
意外だけど、あの登山女優の市毛良枝さんは、山飯はやらなかったそうだ。常に行動食(軽いお菓子)だけで山を登る。
理由は、麓の美味しい料理を存分に味わうことや、登山時の荷物を極限まで軽くしたかったのだそうだ。
そうよね。わたしのザックの中も大半が「山飯」関係のものばかりだ。一番重いのが「水」だ。飲み水やラーメンなど調理に必要なものだ。だいたい、一回の登山で2ℓを背負ってる(笑)
水に当たる場合もあるから、現地で汲むとかは絶対にやらないで、家で水道水をペットボトルに詰めて登ってきた。
と、こんなわけで、山と飯、登りのスキルと知識満載の一冊となっているのだ。
また、主人公が人見知りのOLさんで、平日の職場の話も面白い。
毎週末は山なので、炭水化物を調節しながら摂るロカボもやっているとか、筋トレになるような通勤の仕方など、すべてが山登りに繋がるお話になっていて、めっちゃ楽しい。
さて、わたしもこれ読んだから、2月の山行先を決める♪
「災難も 肥しならむと 麦を踏む」 清流子
ふいに降り注いできた難をも、我がこころの栄養として咀嚼し、次のジャンピングボードにする。そんな麦のような強さがある人は、平凡だけどキラキラして美しいと感じますね。
麦になる( ´艸`)